2005年08月01日(月)
31の手習い


小学生の時、習い事のトップ3といえば、お習字・そろばん・ピアノだった気がする。
そのどれも経験できないまま、ある程度大きくなると、

「やっぱ、何ごとも経験・・・・やっておけばよかったかなぁ」

と切実に感じる場面にわりと多く遭遇する。
現代のちびっこたちは、この昔のトップ3には見向きもせず、いやでもやっぱりピアノくらいは習う子は
まだまだいるかしら?・・・・ってな感じで、お習字やそろばんを押し退けて、
スイミング・英会話・ピアノ・・・・こういった感じなんでしょうかね?


それはそうと。
大人になってから、色紙の受注販売を始めるようになり、今まで硬筆一本槍だったあたくしも
やむなく、筆を用いた毛筆にも挑戦せざるをならなくなり、
日々、悪戦苦闘の毎日だ(苦笑)。
最初はそれこそ、筆ペンでもかなりの苦戦を強いられたわけなのだけれど、
最近になって、ようやく筆ペンなら味方につけられるようになった気がする(笑)。
インクが均等に出続けてくれるので、流れるように一気に歌を仕上げてしまいたいあたくしとしては、
途中で勢いを妨げられる、本当の毛筆となると、やはりダメダメちゃんで、
あっちゃこっちゃに納得のいかないポイントが発生するので、いつもぷよ2に頼んで
ダメ出しをしてもらうようにしている。(彼、風貌に似合わず書道3段(爆))

そんな彼のダメ出しも、回を重ねるごとにだんだん指摘のポイントが減ってきて、
「どこにどういう味があるのか?」という視点になりつつあるのが嬉しい。

元々、あたくしが作っていた色紙は、文字が整然としているタイプではなく、
崩して何ぼ♪みたいな感じだったので、楷書体に求められる正確な筆遣いとはまたちょっと違う毛色。
でもその中でも、漢字とかなの大きさのバランス、文字の流れる方向なんかは、
自分でも意識していたので、そういうポイントであれこれアドバイスをくれるぷよ2
こういう点において、珍しく的外れではない(爆)。
一応、あたくしが何を創ろうとしているのかを、必死にわかろうとしてくれてるんだなぁ・・・・と
そういうふうに思うと、しみじみ、ありがたい。


この年齢になると、冠婚葬祭で毛筆の書面その他を求められることも増えてくる。
今は、PCでも正楷書体をプリントアウトできる時代になったので、そこまで必要に迫られるようなことも
減ってはきているけれど、例えば何かに記帳せねばならなくなった時、

「うっわ〜!! 日ペンの美子ちゃんやっとけばよかった〜っっ!!( ̄□ ̄;)!!」

等々、その時になって頭の中をグルグルしてしまうことも多々あろうと、容易に予測もつくので、
せめて、見られて恥ずかしくない文字を心がけて書くようにせねば・・・・と一応、意識だけはしているのだ。
手習いなしの31、アサミンジャー・・・・誰に習うわけでもなく、独学で何とか・・・・。
まぁ、その程度でしかないんだけど(苦笑)。
その点、ぷよ2は、今現在、きちんとした文字を書けるか否かはおいといて
文字のバランスや、留め、はね、はらいのポイントをきちんと習得しているので、
彼の指摘した事を、自分なりに処理できるようになったら、それはそれでいいかな♪とも思っている。

この日も、いつもはサインペンで済ましてしまう宛名書きを、筆ペンでやったところ、
意外と上手に書けたようで、ぷよ2にも褒められた(笑)。

↑悪い気はしないもんだよ♪


あぅぅ・・・・31の手習い。
こうしてPCの前に座っているのも悪くはないけれども、やっぱり文字は手で書かないと
どんどんダメになっていくことを知って、最近、努めて、メールで済ますところを手紙にしたりしている。
元々筆不精ではないので、苦ではないんだけど、いい文字を書こうとするとどうしても力んでしまって
いけない。
水が流れるように、スラスラと、尚且つ読みやすい文字を書く・・・・というのは昔からのポリシーで
自分なりに頑張ろうとはしているのだけれど、やはり、きちんと手習いしたほうがいいのかなぁ・・・・?
お箸の持ち方と同じように、自分の書く文字でお里が知れることがあってはならない。
まず、こういう小心者なところも改善せねば!!!
と結構、日常的に補正課題満載だったりするアサミンジャーなのであった。

あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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