2004年06月23日(水)
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式場視察/名古屋大学付近・Lスース・いずみの場合 |
わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪ 挙式だ〜♪パーティだ〜♪ ・・・・などと、本人らは浮かれている場合ではなくて、寧ろ、かなり神妙かつ真剣ですわ。 今日の視察で凡そのハコを決めねばならず、 見積もり如何では招待客をまたかなり絞り込む必要性も生まれる。
嗚呼・・・・世の中全て、金、金、金( ̄∇ ̄;) 金のないうちらには、「予算」という大きな課題がどの式場に行っても壁となり、 これといった解決策を見出せぬまま、3件目の視察と相成った。 本日見に行ったのは、八事と本山、入中の丁度中間地点にあり、 新しく開通した名古屋地下鉄の新しい駅「名古屋大学」が最寄・・・・という、 これまた閑静な住宅街に突如、どどーんっと出現してしまった、言うならば場違いチックなスペース。
普通、雑誌に外観の写真を掲載している場合、実際に見にいくと、 「なぁんだ・・・・こんなもんか。」とガッカリする場合が多いのだけど、 そのガッカリ指数を計算に入れて、その広い広い庭を見渡した。
「うぉっ♪ なかなかいいじゃん、ココ♪」
「本で見たのと遜色ないね・・・・ちょっとビックリだわ。」
店舗周辺では、ひそひそ話をするクセがついてしまった我々(爆)。 内容がシビアなものになりがちなので、店の関係者の人に聞かれては困る場合が多いので、 褒める時は大々的に、何か落とし穴がありそうな時はニッコリ笑顔で、先方が退席している間に アイコンタクト、もしくは首が縦に振られるか横に振られるかになってきた。 場慣れしてきたな、うちらも(爆)。
1時間近くも予約の時間より早く着いたというのに、担当の人が早速その庭に現れて、 にこやかに挨拶をする。 ・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・。 誰かに似てる・・・・(-。-) ぼそっ 思い出せやしねぇ(笑)。
まぁ、そんなことはおいといて、この店の方針やら何やらの説明、 ここでかつて挙式した人たちの写真を見せてもらったり、 本当は料理の試食もすると良かったのかもしれないけれど、予算の都合上、説明だけを聞くことに。 コーヒーに、引き菓子として出しているとかいう、店オリジナルの黒糖パウンドケーキが出された。
・・・・美味い(-。-) ぼそっ
黙々と食べるぷよ2。黙々と食べるアサミンジャー。 料理の味見をせずとも、引き菓子の焼き菓子がここまで美味けりゃ、上等でしょうってなことで、 後は、概算的見積もりをあれこれ出してもらう。 その間、店の人が一瞬退席したので、我々のひそひそ討論会が始まる。
「美味いな、コレ。」
「ね♪ しつこくなくて、甘すぎなくて、おいしいね。」
「スペースも広いし・・・・何だかなぁ、店の人の雰囲気もいいしなぁ。 あと、当日の天気さえいうことなかったら最高だな、この店は♪」
「それはそうとさぁ、あの担当のKさん、誰かに似てると思わない??」
「俺もそう思ってたんだよ!」
「誰だろう・・・・?」
「誰だったかなぁ・・・・?」
「う〜ん・・・・」
瞬間、閃いた!!
