2004年06月08日(火)
|
式場視察/八事・Cピアーヌの場合 |
結婚式とか披露宴とか、どんなにスタイルを変えても、ある程度お金がかかってしまうものなんだなぁ 基本中の基本ですが、予算を絞りたい我々にとっては、大きな課題だったりする。 自分たちはどこにポイントを置いて、その場所を選び抜くか!? というのが一番大事なんだろうけれど、うちらは入籍を果たして、既に2ヶ月半が経って、 良い意味でも悪い意味でも、只今、再び失速中( ̄∇ ̄;) こんなことなら、あの時に駆け込み挙式でも何でもやっちゃって、一息も二息もついておけば、 今になってこんなに焦ることもないのになぁ・・・・と奇妙な後悔に駆られつつ、 本日、2件目の視察であります(苦笑)。
あたくしは、名古屋の地理は大まかなことしかわかってなくて、 大体どの地下鉄に乗ればどこに着く・・・・くらいの程度で、どこがお洒落なポイントで、 どこが今、人気のスポットか・・・・なんてことはほとんど知らない。
そんな状況下で、選んでしまった八事のイタリアンレストラン。 閑静な住宅街に、ホント遠慮がちに目立たないようにひっそりと佇む、邸宅改装の店舗は 外観も相当お洒落だけど、内装もかなり綺麗で、名古屋の立地条件がわからずとも、 ここはなかなか・・・・♪といった感じの雰囲気だった。
特に神前・仏前に拘らない挙式ということだったので、試しにレストランウェディングが如何なる物か 本当に偵察に来ただけだったんだけど、前の覚王山の時より、何となく手応えがあって(笑) ちょっと気に入ってしまった(爆)。
しかし、基本的コンセプトが「イヴェント」であったのに比べ、 今回見ているのは、「料理」がメイン。 少々お高くついたけれど、レストランの味を確かめないことには、このスペースも死ぬなってことで、 ランチを食べてみる・・・・美味い・・・・(-。-) ぼそっ オーナー(の姉だか妹だかみたいな人)も感じのいい人だったし、サーヴァメントたちも 素朴で、雰囲気のいい人たちばかりだった。
でも、ここの人たちがウェディングを企画する・・・・というわけではないらしく、 仲介として、プランニングの会社の人たちが介添や企画そのものの世話をするという形をとっているようで やっぱ「適材適所」という言葉をわかっている人たちでないとなぁ・・・・話が進まんよなぁ、 などと、妙な感心をする(笑)。 まぁ、レストランの人には心底美味しい料理を提供して頂き、後のプランニングは その道のプロに任せて、スペースを死なせないように絶対的な演出をする、という方法論には 至極納得して帰ってきたわけで・・・・。
しかし、未だ主張に乏しい我々( ̄∇ ̄;) 自分たちの結婚式では、何々をしたい!!という、確固たる主張というかこだわりがないので、 プランナーの人と話をしていてもすぐに話題がなくなってしまう。 気になることといえば、どこへ行ってもお金のことで、そんなことを言い出したら、 最初に見た、覚王山のスペースが一番いい(他より群を抜いて安い)ということになってしまうので、 ここはもう少し慎重に考えてみることにした。
そんな彼女がワインセラーの説明をしてくれる時が、あたくしにとっては一番のツボで、 この人が挙式当日も立会いに入ってくれたら、個人的にはめちゃくちゃオモロイんですけど・・・・ みたいなどうでもいい付加価値がついてきてしまったので世話がない(爆)。
でもさぁ、慎重に考えてみると、こうして新しい場所で最初に出会う「人」って結構重要だと思うの。 挙式の準備ともなれば、何ヶ月にもわたって色々と相談相手としてつきあってくれるわけだし、 いくら仕事とはいえ、親身になって協力してくれる立場の人だから、 そういう人との相性っていうのも重視しなきゃいけないなぁと思ったわけ。 ぷよ2はどう思ってるか知らないけれど、 やっぱり意見らしい意見をあんまり言わないので、挙式までの間は、 孤軍奮闘を強いられそうな予感がするのだ。
あたくしのこだわりの1つとして、やっぱり挙式は、彼の実家の近くでやりたい! というのがあったので、今回、八事の偵察・・・・と相成ったわけなんだけど、 決め手は、ぷよ2の実家から徒歩圏内だったということだ。 彼の実家周辺が、立地条件としてどうなんだか、ということは一切知らなくて、 何の情報もないまま出向いていったんだけど、聞けば、八事というのは名古屋の中でも かなり「セレブ」な街らしいのだ(笑)。
「大学が近くに2つあって、八事の駅前は最近、お洒落な店やショッピングスポットが次々出来てるんだ。 それに、あの辺りっていうのはバブルが崩壊してからも、売家が平気で 1億2億の値をつけてるような、高級住宅街なんだよ。」
