2004年11月06日(土)
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お小遣いと物欲の均衡 |
この間、名古屋駅を久方ぶりに訪れた時のこと。 まだ待ち合わせまで30分くらい時間があったので、ミユキと一緒に某大手百貨店の 雑貨・小物売り場を見て、時間を潰していた。
雑貨・小物・・・・といっても、アレよ、財布とかポーチとか簡易バッグとか、 そういうのがひしめき合っている、言うならあたくしの一番好きなコーナー(爆)。 どうやら、ミユキもそういうのが大好きらしく、あたくしもここしばらく 大して1点に散財していなかったので、今やどのような傾向にあるのか、それだけを見たかったのだが ( ̄∇ ̄;)・・・・アカンね。見ると欲しくなる(苦笑)。
在京時代。 あたくしは4月生まれなので、新年度になった頃に丁度、●井のカードを提示するとモノが安くなったので、 毎年4月になると、「自分への誕生日プレゼント」ではないが、バッグや財布を新調した。 そこまで超高級!!というブランドでなくても、例えば「marie claire」とか 「Pinky&Dianne」とか、「モスキーノ」「SONIA RYKIEL」等々、 学生でも普通にお小遣いを貯めれば買える程度で、且つ、デザインが豊富で機能的な バッグや財布にその年の贅沢の度合いをガツンと1回、買い物することで、 後々、あんまり贅沢しないようにと抑制するためにもそういうことをよくやっていた。
その当時手にいれたものは、やっぱりおいそれとは捨てられない。 愛着もあるし、丁寧に使ったから、まだまだ今でもイケる。
だけど、新しいものを目にすると、欲しくなるというのが、人間の物欲の常でもあったり( ̄∇ ̄;)
が、今回あたくしが目につけたのは、やっぱりそんなにバカ高くはない。 「LeSportsac」のショルダーバッグだ。あの・・・・通称「レスポ」。 「レスポ」っていったら、遡ること10余年・・・・うちらの制服スカートが中央では短くなり始め その年代をターゲットにしたファッション雑誌では、既に、ハイソックスをクシュクシュにして履く というのが流行り始めた頃。 でも、田舎でそういうことをやるのは、学年の中で大概1〜2人の勇気のある子だけ・・・・。 もちろん「レスポ」のバッグは皆の憧れで、ラルフのソックスやセーターと同じくらいに意識が集中したが 買う、買わないという問題以前に、我々の街には「レスポ」そのものがまだ流通していないのであった。 大学に入って、皆、高校時代からの愛用レスポを持っていることに、カルチャーショックを感じたくらい。 以後、色々な形・色・デザインの「レスポ」のバッグが次々と登場したけれど、 1個も買うことなく、ここまできてしまった。
いや、欲しいのよ!! 1個くらいは。 それにもう高校生とは違うんだし、あの頃の「レスポ」とは随分様変わりして、 種類も豊富だし・・・・値段だって、前述したブランドに比べたら安い。
なのになぁ・・・・。どうして、手持ちの現金も余るほどあったのに、飛びつけなかったんだろう。 コレが、所謂、「主婦の瞬発力の欠如」とかいうヤツなんだろうか( ̄∇ ̄;) 家に帰ってきて、「嗚呼・・・・やっぱり買えばよかった(-。-) ぼそっ」と、正に呟いているあたくしに、 ぷよ2は「そんなに欲しいんだったら、買っちゃえばよかったのに。」と事も無げに言ってのけた。
「うぅ・・・・今度、名駅に行くのっていつになることやら・・・・。」
「夕雅先生、お小遣い貯めてるんでしょ? 買えばよかったのに・・・・。」
「そうは言ってもさぁ・・・・レスポってば種類も沢山あるし、次々新しいのが出るし、 欲しいと思った瞬間に買ってたら、我が家はますますバッグだらけになるよぉ・・・・。」
「ま、そこまで欲しいんなら、次行った時に買っちゃえ♪買っちゃえ♪」
「うぅ・・・・そうする(-。-) ぼそっ」
そんな我が家の家計用の財布は、何と、¥100ショップのデニムのがま口( ̄∇ ̄;) あたくしが買い貯めた数々の財布は、今、引き出しの奥底でいくつか眠っている。 何か、気分的にどうしても、ヴィトン(エピ)の財布を家計用に使いたくなかった(爆)。
小遣いと家計費が一緒になるなんて考えられない・・・・っつうか、そこまで大雑把にはいけない。 あのO型のサヨコでさえ、お勤めをしている間は、確か財布は2つ持ってたような。 名古屋には近々用事があって、行くことは決定しているんだけど、名駅に立ち寄れるわけもなく。 本当は、錦通りのチャコットでも化粧品の買い物をしたかったんだよな・・・・。
毎月、きちんとお小遣いを頂いているけれど、勿体無くて使えない(苦笑)。 使おうと思っても、ありがたすぎて、ひょいっと使えない。 で、買いたいものがそこにあっても、それが必要なものでも、必要以上に警戒してしまう。 ・・・・多分、そのせいで、ぷよ2の口座の残高が増えてってんだと思う(爆笑)。
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