2005年04月03日(日)
さすが大厄日


ぷよ2・・・・朝帰り。
しかも会社でのつきあいならばまだしも、旧友の送別会・・・・まただよ、例のクラス会( ̄∇ ̄;)
しかも朝帰り( ̄― ̄メ)イラッ・・・・
しかも、この予定が入ったのはホント、数日前のことで。


「明日、美容院行くんでしょ。送ってくから。絶対送ってくから。」

「明日、夕飯、何か食べに行こうか?」

「ケーキは? 買って帰らなくてもいい??」



全部チャラです。
夕飯は別に、外で食べることなんかしなくても、どっちだってよかったし、
ケーキは、まだ家にドーナツがあったから丁重にお断り。
美容院の送迎くらいは、お天気もちょっと心配だったしお願いしたかったんだけどさ、あのヤロウ・・・・
あたくしを起こすそのついでにベッドに潜り込んできやがって、そのまま爆睡( ̄□ ̄;)!!
別にさぁ・・・・もう祝う年でもないし、そんなことはどうでもいいんだけどね。
許せないのは、相も変わらず治らない「口だけでその場を取り繕うとする悪癖」・・・・。
これに関しては全く以って、「トホホ」と言うより他ありません( ̄∇ ̄;)

出来ないんだったら、最初から「無理」という表明をすればいいものを、
体裁だけを取り繕うように、あれこれ言うもんだから、余計始末に終えない。
結局、美容院へは自力でも行けたんだけど、今にも雨が降りそうだったので、
買出しのコースにあまりはずれなかったサヨコがついでに車で運んでくれた。

もう、決めた( ̄^ ̄)
今日は何があろうと、絶対に自分だけのペースで生活してやる( ̄^ ̄)
乱されてなるものか( ̄^ ̄)
産んでくれたサヨコへの感謝を静かに執り行って、食事は粗食で済まし、
美容院から帰ったら、即昼寝。ぷよ2からのお誘いその他は全部キャンセル!!


どうせなら、出来もしないことをあれこれ言うよりも、「ゴメンね」の言葉一つで、
もっとゆっくりしてきてくれれば、こんなに素敵な1日はなかっただろうな・・・・と思う。
始発で帰ってくると言うから、それに合わせて起きることも考えなければならなかったし、
絶対に送っていくからね・・・・なんて言わなければ、急遽、サヨコに連絡を入れるなんてことも
なかったはずだったんだ。
ゆっくり実家で仮眠して、それから帰ってきてくれたほうが、数十倍、数百倍マシだった。
食事だって、昨日のうちに、大したものではないけれど外食を済ませてきているし、
甘いものもきちんと買って今朝もそれを食べたところ。
だから、今日がお休みで、空いてるんだったら、有効活用したかったのに、そもそも彼奴が
始発で帰ってきてしまった時点で、全て狂った( ̄∇ ̄;)

食事のタイミングから、眠るタイミングから、起きるタイミングから、薬を飲むタイミングから
全部グチャグチャ。
最悪、美容院もキャンセルしようかな・・・・と思ったんだけど、コレを逃すと、また2ヶ月くらいは余裕で
足を運ばなさそうだったんで、今日行っておくことにした。


何にそんなに頭にきてるんだろう・・・・と、冷静になって考えてみた。
誕生日♪ 誕生日♪ と浮かれるのは、10年前にもうやめている。
別に1人でも、誰かと一緒でも、特別な思い入れはない。
オカンがこの日、一所懸命に産んだんだなぁ・・・・という気持ちにだんだん変わってきたから、
自分の日じゃない感じもする。

じゃあ、ぷよ2「口だけ行動」はあたくしじゃなくて、
あたくしの大事な他の誰かを冒涜しているはずなんだ。
祝ってあげるよ、祝いたいよ・・・・という気持ちは嬉しいけれど、全部、事前に
「仕事」ではなく「私事」でこけてしまっている、この実態に隠された真実ってなんなんだ??

・・・・そうか。
あたくしはきっと、親を冒涜された気分になったから、やりきれない気分になったのかもなぁ。

これがね、仕事でキャンセル・・・・だったら、気持ちも豊かにドーンと送り出して、
頼もしい背中に弁当と温かいコーヒーでもつけてやるところ。
で、帰ってこないならこないで、あたくしは日永一日、のんびりしていられるわけだから、
こんなに素敵な「時間のプレゼント」ってない。
その上、何もその「時間のプレゼント」だって、欲しくて欲しくてたまらないわけじゃない。
ないならないで、全然平気・・・・そんな感じなのに。何だか今日は物凄く腹が立った。