「そういえば、川島なお美みたいな姉ちゃんも、あのお店は、元はどっかの大使の家だって言ってたなぁ。」
「同じ中学の学区内には違いないんだけどさぁ、道路1本挟んだだけで、 ガクンと生活水準が違うんだよ(苦笑)。あっちの小学校のヤツらは、ホントに金持ちが多かった。」
「へぇ〜♪」
「今でも、会社の女性社員に聞くとさぁ、あの辺に住みたいって言う人が多いんだよね。 『実家がS高校の近くです』って言ったら、めちゃくちゃ羨ましがられた。」
「そうなんだぁ・・・・あぁ、あれだね! 東京で言うなら、田園調布とか世田谷とか なんかそんな感じっぽいのかなぁ?」
「あぁ、世田谷っぽいかもしれないねぇ。」
在京時代は、田無とか吉祥寺とかそこら辺りを散策するのが関の山だった、 西武線沿線在住を貫き通したあたくしには、到底わからない世界(爆)。 大学時代の親友に、実家が世田谷のど真ん中・・・・斜向かいには柴田恭兵一家が住んでいる!! なんていう、生粋のお金持ちの子がいたんだけど、庶民のあたくしは、 無理してまで、土地に拘るよりも、電車の便が良くて、周囲に安いスーパーがあって、 尚且つ家賃が安くて、とりあえず、30分以内に新宿に出られればいいや♪ みたいな感覚でいたので、例えば、世田谷とか田園調布とか自由が丘とか広尾とか、 聞いたら誰もが羨ましがるような『地名』には一切拘ってなくて、 またそんなところに行きたいとも思っていなかった。
どうも、名古屋市内では丁度、そういう「憧れスポット」というのが、どうやら八事らしい。
「ふ〜む・・・・確かにごちゃごちゃしたお店は少ないし、 ある家、1件1件が物凄く高そうで豪華だった気がするなぁ。」
「通り向かいに、テニス練習場があったろ? あそこは言うなら、セレブたちの溜まり場で、俺らがおいそれと行けるようなとこじゃないんだ。」
「名古屋にそんなところがあったとは・・・・あたしなんか、『八事』って聞いたら、 =ハウジングセンターしか思い浮かばなかったよ(爆)。」
東海地方在住の皆様にならわかっていただけると思うが、古くからこの土地に住んでいると、 八事というと、「斎場」か「ハウジングセンター」なのだ(爆)。 テレビのCMとかの影響なんだけど、名古屋を知らずに東海地方に住んでいたりすると、 もう、そういう方程式になってしまっている、八事って( ̄∇ ̄;)
しかし、実際にこの目で見てきて、スペース的にも立地的にも問題はなく、料理は美味しいし、 演出的な問題にもプロがしっかりと応じてくれるし、ここの会社の提携貸衣装会社は きっちりと「桂由美」のドレスを抑えていたりするので、あとはそこでドレスの種類を見てみて 正に、ジャストフィット!!と思えるようなものがあれば、ぷよ2に拝み倒すかも(笑)。
口には出さなかったが、ぷよ2の感触は、もっとカジュアルな感じでやりたい・・・・けど ここだと、かっちりとフォーマルにさせられそう・・・・(-。-) ぼそっ というのが見え隠れ。 あたくしは、八事に先入観がなかったから、「カジュアルがいいならそうできるんじゃん?」 みたいな感じでいたんだけど、多分、心の奥底では、
「そもそも『八事』はそういう雰囲気じゃないんだよぉ・・・・(-。-) ぼそっ」
という、土着民ならではの感覚が恐らくあるのではないかと睨んでいる。 あたくしが、世田谷のホームパーティとか、田園調布のレストランウェディング、 広尾の教会での挙式に、おいそれと平服で出かけられない先入観があるのと、多分一緒だろう。
一度中央に出てしまえば、名古屋だろうが岐阜だろうがあたくしにとっては大差がないんだけど、 やっぱり、土地の「格」というのはいつまでも存在するもので、 それは、名古屋に限らず、東京も流動的にそうだったりするので、一概にどうとは言えないものなんだな。
「いっそのこと、夕雅先生のお父さんの店で出来たらいいんだけどなぁ・・・・。」
「( ̄∇ ̄;) そもそもうちは、挙式とか披露宴に向く造りになってないよ・・・・。 披露宴をするって料理を組んだら、絶対にお膳が並ぶよ??」
「でも、どうせお金を落とすなら、そっちに落とした方が有益なような気がするよ。 グルグル回ってくもんだし・・・・。」
「そりゃそうだけどさぁ・・・・新婦の父、働いちゃうよ、もしそうなったら( ̄∇ ̄;)」
「あぁ・・・・そうかぁ。」
「お食事会の時だって、何だかんだいって結局、動き回っちゃってさぁ。 あんな調子で、50人も60人も招待した宴会を開いたら、あの人厨房に入って、 出てこなくなっちゃうよ・・・・どっちが親孝行か、それは本人に聞いてみないことにはわかんないけど。」