「ダ・・・・ダンディだ( ̄∇ ̄;)(爆)」 (指はもちろん「ゲッツ」)
「うっわ〜!!! そうや、ダンディや( ̄∇ ̄;) めちゃくちゃ人当たりいいし、接客が丁寧だから、今ひとつイメージに結びつかなかったが、 確かに、ダンディや・・・・( ̄∇ ̄;) くっそ〜・・・・俺の中では『これぞギャルソン!』って 感じやったのに・・・・イメージぶち壊しやぁ。」
「ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん!」
ダンディ(げっつ)が現れたので、笑いを引っ込める(爆)。 見積もりを出してもらったら、この間の、C・ピアーヌとそう変わらない値段が出た。 ぷよ2のこだわりでもあった写真のサービスも、選択肢が広く、 多少値段は張るものの、それでも良心的な範囲内であるということは、 市場価格をあれこれ調査済みだったので、きちんと理解できた。
どうも、ぷよ2の様子を見ていると、この間の八事のレストランの時よりも ずっと感触がいい。 この間は雨だったが、今日だってそんなにいい天気ではなく、蒸し暑くて空は分厚い雲に覆われていたが 名古屋って、こんなに空が広かったかしら・・・・?と錯覚するくらいに、贅沢にスペースが作ってあるので、 かなりの高級感を演出することは出来る。
そもそも、C・ピアーヌの方は、まずレストランありき。 料理は美味しいし、それに見合う空間もきちんと提供できている。 サーヴァメントの人たちもとても丁寧で、アットホームな雰囲気。 ただ、元大使の邸宅を改造したというだけあり、庭の造りが個性的で、レストランと呼ぶには 少し違和感があった。そういう意味での贅沢さがあったのだ。 で、ここに、A社という会社が代理店として入り、ウェディングプランを土台から創りあげ、 このレストランの料理や雰囲気をぶち壊さないように演出を仕掛ける・・・・なんていうのが 初歩のアプローチの仕方だったのだが、ここは根本から違う。
まず、『結婚式』ありき!! コレを前提に、レストラン、貸衣装、美容院、花屋、引き出物等、 ほぼ、結婚式や披露宴に必要と思われる全ての分野をひとつの会社が経営。 無論レストランの質を落とすわけにはいかないから、きちんと修行を積んだ実績あるシェフを ハンティングしてきて厨房に入れている。 サーヴァメントも全て「店員」ではなく「社員」で、きちんとした接客はホテル並だ。 ひとつの会社の一端としてレストランが存在するわけで、丸の内にはドレスのショップも構えている。 こりゃ、何はなくとも、余計な人間を間に挟まないので、ラクだなぁ・・・・と感じたのが、 あたくしの最大のメリットだった。 全てをお任せにしても、200万程度。 料理のランクをもう少し落としてくれだの、コレは自分たちで持ち込むだの、 そういう注文をつければ、あと1割強安く済む。
普段、暗算とか計算とか、めちゃくちゃ苦手なクセして、こういうときの計算は滅法強いアサミンジャー。 一生に一度のことですからね(基本的には(爆))、黄金の計算機が脳裏に出現するわけです。
この物理的な金銭にプラスαされてくるのが、新郎・ぷよ2の意向と好み。
結婚式なんて花嫁のためにするもんだ・・・・なぁんて考えでいたんであれば、 あたくしはハナっから、こんな鬱陶しい儀式をするなんて真っ平御免だった。 確かに、ウェディングドレスの試着なんかは凄くワクワクするけれど、 それにしたって、新郎の着るものひとつによっては、空間の雰囲気が台無しになる事だってあるのである。 まぁ、ここからは勝手な話になるけれど、あたくしは自分自身、そんな空間にいたくもないのである。
例えば。 舞台で共演する人の衣裳やメイクが、どうしても腑に落ちない・・・・なんてこともコレまでに何度かあったが そういう時って、こっちも一気に興ざめしてしまい、それまで高めに保ってきたはずのテンションが 一気に萎えてしまうのである。 嗚呼・・・・できることなら、この人と一緒の舞台なんかに立ちたくねぇ・・・・(-。-) ぼそっ 総合芸術ですからね、あれらは。 で、思うわけ。 結婚式の演出その他も、やっぱり総合芸術なわけで、いくら新郎がその手のシチュエイションに弱いから といって、あたくしが甘やかしていては、あたくしの今後にも関るのだ。 なので、あたくしは自分の衣裳もさることながら、ぷよ2の衣裳には、 普通の新郎の2〜3倍は時間と気を使って、できることなら完璧に、 悪くても及第点以上には仕上げたいと思っているのです。 衣裳屋やプランナーが「花嫁さえきちんと作ってあげれば・・・・」なんて思っているようじゃ 話が始まらないので、そこにこだわりを見せたいと思っているわけです。
そんなわけで、帰ってくる頃には7割がた、今日のところかなぁ・・・・なんて話にもなりましたが、 翌日、もう一度、あの某有名日本人デザイナーのショップに行くことになっているので、 そこの出方次第で、ハコを決めたいと思います。 やっぱり、ハコも大事ですが衣裳も大事です。芝居もそうです。 野外でもボロッちい小屋でも、きちんとした演出、きちんとした芝居、きちんとした管理の メイクと衣裳さえ揃っていれば、オーディエンスは納得するのです。
自分たちはもちろんですが、ゲストたちを納得させるくらいの面白い宴にしたいという 妙な使命感に駆られていますので、向こう1ヶ月くらいは忙殺覚悟・・・・。 ぷよ2にも、ある程度の・・・・っつうか、かなりの根性を据えてもらうつもりですわ┐( ̄∇ ̄)┌オホホ
この日また、ぷよ2パパ&ママに甘えて、ご飯とガソリン代を持ってもらい、 オマケに10kgもの米をゲットするなどなど・・・・ もう、誰かれなく依存しまくっている我々なのであった( ̄∇ ̄;)
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