2004年09月24日(金)
天が重い日


4:50・・・・不本意ながら目が覚める。当たり前か。
飲む薬の量を少しずつ減らしている上、飲むべきところからも少しずつ削減せねばならない状況で、
無理矢理、体の方をそれに併せているくらいだからなぁ。


6:00・・・・昨日の分の日記を書く。せっかく着々と進んでいる支度を応援してくれている人たちが
きちんと納期までに発注した品々や企画を提出してくれているのに、
自分だけ、のんべんだらりんと・・・・というわけにはいかない。
きちんと、そういう部分は記録しておくべきだと、文芸魂に一瞬火がつく(爆)。


7:30・・・・とりあえず、朝食らしきものを摂る。血糖値低下防止のため。


8:20・・・・クリニックにどうしても行きたいので、ぷよ2を無理矢理起こす。


9:00・・・・クリニックで、アヒル隊長と薬、体調の相談&報告。
「自分で薬の量をコントロールできる人であれば、いつか症状は必ず落ち着きますから。」
アヒル隊長
、絶対の自信(爆)。
自らの頭髪にも絶対の自信があるんだろうか??(爆笑) ひが・・・・謎は謎のままだ(爆)。
話ができたから、市販薬で間に合わそうと思っていたロキソニンを追加しておいてもらう。
2週間分の処方しかしていないのに、4週間くらいに1度しか顔を出さないあたくしのことを
信頼していてくれるのか、ロキソニンも、何でか30錠も出しておいてくれる(笑)。
天候が悪いと、モロに体調に響くことを伝えると、コンスタンとデパスの使い方を
少し変えてみたらどうか、と打診された。
最近では、頓服薬を持ち歩かずとも、無事に外出先から家に帰ってこられるようになったんだけど、
やっぱり、体力が落ちている状況で「絶対」はありえないので、眠くならない程度に
頓服を有効利用する方向で、話は決着。
勿体無いので、勿論、ODなんかはしない。この薬のお金だって、ぷよ2が一所懸命に働いてきてくれた
お給料の中から出てるんですもの・・・・この分量で、また1ヶ月もたせるつもりで、クリニックを後にする。


9:30・・・・薬局で薬をもらって、その脚で郵便局にGO。
提出しなければならない書類を、とりあえずFAXしておき、原本を郵送する。
どうか、どうか、扶養家族からはずされませんように・・・・祈祷してから家に帰る。


9:50・・・・帰宅。すぐさまぶっ倒れる( ̄∇ ̄;)
どうも風邪気味らしいので、挙式打ち合わせまでの時間、少し休ませてもらう。
あたくしの宿敵:微粒パブロンの効き目と苦さは相変わらず凄まじい。
昨夜の寝つきが悪かったので、あっさりオチる( ̄∇ ̄;)1時間ほど仮眠。


11:30・・・・優しく叩き起こされる(爆)。
あたくし自身、今日中に詰めるところまで詰めておきたかったので、体は重いが、
とにかく、名古屋に行くことにする。行けば何とかなると思っていたので。
血糖値低下防止のために、普段は車に持ち込まないような、お菓子を数種類&いつもの麦茶持参で
JUDY&MALYを聴きながら、高速で名古屋へ。明らかに鼻声( ̄∇ ̄;)


13:20・・・・やっとレストランに到着。今日は最終確認事項が満載で、
だからこそ、日程を変えて後に押し込むようなことをしたくなかったんだけど・・・・。
こちら側からの変更事項を申し伝え、1からテーブルプランを組み直してもらい、
まだ暫定決定だったものを、全部最終決定事項として、明細に書き加えてもらう。

と、あらかた形がまとまってきたところへ、フラワーコーディネーターと名乗る人の登場だ。

あたくしは先入観から、カラーコーディネート、フラワーディレクトというと、どうしても
女性がやるものだと思い込んでいたのだけど、現れたのはあたくしたちよりも少々年上の男性だった。
彼は、様々な雑誌から雛形になるような花の種類や色の組み合わせを見せて、
色んな案を出しくれたのだけれど、どうも、あたくしにはピンとくる組み合わせがない。
テーブルクロスの色、店の内壁、そして店から見える外観、自分たちが着る衣裳の色、
それらを総合して考えると、見せてもらう雛形ではどうも、パンチが弱い感じがするのである。
あんまり、卓上装花に拘りすぎて、肝心の総合演出の邪魔になってはいけないし、
かといって、テーブルそのものと同化してしまうような、主張の薄い花ならば、最初から不要だ。

