2004年05月01日(土)
元祖・悪友の来襲/道はそれぞれに在り


ついこの間、コレもまた元祖・悪友と呼ぶに相応しい、サナエが来襲してきたことは
ここにも書いたけれど、あたくしの悪友の交遊録は何もOMDC(演劇部)内に限った話でなく、
あちこちに「悪友の輪」というのを持っていた。
「悪友の輪」というのは、滅多なことでは途切れることなく、
さすが、青春時代、共にワルサをして過ごした仲・・・・というのもあり、何かあると
何となく集う・・・・というのがいつしか定番となり、高校を卒業してからも
「●●がいないけど、今日はこのメンバーでいいか♪」と、何となく遊んでいたのが、
卒業後、もう10年以上経っているのだけど、未だに続いている。


トイレに行くための友達・・・・なんか作らなくて本当に良かった♪ 心からそう思える。
だって、輝かしき青春時代の思い出が、ほぼトイレで過ごしたこと・・・・しか思い出せなかったら、
それはそれで、結構な悲劇だと思うわけ。
そんな事情を差し引くと、あたくしの交遊録は滅多なことでは朽ち果てない屈強さと、
居場所を隠してもすぐにバレてしまうほどのネットワーク(爆)、加えて、
いつでも当時の感覚に戻れる、速やかな時間の巻き戻し力というのが備わっているので、
結婚しようが、子供を産もうが、そんなことは全然関係なく、
ジュニアが傍にいようが、ダンナが傍にいようが、それも全く関係なく、
在るがままを受け容れてくれる、この仲間たちはホント、非常にありがたい存在だ。


トモコが仕事でどうしても来られないということだったが、それもいつものこと。
また、暇な時間を縫って遊びにきてくれたらいい。
そういうわけで、本日の昼下がり、アヤコユッコミユキの3人と、
ミユキの可愛い愛娘、ちゃんが我が家に集った。


う〜ん♪
「楓ちゃん」というと、あたくしの交遊録・・・・横浜在住のユリ姐の愛娘も「楓ちゃん」なのであった。
ミユキが出産を控え、名前のことで話をしていた時、もう決めている名前があると
教えてくれたのであるが、まさか、自分の交遊録の別の輪に、同じ名前があるなんて
思ってもみなかったことだ。
横浜の楓ちゃんも、ミユキのとこの楓ちゃんも、実はぷよ2にはお目通り済みで、
今日、彼は仕事でいなかったものの、実に、ミユキが出産した際には、わずか生後3日の楓ちゃんに
お目通りを果たしているのである。
そんな、『人間の新品!』だったちゃんも今ではすっかり大きくなり、
1歳半になったところで、体重は12kg超級(笑)。逞しくすくすくと育ってます(●⌒∇⌒●)
全く人見知り、場所見知りをしない子で、我が家でも大人しく遊んでてくれたので、
久々の再会にも変な水入りがなく、はしゃいでいたら、うちらもそのように対応するので、
特に何の問題もなく、いつも通りの再会と相成った。


先頃、「プリザーブド・フラワー」のインストラクター(講師)資格を取得したとかいうアヤコ
「プリザーブド・フラワー」が何たるかを詳しく知らなかったのだけど、極上のプレゼントを賜りました!




♪こちら♪




彼女手作りのウェルカム・ボード♪
執拗にメールでぷよ2の本名を聞いてきたのは
コレを製作するためであったと言ってくれて
何だか嬉しくて、涙が出そうになりました(ノд−。)




本物の薔薇の花びらを加工して着色などを自由に施し、それからアレンジをするんだそうだ。
生花よりも持ちが良く、普通の造花よりも本物に近く、ドライフラワーとはまた一線を隔した
この「プリザーブド・フラワー」・・・・よく、生花で結婚式用のブーケを作ったのを
改めて額の中へ保存したりするのに、この手法が用いられると、前にテレビか何かで聞いた覚えがある。

この作品は、薔薇の花びらを用いてレイアウトした中に、あたくしとぷよ2の名前が入ってて、
何とまぁ嬉しいことに、入籍した日・・・・つまるところ、「結婚記念日」の日付も、
右下のところにきちんと入れられていて、きっと本人たちが真っ先に忘れそうだった結婚記念日も
コレで色鮮やかに、『保存』『記録』された(笑)。
ありがとう♪アヤコ

加えて、アヤコは、


「結婚式とかって、いつするの?」

「う〜ん・・・・まだ先になるやろうけどね。お金貯めたり、色々と計画したりしなくちゃいけないしね。」

「もし、その段になったら、あたしにブーケ任せてよ!( ̄^ ̄)
ドレスの色とか形に合わせて、バッチリ、いいヤツ作るからっ♪」


「マジで〜? (●⌒∇⌒●)絶対、お願いするわ♪」



彼女は今、この作業が楽しくて楽しくて仕方がないらしい。
それに、彼女だったらあたくしも頼みやすい。
如何せん、目の前に現物もあるし、彼女はこれまでに創った作品をプロのカメラマンが撮影したとかいう
作品集みたいな写真集まで見せてくれて、その本腰の入れようったらなかったのだ。
でも、今、彼女は輝いているので、その輝きを少しでもお裾分けしてもらえるなら、
こんなに素晴らしいことはない!!

