2008年07月19日(土)
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題名がありそでなさそな音楽会♪ |
うちの子、最近、暇さえあれば歌っているし、機嫌がいいと踊りも付く。
驚くのが、ほんの2〜3回くらいしか聞いていないはずの曲も、うまいこと覚えて、 知っている部分をつなげて歌っていたりすることがある。 「あれ? これ、どっかで聞いたような・・・・」と、あたくしが思い出そうとしているそばで、 「おかあさんといっしょ」が始まったりすると、そこから流れてくる新しめの童謡だったり、 その日思い出せなくても、何かの時にふっと耳にしたCMソングでした〜、なんてことが 本当にしょっちゅうあるので、彼女の記憶力には、日々脱帽しっぱなし。 間もなく2歳になるのですが、この時期の子どもの能力って、ホント、計り知れないのね。
そんなこんなで、今日も独唱会がいきなり始まる。
「くぅ〜ちゃんはねぇっ くろわってゆ〜んだ ほんとわねぇっ」
(歌ってる、歌ってる) (ちなみに、コレ、童謡「サッちゃん」の替え歌)
「だ〜け〜ど ちっちゃいかぁらぁ じぶんことぉ くぅ〜ちゃんて ゆ〜ぅんらよ
かわいぃぃねぇっ♪♪♪ くぅちゃんっっ( ̄^ ̄)」
(最終的に自画自賛する、すごい替え歌(笑)。どうやら本人も「かわいい」の意味は理解している模様)
「くぅちゃんはねぇっっ♪♪」
(え???)
「まぁななぁがだぁ〜いすき ほんとわねぇっっ♪♪」 (注:バナナが大好き、ほんとはね)
(に、2番・・・・いつの間に覚えたの( ̄▽ ̄;) そして、偽りの状態では一体何が好きという設定なんだ、君は(笑))
「だ〜け〜ど〜 ちっちゃいかぁらぁ じぶんのことぉ くぅ〜ちゃんてゆぅ〜んだよっ」
(い、1番に戻るんですかいっ!!)
と、まぁ、こんな具合にいきなり始まり、全部歌い終わらなくてもいきなり強制終了するのも、 彼女のリサイタルの1つの特徴でもあるわけだが。
「そらにきらきらおほしさまぁ〜〜♪」
(おもちゃのチャチャチャかぁ・・・・そういや最近、テレビでやってたな。気に入ったのか。そうかそうか。)
「みんなしゅやしゅや ねるんだよぉ〜♪♪」
(プププッ(* ̄m ̄)ノ彡☆ばんばん!! 寝かしつけ御苦労っ!!!(爆笑))
子どもというのは聞こえたように覚えるイキモノだっつうことは、よくわかっていたんだけど まさか、こんなにも早い時期から、日常的に「歌いまつがい」に恵まれるとは・・・・プププッ(* ̄m ̄)ノ彡☆ いや、もっと後の段階かなぁと思っていたので、いきなりこういうのが飛び出すと、 その不意なタイミングでツボにハマり、ひとりでげらげら笑ってしまう。 で、ひとりでげらげらやっていると、怒るんですよ、姫が!!(爆) 自分のことを笑われてる、ってどうもわかるらしくて、機嫌を損ねるんです、いっちょまえに。 なので、最近はあんまり彼女の前ではあからさまに笑わず、こらえてこらえて、陰で腹を抱えて・・・・というふうにしている。
少し前のことになるけれど。 ここらへんはNTT西日本のエリアになるので、テレビでは長澤まさみとか、イチローとかが 光回線とか、テレビに光をつなごうとか、そういうCMをやっている。
※個人的に言うと、NTTのCMのクォリティは明らかに東日本のほうが上だと思う。 いつもうまいこと作っているし、お金の掛け方のバランスも、西より東だと思う。
で、長澤まさみがあの舌ったらずな声で「ひかりのタイミング〜♪」と歌っていたCMが この春から初夏にかけてずっとやっていたんだけど、クロワさんはどうやらそれがお気に召したらしく、 その音楽が流れる前でも、映像がそのCMに切り替わった瞬間に
「たいみん〜♪」
と歌い踊るほどに、好きだった。 で、このCMも終わって、しかし引き続き、別バージョンで長澤まさみやイチローがNTTのCMをやっていた。 なのに、彼女はNTTのCMが始まると、あの音楽が流れないのに
「たいみん〜♪」
とやるので、あたくしとぷよ2は不思議がっていた。
「どうして、ここで『たいみん』がでるんだろうね??」
「長澤まさみじゃねぇの?」
「だって、イチローしか出てないCMでも言うんだよ? NTTのCMって認識しちゃってるとしたら、それはそれで、すごくね??」
「え?? あのCMでも言うの?? それはすげぇな。」
結局、彼女が何に対して「たいみん〜♪」と言っているのか、しばらくわからないままだったんだけど、 その答えは意外な「タイミング」(笑)で我々の前に訪れるのであった。
ある日。 あたくしがクロワさんを車に乗せて走っていると、住宅街のど真ん中の交差点、 信号に捕まったので停止していたその時に、彼女の口からいきなり「たいみん〜♪」が出た!
「たいみん〜、たいみん〜、たいみん〜!! かぁか〜っっ!! たいみん〜〜っっ!!!」
彼女もいささか興奮気味(笑)。 あたくしもあわてて周囲を見回してみるも、例えば長澤まさみのポスターであるとか、 イチローのポップパネルであるとか、こんな住宅街の真ん中にそれらしき店舗すらなく、 故、彼らかたちどる何かなんか、当然、あるわけもない。 と、彼女が一所懸命指さす方向に目が行った、あたくし。 見ると、ただの電柱なのだけど、そこには確かに「たいみん」との共通項を有する「ブツ」が存在し、 あたくしは本当に驚いたのだった。
ぷよ2が帰ってきてから、ためしに例のマークを見せながら 「これなんだ?」と聞いてみたら「たいみんっ♪」と返ってきたので、間違いないと思われます。 ぷよ2と二人で、まさかこれが「たいみん」の正体だったとは・・・・と笑いながら納得したのだけど、 大人には到底追いつけないレベルで彼女が色んなことを変換しているんだということがわかって、 なんだか、甚く感心した一件でした。
その昔、かぁかも「全薬興業」という活字を彼女と同じ月齢くらいに読んで、 親を驚かせたことがあります。 子どもってそういうイキモノなのね(笑)。
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