ぷよ2は薄いグリーンのトルコキキョウに心を奪われたらしいが、
トルコキキョウは通年流通の切花としてよく目にする上、あたくしにとっては面白味がない。
八重咲きの物は見映えがするけれど、果たして、自分たちのテーブルプランに、
この花が本当に適当かどうか、あたくしには俄かに答えが出せなくなった。
葉ではなく、花で爽やかなグリーンを演出するという、その感触までは良かったんだけど、
今ひとつ、何かが足りない気がしていた。


「席札もメニュー表もグリーンよね・・・・だとしたら、クロスからグリーンははずすべきよ。」

「そうだなぁ・・・・すると、こっちの淡い黄色かサーモンピンクってわけだな。」

「自分たちが着る衣裳からも考えて、私はこっちの紫色の方が調和する気がするんだけど。」

「う〜ん・・・・」

「昔、有名な画家が書いたあやめの絵、知らない? 物凄く濃い紫の背景が、鮮やかな黄色なの。
反対色なのに、あそこまで調和するなんて思ってもみなかったから、
結構この黄色のクロスに、淡くておとなしい薄いパープルって合う気がするんだけど。」


「新婦様は、色彩検定か何かお持ちなんですか??」

「へっ?? いやいや、とんでもない。色彩に関しては、新郎の方が上ですから(苦笑)。」



これはホントの話で、ぷよ2は専門学校時代に、2〜3色の配色に関してならば、
抜群のセンスを発揮して、色彩に関する単元ではほぼ満点に近い点数をはじき出していた。
ただ、無勉強で独学のわりには、光の色の調和や、和服の色あわせ等々、あたくしも
色に関しては、個人的に何かと煩い部分があるので、こだわりのポイントがここにきて初めて
決裂した状態になった。

何故あたくしが、薄い紫を主軸にと主張したかというと、
新郎のタキシードの中に着るベストとタイの色が、渋いワインレッド。
そして、お色直しで登場する際に、2人は黒を主軸に、互いにブルーをポイントにした衣装になる。
その両方と調和し、かつ、目に煩くないのは、薄い紫だと、あたくしは全体の流れでそう思っていた。
赤と青で構成される紫という色は、色が濃くなると主張も比例して強くなるが、
薄い色の場合は、青にも赤にも調和する上、天然色の花の色ならば、庭の芝生の緑や、
卓上に同時に置くことになる席札その他の色とも、巧く調和すると、半ば確信してたんだけど。

・・・・でもやっぱりぷよ2は、初めて目にした「緑色の花」というのがどうしても気になるらしい(苦笑)。

あたくしはこの他にも、「旬の花は何か?」という質問もして、その上で装花を決めたかった。


「同じ淡いグリーンでしたら、カーネーションなんかもありますよ♪
ふわっとした感じになって、なかなか可愛らしくていいと思います。」


「緑色のカーネーション・・・・♪」

「そんなのもあるんだぁ・・・・♪」



うぅ・・・・( ̄∇ ̄;) 外は雷雨。天が重い日は、あたくしの体力がガタリと落ちる。


「いいや!! ぷよ2先生に任せるわ。」

「じゃあ、この緑色のヤツを基本に♪♪」

「わかりました。でも、お2人ともきちんと色のことをよくわかってらっしゃいますね。
好きな花から選んでいって、結局、内装全体がちぐはぐになった例もありますから、
今回は大丈夫だと思いますよ♪」



( ̄∇ ̄;)・・・・はぁ、そりゃどうも(苦笑)。
そうそうっ!! このままでいくと、全体が緑だっっ!! あたくしは大変なポイントを思い出した。


「ウェルカムボードにも装花していただけるときいたんですが・・・・。」

「はい。イメージにあわせて、それもやらせていただきますよ♪」

「緑だと・・・・非常に困るんです。」

「( ̄□ ̄;)!!そ、そうだったな。」

「何か問題でも・・・・??」

「実は・・・・」



↑「緑」撃沈の瞬間(爆笑)


