ぷよ2・・・・朝帰り。 しかも会社でのつきあいならばまだしも、旧友の送別会・・・・まただよ、例のクラス会( ̄∇ ̄;) しかも朝帰り( ̄― ̄メ)イラッ・・・・ しかも、この予定が入ったのはホント、数日前のことで。
「明日、美容院行くんでしょ。送ってくから。絶対送ってくから。」
「明日、夕飯、何か食べに行こうか?」
「ケーキは? 買って帰らなくてもいい??」
全部チャラです。 夕飯は別に、外で食べることなんかしなくても、どっちだってよかったし、 ケーキは、まだ家にドーナツがあったから丁重にお断り。 美容院の送迎くらいは、お天気もちょっと心配だったしお願いしたかったんだけどさ、あのヤロウ・・・・ あたくしを起こすそのついでにベッドに潜り込んできやがって、そのまま爆睡( ̄□ ̄;)!! 別にさぁ・・・・もう祝う年でもないし、そんなことはどうでもいいんだけどね。 許せないのは、相も変わらず治らない「口だけでその場を取り繕うとする悪癖」・・・・。 これに関しては全く以って、「トホホ」と言うより他ありません( ̄∇ ̄;)
出来ないんだったら、最初から「無理」という表明をすればいいものを、 体裁だけを取り繕うように、あれこれ言うもんだから、余計始末に終えない。 結局、美容院へは自力でも行けたんだけど、今にも雨が降りそうだったので、 買出しのコースにあまりはずれなかったサヨコがついでに車で運んでくれた。
もう、決めた( ̄^ ̄) 今日は何があろうと、絶対に自分だけのペースで生活してやる( ̄^ ̄) 乱されてなるものか( ̄^ ̄) 産んでくれたサヨコへの感謝を静かに執り行って、食事は粗食で済まし、 美容院から帰ったら、即昼寝。ぷよ2からのお誘いその他は全部キャンセル!!
どうせなら、出来もしないことをあれこれ言うよりも、「ゴメンね」の言葉一つで、 もっとゆっくりしてきてくれれば、こんなに素敵な1日はなかっただろうな・・・・と思う。 始発で帰ってくると言うから、それに合わせて起きることも考えなければならなかったし、 絶対に送っていくからね・・・・なんて言わなければ、急遽、サヨコに連絡を入れるなんてことも なかったはずだったんだ。 ゆっくり実家で仮眠して、それから帰ってきてくれたほうが、数十倍、数百倍マシだった。 食事だって、昨日のうちに、大したものではないけれど外食を済ませてきているし、 甘いものもきちんと買って今朝もそれを食べたところ。 だから、今日がお休みで、空いてるんだったら、有効活用したかったのに、そもそも彼奴が 始発で帰ってきてしまった時点で、全て狂った( ̄∇ ̄;)
食事のタイミングから、眠るタイミングから、起きるタイミングから、薬を飲むタイミングから 全部グチャグチャ。 最悪、美容院もキャンセルしようかな・・・・と思ったんだけど、コレを逃すと、また2ヶ月くらいは余裕で 足を運ばなさそうだったんで、今日行っておくことにした。
何にそんなに頭にきてるんだろう・・・・と、冷静になって考えてみた。 誕生日♪ 誕生日♪ と浮かれるのは、10年前にもうやめている。 別に1人でも、誰かと一緒でも、特別な思い入れはない。 オカンがこの日、一所懸命に産んだんだなぁ・・・・という気持ちにだんだん変わってきたから、 自分の日じゃない感じもする。
じゃあ、ぷよ2の「口だけ行動」はあたくしじゃなくて、 あたくしの大事な他の誰かを冒涜しているはずなんだ。 祝ってあげるよ、祝いたいよ・・・・という気持ちは嬉しいけれど、全部、事前に 「仕事」ではなく「私事」でこけてしまっている、この実態に隠された真実ってなんなんだ??