少し前までは、結婚や交際相手のことなんかに凄く焦りを見せていたのだけど、
そんなものどこ吹く風(笑)。
結婚、結婚と急いでばかりいる彼女よりも、あたくしは今のアヤコの方が好きだな。


ユッコは少しやつれたみたいだった・・・・。
今日は元気そうだったけれど、頬の辺りが少しシャープになった気がする。
で、理由を聞いてみると、何のことはない、ついこの間やめた、進学校の養護教諭の仕事のストレスが
どうやらハンパなものではなかったらしい。
前々から、生徒たちにチクチクとやられている・・・・みたいなことは言っていたけれど、
そこまでやつれるほどになっていたとは・・・・。仕事をやめたというのは、この春先に連絡があって知った。
今は名古屋に出て、フリーターで食いつないでいるらしい。
彼女は、本当は獣医になるのが夢だったんだけど、どうしても理系の補填が間に合わず、
文系でも程なく理系に近い大学を卒業し、教員免許を取って、あちこちの産休補助に入るなどして
空きを待っていたはずなのに・・・・。
地元でトップクラスといわれる高校の養護教諭としてしばらく働いていたんだけど、
彼女の学歴を下目に見る人たちが絶えず周りにいたようだ・・・・。
うちの高校は、進学率からいったら、この高校の足元にも及ばない。
進学率は勿論、進学先だって、誰も名前を知らないような短大や専門学校だったりすることも
珍しくなかった。
その点この進学校は、東京六大学、有名国立大学等、バンバン合格している上、
歴史も古く伝統ある高校なので、今も昔も、この学校の看板にぶら下がっている輩は多い。
いい子、いい人もいるにはいるんだけど、何割かの嫌味な人々のせいで、
あたくしも何となくなんだけど、あの高校のことは好きになれなかったし、
遡り、中学時代に思いを馳せても、自分で努力して目指そうとも思わなかった。

ま、そのおかげで、清く正しい「悪友」たちに恵まれて、あたくしは幸せな青春時代を送れたんだけど。

ユッコ自身も、新しい生活に特に不満はないようだった。
自分で選んだ道だもの。あの高校で養護教諭を続けるよりも、きっとフリーターでも
自分に合った仕事を見つける方が、幸せになれるということに気付いたのかもしれない。
無論、あの高校で養護教諭を続けると、必ずそれが不幸なことになるのかというと、それは違って、
たまたま彼女の場合、あの場所にいるべきではなく、もっと別な場所が彼女のことを待っていたのだ。




「悪友」と言えど、片付いていった順番は、ほぼ「悪くない」順で(爆)
それを根底から覆してしまったのが、言わずもがなこのあたくしなんだけど( ̄∇ ̄;)
高校2年の時、よく一緒につるんでいた6人中、2番目に結婚したミユキはもう1児の母になった。
こっちは順当な感じで、誰しもが疑わなかった人生をまっとうに歩んでいる。
まだ1歳半のちゃんを保育園に預け、自分は別の保育園で保育士・・・・しかも
半年前に職場復帰したばかりだそうで、受け持ちはまたもや年長さん。
本当は、今年中に2人目を産みたかったのにぃ・・・・と零していた。
職場復帰に際しては、まだ1歳なのに可哀想かなぁ・・・・とも言っていた。
ちゃんと「お母さん」と「先生」、そして「主婦」を並立させているから、本当に偉いと思う。

ちゃんは、もうあんよもきちんとしてきて、言葉も少なからず出るようになっている。
意思の疎通ができるので、うちらは、そんなちゃんが可愛くて可愛くて仕方がない(笑)。

ちゃんがアヤコの脚をキックする(爆)。
ママのミユキはすかさず注意!!