「ここは庭の芝生がとても綺麗だから、あえて緑は使いたくないんです・・・・それに」

「全体的に、グリーンがかかってて( ̄∇ ̄;)」

「へぇ〜!! 今はそんなものがあるんですか?? 大きさはどのくらいで?」

「多分、この椅子の背もたれくらいかと・・・・」

「するとA3サイズくらいですね。ひょっとして、縁も??」

「はぁ、バッチリついてまして・・・・( ̄∇ ̄;)」

「もう、思いつきで買ってしまったもので、まだきちんと作ってはいないんですけど、
かなり和風な感じになるかと・・・・。」


「フレンチレストランに持ち込むにはちょっと・・・・と思ってたんですが
装花で何とかなるなら、あえて和洋折衷の雰囲気を醸し出せればと思いまして。」


「そうですか・・・・でも面白いですね。ちょっと待ってくださいね・・・・う〜ん・・・・
こんな感じなんかいかがでしょう?」



提示されたのは、丁度昨日、アヤコが持ってきて切れたブーケの中にもあるような、
渋い紫がかった葉っぱに、鮮やか且つやっぱり渋い、こっちは赤紫系(マゼンダ系)の花をあしらった
ブーケ見本だった。


「おぉっ!! コレがいいっっ!!」

「んじゃ、コレで♪」

「(早っ)」

「やった〜♪ 紫だぁ〜♪」

「お庭との調和を考えますと、このくらいのお色の方が映えると思いますよ^^
それに、和風な感じと結構合うと思いますし。」


「んじゃ、ボードの方はコレでお願いします♪」



モノの見事に折衷案採用で、決裂したかと思われた卓上装花を巡る一件も無事に解決♪
この話をしている間、あたくしは、それこそ高校時代、役者を退いて
主に照明を触っていた時代に覚えた、ゼラ番号がグルグルと頭を巡っていた(笑)。
自分が着る衣裳に刺繍された薔薇の色って、そうよね・・・・76番? 78番?
いや、待てよ・・・・50番台の緑にもあんな色があったような、とか。
黒い衣裳を着ていると、22番の赤い光源が映えるなぁ、とか(笑)。

肌質、肌色を考えて、選びに選んだ衣裳を台無しにしたくなくて、室内演出に関しても
もっと考えたかったのだが、意外にあっさり決まってしまった(苦笑)。
そうでなくても、あたくしは、新郎であるぷよ2に似合わない服は着せたくないからと、
計7着ものタキシードを試着させているのである。
・・・・うぅ、そんなことよりも天が重い( ̄∇ ̄;)
今日はまだ、美容部との最終打ち合わせが・・・・。


16:00・・・・美容部の担当、アマノちゃんと最終的な打ち合わせ。
先日のロイヤルメイクで撮影した写真をプリントアウトして持参したところ、
やっぱりあたくしの目の錯覚ではなくて、明らかにボリューム多すぎ( ̄∇ ̄;)ということが、
プロの目から見ても発覚(爆笑)。
挙式の1週間前に美容院へ行き、髪を少し剥いてもらい、色もきちんと染め直すという方向で、
とりあえずは落着。
当日、花婿が持参するもののリストも渡されて、ここはほぼランスルー。
話が終わった頃にダンディ(担当者)が現れて、新しく作成した明細を置いていってくれた。


16:40・・・・打ち合わせ終了。ぷよ2の実家へ向かい、食事。
アサミンジャー、かなりグロッキー。
栄養を補給したら、少しはマシになるが、それでも「眠い!」を連発( ̄∇ ̄;)


22:00・・・・帰宅。即寝(爆)。泥のように眠る。


翌朝、体重を量って、データを出した。

↑全然弱ってねぇじゃん(爆笑)

そんなこんなで、挙式まであと3週間をきりました。
死ぬ気でやれば、あと2〜3歳若返るんじゃないかと、何かわけのわからない方向に思考が向いている
妙な花嫁、アサミンジャー
体重を減らすより、年齢を減らしたい(爆)、そしてあわよくば体脂肪率を減らし、筋肉率をアップ♪
基礎代謝率なんか、もうどうでもいいわ♪ v(o ̄∇ ̄o)♪ みたいな勢いで、
残りの3週間、死ぬ気でやったる( ̄^ ̄)と妙な誓いを立てたこの日・・・・天は重かった。

あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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