2005年01月05日(水)
みんな、悩む


年末に利用した某掲示板に、とある投稿を見つけた。
あれから、あたくしはご恩返しではないけれど、自分で回答できそうなものは
なるべく協力するようにしている。
あたくしが特によく閲覧するのは、結婚に絡むカテゴリなので、そこを覗いていると・・・・
離婚寸前の御夫婦、不妊に悩む人々、結婚する前にとんでもないことになっちゃった・・・・
悩みは人それぞれで、本当に些細なことから、コレはもう他人が口出しすべきことじゃない
法的なものまで、本当に様々・・・・。
ただ、質問者も回答者もとても言葉遣いが丁寧で、安心して利用できる。
管理がしっかりしているからかもしれない。


ただ、そんな中に、多分あたくしらの親世代に近い人と思われる女性の投稿を見つけた。

結婚して22年。子供には恵まれなかったが幸せにやってる。
ただ、夫に対して優しい言葉や態度がかけられなくて、素直になれない自分がとても嫌だ。
夫は温厚な人で、きつい仕事も一所懸命にやってくれている。
自分もそれに応えようと、ご飯を作ったり家事全般など、出来ることは一所懸命にやっている。
でも、どうしても素直になれない自分が嫌なので、何とか感謝の気持ちを伝えられるようになりたい。

概要は、こんな内容の相談だった。
素直になりたい・・・・この方は切実に思いを訴えていた。
けれど・・・・既にとっても素直に違いないんだなぁと思ってしまった^^
あたくしの他に何人か回答を寄せていたけれど、あたくしのが良回答として選ばれていた。


結婚されて22年ということは、あと3年で銀婚式。
長い間、おふたりで過ごされてきて、ご主人がこの質問者のことを嫌いなわけがない。
きっと、優しい言葉を口に出して言えないことまで、わかっているんだろうと思った。
その旨を書いた上で、
「あと3年、カウントダウンしてみて、
人生での大きなイベントを利用して、お気持ちを伝えたらどうですか?」
と、新米ながら思ったことを書いたら、質問者の方は「22年間」という長い長い結婚生活が
あと3年で銀婚式を迎えるということにようやく気付いたみたいだった。
私みたいなのと一緒にいてくれるだけで申し訳なくさえ思ってしまう・・・・とその方は書いていたけれど
人の好みはホントに人それぞれ。
あたくしも思うもん・・・・病気もちを承知で結婚してくれたぷよ2にとってのメリットって何かなぁ・・・・って。
「銀婚式なら、きっと素直に言えそうな気がします。勇気をもらいました。」
とその人は質問を終了させていった。

子供がいなくても、色んな結婚、夫婦の形があるんだなぁ・・・・と、我々新米妻たちは
挙って「羨ましい」を連呼していて、それが質問者の不安を払拭できたならそれでいいなと思った。


このような形態は、ある意味で「自己満足」「偽善」と取られても仕方がないかもしれない。
しかし、有効なアドバイスをもらった時は本当に嬉しいものだ。
あたくしも、色々な情報をかき集めたくて、似たような薬を服薬しながら妊娠、出産は可能なのかと
この掲示板に問いかけたら、とても有効な方法を沢山教えていただいた。
今年の抱負は、具体的にそれらのアドバイスを参考にしながら、自分で動いてみることにした。


自分がされて嬉しいから、素直に相手の気持ちに立って、きちんとした言葉で意見を言う。
中には辛辣なものもあり、受け容れがたいものもある。
しかし、それもひとつの真実の形であり、悩む限りは
いずれ受け容れていかなければならないものだったりする。
みんな、悩む。みんな、生きるのに必死なんだ。
メンタルヘルスの掲示板に行っても、「死にたい宣告」はほとんど見かけない。
「生きること」に必死な人たちが、何とかその手段を探るのに有効活用されているみたいだ。
法的な問題、病気に関する問題は、間違った知識をばら撒かないように、
回答者たちに向けて逐一、警告が出る。人間の生死に関る可能性がゼロではないからだ。
生きるための掲示板。生きたい人の掲示板だから、きっと管理体制がしっかりしていて、
長い間、ずっと生き永らえているんだなぁ・・・・。

↑だから好感が持てるんだなぁ。

質問の仕方が悪いと、たちまち叱られる。
「お願いします」 「ありがとうございます」 そういった、最低限のマナーが
ここでは同時に叩き込まれるみたいだ。

あさみ


投票ボタンです。押すとアサミンジャーがはしゃぎます♪


あなたの毎日にずぅむいん・・・・

My追加




めーるはこちら♪

宿帖直通(BBS)