答えは本人に聞かずとも、大体わかっているけれどね・・・・。 列席して花嫁姿を見るのが幸せか、自分の作った料理で腕を振るって独壇場にしてあげるのが幸せか、 それはわからない。けど、あたくし自身はこの案にはあんまり乗り気でない( ̄∇ ̄;) 3月にやったお食事会の時も、実は、出入りの業者さんたちがあれこれと差し入れをくださって、 並んだ料理のほとんどがその差し入れで出来ていた・・・・なんてこともあったわけで、 実際、厨房の関係者の宴会ともなれば、そうやって何も言わずとも「祝い代わり」とばかりに とんでもない量の「何かしら」が届くことを知ってしまったので、 あんまりそちら側(=業者さんたち)までをも巻き込んだことしたくはないのである。 (お礼の形がまたコレ、ややこしくなりそうだから( ̄∇ ̄;))
今のところ、うちを入れて候補は4つ。 10月の挙式を目指しているので、早く答えを出し、この17日に最後の1つを見にいくんだけど、 それを見た3日後くらいには、どこでどのような形式で行なうかをきちんと決定したい。
どっぷりと生活感が出てきて、今更「挙式」という雰囲気ではないというのが、 一番の原因だと思うが、ここは何とか、無理矢理にでも加速度を上げて、 秋口にスパートをかけられるように、頑張っちゃいたい。
この日、「アットホームダッド」を見ながら、ぷよ2に
「もう少し詳しい家計簿つけたら?? どこにいくらくらい払ってるかの明細をハッキリさせた方がいいよ。」
とか言われた・・・・( ̄― ̄メ)
「ホラ・・・・ネットで簡単にDLできるみたいだし・・・・あぁいうのつけとけば、 来月は大体、どこをいくらくらい削ればいいかっていうのがわかると思うんだけど。」
あぁ、もう、この人、全然わかってないっっ!!
「あのね、あの手のソフトは、大体1ヶ月無料お試し期間っていうのがあって、 あとは有料ソフトになるの。」
「( ̄□ ̄;)!! え? そうなん?」
「タダで手に入るんだったら、もう採用してます( ̄^ ̄) わざわざ無益にお金を落とすことはないから、手書きでやってんです( ̄^ ̄)」
「でも、ちょっと大まかすぎやしないか?」
「何言ってんの? ぷよ2先生が稼いできてくれたうち、 お家賃を含めて、最低このくらいは銀行から毎月差っぴかれるから、それを残して、 家計費として現金で手渡ししてくれてるじゃない? あたしがその中から使ってるのは、食料品と日用品のみです! 余った分から貯金の分を更に引いて、それでもまだ余ったら、あたしのおこづかいにしようって ぷよ2先生が決めてくれたんじゃん?? それに我が家はまだ、交際費や遊興費とかいった余分なお金を使えるほど 余裕があるわけじゃありませんから( ̄^ ̄)・・・・要するに!! 明細化するほど、使途がわからないようなお金が発生してないってこと!!」
「あはははは( ̄∇ ̄;) そうですか・・・・。すみません(苦笑)。」
「それにもし、使途がわかんないようなお金が発生するようなことになっていたとしても、 自力でEXCEL組んで、使いこなしてるわよ・・・・(-。-) ぼそっ 出来ないからやってないんじゃん・・・・(-。-) ぼそっ」
ここまでPCが使いこなせるようになっていても、あたくしもぷよ2も、未だにEXCELだけは不得意で、 表計算の計算式の入力すらきちんと出来ない(爆)。 クシ(プロキシ)だけは何本も通せるぷよ2・・・・ 最近は、ちょっとしたハードのことも理解するようになってきて、 ネットの不具合や、ハードの故障等、大概のことは自力で解決できるようになったあたくし・・・・ どのくらいヤバいサイトでも、閲覧可能にしてしまうぷよ2・・・・ 手書き原稿をわざわざWRDで立ち上げて、メールでやり取りする横着なあたくし・・・・
そもそも我が家の家計簿に、使途不明金や遊興費が発生していない上、 ど根性節約を遂行しているので、足りなくなったら削るべきポイントは必然的に限られてくるわけで。
番組では、「節約は主婦の嗜みよね〜♪」と、川島なお美が言っていたが、 主婦でなくとも、あのくらいの工夫は誰だってする・・・・っつうか、ひとり暮らしをしている間に、 知恵がつき、あのくらいの節約は自力で見出していた。 残り3分の2になった今月・・・・明らかに先月より残金が少ない( ̄∇ ̄;)
見てろよ・・・・(-。-) ぼそっ 気合で、その腹の肉もろとも、余剰使途金を全滅させてやるからなっ( ̄^ ̄)
|