2005年01月16日(日)
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その子、はたち( ̄∇ ̄;) |
本日は、侍従長様こと古橋パパご一家のところへ、ぷよ2と2人で伺いました。 結婚式の際には、色々と御協力していただき、2人の可愛いヒメ様たちのおかげで 大いに盛り上がって、一族郎党大喜びだったので、写真やら何やらを全部携えて 新年のご挨拶がてら、改めてお礼に伺った次第です。
自分たちの写真を改めて人に見てもらうのは、こっ恥ずかしいのですが、 まぁ、コレも縁あってのこと(苦笑)。 沢山あった写真を全てご披露してきたともさ(笑)。
そんな折、妹の里奈ちゃん(小学2年)が、自分が生まれたときのアルバムを持ってきてくれて、 我々に見せてくれた。 小学2年のサイズしか知らないので、赤ちゃんの頃の写真を見せてもらうと、 おぉ・・・・このような道程を辿ってここまで大きくなったのね♪ と、他所様のことながら 少々感慨深くもなる。 寝返りもまだだった子が、やがてきちんとお座りできるようになり、這えるようになり、 立つようになり、歩くようになり、走るようにもなる。 極々当然のことには違いないのだけど、きちんと段階を踏んで大きくなって、 そして我々の結婚式では、キュートな存在でいてくれたことがやっぱり何より感慨深いのだ。
感慨深いのだけど・・・・。 生まれた日付を見て、一瞬、「え??」となった。 1996年・・・・平成8年とある。 ・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・。 平成ベビーが高校生になっちゃって・・・・ということくらい、頭では理解してましたがね、 平成8年っていったら、あたくし、大学4年生( ̄∇ ̄;)22歳である。 22歳っていったらね、別に、子供を産んでてもおかしくないような年齢なわけよね? 短大を出て、2年くらい働いて、寿退社して、出産・・・・という道程をきた子は、 あたくしの同級生にも結構いるわけだから、彼女のお母さんくらいの年齢・・・・ってなっても 全然おかしくないわけ。うん。
実際、古橋ママとあたくしは一回り離れているんだけど、それでも、 今小学5年生の香奈ちゃんが生まれた時、あたくしは20歳・・・・つか、ついこの間のような気がして(爆)。 10年という歳月が、子供の成長として記録されると、すごく長い時間が経ったようにも思えるのだけど 20〜30歳のあたくしの時間は、ビックリするくらい短かった気がする。
子供の成長は目に見えて、そして日々変わり続ける、とてもわかりやすい、時間の定規みたいなもの。 ただただ、ずっと同じ毎日を送る、20代とはわけが違うんだなぁ・・・・ということを 改めて思い知らされた気がする(爆)。
自分の年齢を、偽りなく「二十歳です。」と言っていた瞬間に、彼女たちは生まれた。 それはすごく最近のような気がするのだけど、きっちり「10年」カウントされてるんだなぁ。
あの頃。1994年といえば。 安室ちゃんが大ブレイクして、みんな、右へならえで眉を細くしていた。 厚底ブーツなるものが流行り、同時に、サテン地のシャツなんかも流行っていた気がする。 コムロファミリーは出す曲出す曲、いちいちミリオンヒット。 「シンドラーのリスト」という映画が話題を呼び、大江健三郎がノーベル文学賞を受賞した。 ・・・・と書くと、本当につい最近のことのような気がする(笑)。
更に、1996年といえば。 「失楽園」ブーム、東京三菱銀行の発足・・・・山手線の中でこの広告は見たような。 ホント、つい最近の出来事だよ(笑)。 加えて、あたくしの大好きな「名探偵コナン」のテレビ放送が始まった年でもあり、 アトランタオリンピックがあったのもこの年。 えぇ〜!? アレだけ騒がれた「O-157」もこの年?? もっと最近のような気がするんだけど。
と、彼女たちは激動のこの世の中に生まれてきて、あんまり知らなくても良かった かの「世紀末」は物心のつく前に終えていたということになり、 彼女たちが生まれてくるず〜〜〜〜〜っと前に流行った、正に「新人類」といえそうな世代に なってきたということなのだろう。
聞いたらば、彼女たちの通う小学校には、もう、1人1台がPCを使えるような環境が整っているらしく うちらの時代は、視聴覚室って一体何のためにあるのやら?? みたいな感じだったのが とっても有効的に活用されているようで、羨ましいやら、妬ましいやら(笑)。 教科書も授業の内容そのものも、きっと、想像すらつかないようなものなのかもしれない。
彼女たちが二十歳になる頃・・・・世の中はどんなふうに変わっているのかなぁ。 例えば、古橋ママが20歳だった頃、あたくしは丁度、今の里奈ちゃんと同じくらいの年齢で 「笑っていいとも」が放送を開始し、「E.T.」という映画が大ヒットしたのがこの年。 500円玉が登場し、上越新幹線が開通した。 こんな世の中で、8歳の子を見ながら、この子が20歳になった時・・・・とは考えはしなかったろうが その通過地点を通り抜けるか否かの時に、阪神淡路大震災が勃発した。 未来には、今現在からは考えられないことが待っている。 たった十数年の間に、これからもきっと、色んなことが巻き起こっては、風化していくのだろう。 その間に、生まれた子供は着実に大きくなっていって、大人が考え付かないような成長を遂げたりもする。
自然に抗わず、きちんと営んでいれば、きっと子供がそれなりに大きくなっていたりして、 その子を眺めながら、「この子が20歳になったら・・・・」なんてことを考えてたりするのかもしれない。 いや・・・・でも・・・・20歳の頃の自分が、30の自分をそう容易く想像できなかったように、 30のあたくしが40の自分を予測するのは、結構難しいかも(笑)。 だって、結婚すら、いつするか自分でわからなかったから(爆)。
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