期待させておいて、全部裏切られたからだ。


家を出て行く時、

「日付が変わるまでには帰ってくるからね。」

と言って出て行き、日付が変わる頃、寝入りばなを起こされてはたまらないので連絡を入れると、

「何時になるかわからないんだ。」

「だったら、今日も泊まってくれば? その方がゆっくり休めるじゃん?」

「いや、帰るよ。明日美容院に行くんだろ? 朝、8時くらいに起きれば、
エンジンのかかりの遅い俺でも間に合うからさ♪」


「無理しなくていいのに・・・・。」


と、このような経緯で、結局帰ってきたのは始発。恐らく、家に帰ってきたのは、6時過ぎくらいだろう。
きちんとあたくしを起こしてくれたけれど、あたくしは基礎体温を無言で5分間計る習慣があるから、
それを遂行しているそばから色々話しかけられても、返事の仕様がない。
寝てると思っているのか、コレ幸いにとベッドに入ってきて、そのままこっちはもう目が覚めているのに、
彼奴の方が眠ってしまった。
別に、起こしたら悪いなとかそういう気持ちは無かったので、何度も寝室には支度のために
出入りしたのだけど、高いびき。
さすがに、この時点で相当頭にきて、送迎はキッパリと諦めたのである。


寝覚めから目の奥が痛かった。
美容院から帰ってくる頃には頭痛になっていた。
もう、話もしたくないし、できればこのままゆっくり寝かせといて欲しい。
食欲は、月の使者もそろそろ帰っていく頃なので、ほとんどないし、漢方を飲み続けていると
空腹感があまりやってこないのだ。
バカバカしいから、ご飯の支度だってやる気になれない。
自分が食べないのに、どうして怒りの対象のために食事を用意できるというの??

・・・・なんか、バカみたい。
小さい頃から、「お誕生日会」みたいなものからは縁遠かったし、
この日のあたくしは1人のことが多かった。
誰かと一緒にいても、芝居仲間と殺伐とした空気の中、原稿を上げるのに必死、
せりふを覚えるのに必死・・・・そういう感じだった。
でも、そっちの方が、自分のキャリアや両親の虚栄心を満たしてくれていたから、
「これでいいや♪ これがいいや♪」
と、思っていた。
祝ってあげる、この日は絶対に空けておく・・・・なんて言葉に、まんまと振り回されて、
あたくしは大事な1日を潰した。独身時代の濃密な誕生日って、2度と帰ってこないんだろうか。


あたくしがいう「濃密な・・・・」というのは、世間様の思う形とは多分別だと思う。
分刻み、秒刻みできちんと時間が流れているような感覚があって、
少々忙しないかもしれないけれど、活動的に色んなことをするんだ。
ステディなんかは関係ない。寧ろこの日ばかりは、居ない方がラクだ。
バイトでしゃかりきに働いたり、舞台の支度を必死にしたり、何かに憑かれたように執筆しまくったり。
食事も睡眠も全部犠牲にして、年間最高の働きをする・・・・ってのが、親に対する恩返しでもあり、
自分に対するご褒美でもあるような気がしてたんだ。
それを、事もあろうに自分の夫である人間に、まんまと邪魔されたものだから、
余計に腹が立つのかもしれない。


さすが大厄日・・・・考えることがめっちゃネガティブ(爆)。
こんなだから、受け入れ態勢を整えようと思っても、彼の旧友はどうにも受け容れ難いのだ。
プライオリティでいくと、向こうの方が上ですからね。
あたくしを一番に考えてぇ〜♪ などと反吐が出そうな甘っちょろい思想は皆無なんですが、
こういう扱いを受けて、尚、「友達が、友達が」と浮き足立って、私にも交流を求める、
そういう男に腹が立つのだ。
で、口では「夕雅先生が一番大事なんだから」と言われても、正直、50%も信用できないんで。


勿論、旧友や親友は大切。そっちに行くなら行くで全然かまわない。
許せないのは、ほぼダブルブッキングの状況を自分から生み出してしまう、この計画性のなさなのだ。
彼の友に罪はなく、そしてあたくしも彼らのことは決して嫌いではないのだけど、
出来もしないことを出来ると言い張る、自信過剰なところはそろそろ釘を刺して、
直させるべきかもしれない。
まだ、1年だもの・・・・世帯主としての自覚が足りないのはわかってんだけど、
あたくしの情緒も不安定なのか、美容院での仕上がりも今ひとつ不満足で(苦笑)、
何だか今日は、やるせない1日だった。


【追伸】
 たりた様、お誕生日おめでとうございます♪
 平和な1日だったら、あたくしはそれで救われるかも^^
 これからもお互いに頑張りましょう♪


↑そんな日があってもいいでしょ・・・・たまには(苦笑)

あさみ


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