・・・・そうか。 あたくしはきっと、親を冒涜された気分になったから、やりきれない気分になったのかもなぁ。
これがね、仕事でキャンセル・・・・だったら、気持ちも豊かにドーンと送り出して、 頼もしい背中に弁当と温かいコーヒーでもつけてやるところ。 で、帰ってこないならこないで、あたくしは日永一日、のんびりしていられるわけだから、 こんなに素敵な「時間のプレゼント」ってない。 その上、何もその「時間のプレゼント」だって、欲しくて欲しくてたまらないわけじゃない。 ないならないで、全然平気・・・・そんな感じなのに。何だか今日は物凄く腹が立った。
期待させておいて、全部裏切られたからだ。
家を出て行く時、
「日付が変わるまでには帰ってくるからね。」
と言って出て行き、日付が変わる頃、寝入りばなを起こされてはたまらないので連絡を入れると、
「何時になるかわからないんだ。」
「だったら、今日も泊まってくれば? その方がゆっくり休めるじゃん?」
「いや、帰るよ。明日美容院に行くんだろ? 朝、8時くらいに起きれば、 エンジンのかかりの遅い俺でも間に合うからさ♪」
「無理しなくていいのに・・・・。」
と、このような経緯で、結局帰ってきたのは始発。恐らく、家に帰ってきたのは、6時過ぎくらいだろう。 きちんとあたくしを起こしてくれたけれど、あたくしは基礎体温を無言で5分間計る習慣があるから、 それを遂行しているそばから色々話しかけられても、返事の仕様がない。 寝てると思っているのか、コレ幸いにとベッドに入ってきて、そのままこっちはもう目が覚めているのに、 彼奴の方が眠ってしまった。 別に、起こしたら悪いなとかそういう気持ちは無かったので、何度も寝室には支度のために 出入りしたのだけど、高いびき。 さすがに、この時点で相当頭にきて、送迎はキッパリと諦めたのである。
寝覚めから目の奥が痛かった。 美容院から帰ってくる頃には頭痛になっていた。 もう、話もしたくないし、できればこのままゆっくり寝かせといて欲しい。 食欲は、月の使者もそろそろ帰っていく頃なので、ほとんどないし、漢方を飲み続けていると 空腹感があまりやってこないのだ。 バカバカしいから、ご飯の支度だってやる気になれない。 自分が食べないのに、どうして怒りの対象のために食事を用意できるというの??
・・・・なんか、バカみたい。 小さい頃から、「お誕生日会」みたいなものからは縁遠かったし、 この日のあたくしは1人のことが多かった。 誰かと一緒にいても、芝居仲間と殺伐とした空気の中、原稿を上げるのに必死、 せりふを覚えるのに必死・・・・そういう感じだった。 でも、そっちの方が、自分のキャリアや両親の虚栄心を満たしてくれていたから、 「これでいいや♪ これがいいや♪」 と、思っていた。 祝ってあげる、この日は絶対に空けておく・・・・なんて言葉に、まんまと振り回されて、 あたくしは大事な1日を潰した。独身時代の濃密な誕生日って、2度と帰ってこないんだろうか。
あたくしがいう「濃密な・・・・」というのは、世間様の思う形とは多分別だと思う。 分刻み、秒刻みできちんと時間が流れているような感覚があって、 少々忙しないかもしれないけれど、活動的に色んなことをするんだ。 ステディなんかは関係ない。寧ろこの日ばかりは、居ない方がラクだ。 バイトでしゃかりきに働いたり、舞台の支度を必死にしたり、何かに憑かれたように執筆しまくったり。 食事も睡眠も全部犠牲にして、年間最高の働きをする・・・・ってのが、親に対する恩返しでもあり、 自分に対するご褒美でもあるような気がしてたんだ。 それを、事もあろうに自分の夫である人間に、まんまと邪魔されたものだから、 余計に腹が立つのかもしれない。
さすが大厄日・・・・考えることがめっちゃネガティブ(爆)。 こんなだから、受け入れ態勢を整えようと思っても、彼の旧友はどうにも受け容れ難いのだ。 プライオリティでいくと、向こうの方が上ですからね。 あたくしを一番に考えてぇ〜♪ などと反吐が出そうな甘っちょろい思想は皆無なんですが、 こういう扱いを受けて、尚、「友達が、友達が」と浮き足立って、私にも交流を求める、 そういう男に腹が立つのだ。 で、口では「夕雅先生が一番大事なんだから」と言われても、正直、50%も信用できないんで。
勿論、旧友や親友は大切。そっちに行くなら行くで全然かまわない。 許せないのは、ほぼダブルブッキングの状況を自分から生み出してしまう、この計画性のなさなのだ。 彼の友に罪はなく、そしてあたくしも彼らのことは決して嫌いではないのだけど、 出来もしないことを出来ると言い張る、自信過剰なところはそろそろ釘を刺して、 直させるべきかもしれない。 まだ、1年だもの・・・・世帯主としての自覚が足りないのはわかってんだけど、 あたくしの情緒も不安定なのか、美容院での仕上がりも今ひとつ不満足で(苦笑)、 何だか今日は、やるせない1日だった。
【追伸】 たりた様、お誕生日おめでとうございます♪ 平和な1日だったら、あたくしはそれで救われるかも^^ これからもお互いに頑張りましょう♪
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