「ライアーゲーム」を見ながら常々思うことがあった。秋山深一は正にあたくしの好みのタイプど真ん中なわけだが、恋人にはしたいと思っても、こういうオトコとは絶対に結婚は出来ないだろうな・・・・( ̄∇ ̄;)まぁ、あたくしの好みのタイプかどうかはこの際どうでもいいんだけど(笑)、あのドラマで秋山深一を演じている、優作の次男がこんなにいい男だったか!!??と感動していたら、いつの間にか、びゅーね君に抜擢されていたぞ(爆)。素敵すぎる( ̄¬ ̄*)コレだから、芝居心のあるいけてるメンズはたまらん( ̄¬ ̄*)花より男子の時は、そこまで特化された雰囲気ではなかったから余計にそう思う。あぁいう人が好きなんだけど、結局はチビキノコ系(笑)とかナオちゃん系に分類されるような人と結婚してしまったあたくし。恐らく、秋山のような人と結婚しなかったあたくしは、人間関係たるものに疲れていたのかもな。いくら好きでも、あんな人と一緒にいたら身の破滅を招く気がしてならない。恋人ならば、損得勘定にシビアすぎる方が刺激があっていいけれど、伴侶ならば、バカがつくほど正直な人の方が、結局のところは落ち着いて暮らしていけるんだろうな。このドラマを見ながら、秋山に対して、それこそ声に出してまで呟き、感嘆したことがある。「究極過ぎるほど性格悪いなぁ・・・・」彼があれやこれやと作戦を立て、綿密すぎるほどの計算を施すその過程は、「性善説」を全くといっていいほど前提にしていない、他人に対する信頼性ゼロのところに発起している。それが逆に清々しい。ここまで徹底して他人を貶めることが出来るってのは、設定どおり、「天才」と呼ばずして他の言葉が見当たらない。ホント痛快すぎるわ。ゲームを操っていたはずの人物が、己の恣に進行させていると思い込ませるところまで周到に根回しし、一番、悔しさが湧いてくると思われるところでひっくり返す・・・・悪魔のようなキャラクター。またコレが、優作の次男のあの顔貌にぴったり!!あたくしが独身だったら、今のレベルより億万倍近い勢いで崇拝してしまいそうだ(爆)。毎回、毎回、「もう、今回こそアカンやろ」と、計算の抜け道や勝ち負けの可能性を考えてどうにも無理に違いないと思っても、彼(=原作者)はとんでもない方法で欺いてくる。天才詐欺師の頭ん中は、うちらが簡単に解明できるような構造をしていないのだ(笑)。このドラマを見て、あぁいう手口を即座に真似してみようと思う人は、どうしても天才には及ばない人か、完全にどっかが間違っている人だろう。人を騙すのにも、きちんとした実力と天から授かった才能が必要なのだということを痛感する。フクナガが、制作サイドのすんごい演出でもってナオちゃんたちを騙したり、裏切ったりするのは、巧妙な手口のように思えて、まだまだ常人の範囲内のやり口なのかもしれない。あぁいうことをやる人は、周囲にもいい確率でいそうな気がするし、頑張れば、こっちも何とか抵抗できそうな・・・・いや、恐らく対峙したら難しいとは思うけれど要するに「人間が考え付く範囲内」の狡猾さだったりするので、救いはある。ただし、ものすごく嫌われるキャラだわな、あぁいう人は(笑)。で、だ。そういうポイントで秋山を見たときにどうかというと、嫌われるとかいう次元の問題ではなく、恐ろしいので嫌うことすら出来ないのではないかと思う。ほら。。。やっぱり悪魔なんだよな(笑)。フクナガは、自分が他人を欺くことに対して「騙される方が悪い」などと言いつつ、実は、自分が悪いことをしているということに気づいている。独善的で究極の利己主義なのに、悪いことが何なのかというのをちゃんと知っている。秋山は利己主義ではないくせに、人を欺くことはあるいは必要悪であるとも考えているみたいだ。そう。ちっとも悪いなんて思っていない(っぽい)。確信犯、極れり・・・・そんな言葉がホントにぴったり。しかし、アレだ。最終的に(番組のラストでは)ホトケゴコロ全開でヨコヤを救っちゃったような結末なのにはやっぱり、制作者が性悪説にどっぷり漬かりきらなかった権化でしょうかね。ナオちゃんのバカがつくほどの正直さに感化されたっていうふうに落ち着かせるのが平和な道なのか?ナオちゃんみたいな人の、ある種、独特のパワーがこの世で一番強いのかなぁ・・・・。一見、損ばかりするような正直者が、最後には勝つようになっているのかなぁ・・・・。大人になると、こんなに単純で簡単な「真理」ですら、頭を抱えて考えないとわからなくなるのね。それを知れただけでも、一つ得をした。↑疑うことは知っているようですが(爆)あぅ。そんなことより、松田家の次男に夢中♪究極の悪人とか、彼にやってもらいたいなぁ( ̄¬ ̄*)