(ミ)「だぁ〜めでしょ! 楓!! そんなことしちゃ。」

「楓ちゃ〜ん、誰がそんなことをするのかなぁ?」

(か)「ママ。」

(一同) 「ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん!」


ちゃん、好奇心旺盛に、テーブルに乗ろうとする(笑)。


(ミ)「楓!! お行儀悪いでしょ!」

「誰がお家でやってんの〜?」

(か)「ママ。」

(ミ)「( ̄∇ ̄;) もうっ!! 何でも『ママ、ママ』なんやで・・・・。」

「・・・・お、面白い(爆)」

「面白すぎる・・・・(爆笑)」



ちゃんの好奇心は止まらない(爆)。
終いには、棚にしまってあった、じゅうたん用粘着テープ・通称:「コロコロ」片手に、
あちこちを「コロコロ」してくれて、非常に助かりました、主婦としては(爆笑)。
もうあんよも出来るので、あちこちを歩き回るのだけど、やっぱりママがいいみたい(笑)。
ちゃんだけ、寝室に御招待して、一緒に遊びました♪
姿見を見つけると、たたた〜っとその前に駆け寄って、「いいお顔」をしてくれます(笑)。


「楓さん〜♪ いいお顔して〜♪」


と言うと・・・・。










「あたちの笑顔は高いわよ( ̄^ ̄)」
「さっきのケーキ、もう一切れ食べたいよん♪」





ビッグサイズ・は本当にしっかりしてて、大きさも振舞いも、すっかり2歳児クラス♪
知らない大人たちに囲まれて、もう少しぐずるかと思っていたのに、終始ご機嫌で、
あたくしたちも非常に楽しませてもらいました♪
ちなみに、「悪いお顔は〜?」というと、しっかりと・・・・

(  ̄Д ̄)


と、正にこの顔文字通りのアピール(爆笑)。芸達者なサービス精神旺盛な子ですわ(笑)。
我が家のお掃除、ご苦労様でしたm(_ _)m>さん(笑)



「それにしてもしっかり主婦やね。」

「日野ってさぁ、料理とかは大丈夫なの?」

「あれ? 日野ちゃん料理は平気やったよねぇ?」

「まぁ・・・・今のところ、苦痛ではないかな(笑)。」

「なら、いいやん♪ あたしなんか、もうかなり苦痛やわ(苦笑)。」

「それがさぁ・・・・料理は苦痛じゃなくても、色々と頭痛の種はあるわけでさぁ。」

「何よ?」

「体重・・・・(-。-) ぼそっ」

「体重がどうかしたの?」

「あの人さぁ・・・・付き合いだした当初から、もう25kgも太ってんのよ!!
かといって、働いて帰ってくるわけだから、食わせないわけにもいかないし・・・・。
はぁ・・・・どうしたもんだか。」


「25kg!!?? それはちょっと・・・・スゴいかも・・・・( ̄∇ ̄;)」

「でもさぁ・・・・考えてもみてよ。1ヶ月に1kgずつ太ってったとして、
3年で36kg・・・・ありえない数字じゃないだけにさぁ・・・・。」


「はっ!( ̄□ ̄;)!! 言われてみると理論上はありえるのか!!」

「うちのダンナもそうやよ。元々野球で身体を動かしてたやん?
やで、食べて動かんとすぐ太るんやて。」


「あぁ、それ、うちも・・・・柔道やってたでしょ?
当時のプロテインが未だ働いてるとしか思えない・・・・(-。-) ぼそっ」


「日野ちゃんのダンナさんって、スキンヘッドなイメージがあるんやけど。」

「そっかぁ・・・・ユッコは会った事あったもんねぇ。今でも似たようなもんよ。
つい昨日も散髪済ませたばっかだから、スキンヘッドもどき(笑)」


「へぇ〜♪ んじゃ、今度はダンナさんのいる時に来よう♪」

「ミユキも来てよ。実は楓さんに頗る会いたがってて、今日も残念がってたのよ。」

「(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)うんうん ホラ、新しい道路が出来たじゃん??
だから、結構うちと近いのよね〜♪ よくそこの農協に買い物に来るんやて。」


「そうなん?? じゃあ、たまに寄ってってよ。」

「そうするわぁ♪ まさかこんなに近いと思ってなかったんよ。」



今も昔も微妙に姦しく(苦笑)、会話は17の時とはやっぱり少し擦れてはいるものの、
それぞれのリズムはきちんとキープ。侵害してはならない間合いというのが我々の中にはあったりして、
そこは、みそじ突入の年になってもあんまり変わっていない気がする。
半分が独身、半分が既婚、そして、3分の2が『母』になったけれど、
変わらないものってあるんだなぁ。
あたくしが独身でなくなった今、絶好の寄り合い所と化すこと間違いナシの我が家。
便利がいいところなので、これからはもっと彼女たちと頻繁に旧交を温めることが出来るかもしれない。

↑『青』どころの騒ぎじゃなかったりもするので(爆)

皆、いい顔をしていた。
ゆったりしすぎず、ギスギスしすぎず、それぞれのペースで生きているといった感じだった。

・・・・ただ。
あたくしがキッチンに立っていたり、あれこれと世話を焼く姿は、彼女たちにとって、
些か新鮮でもあり、ある意味違和感を醸し出すものでもあったようだ( ̄∇ ̄;)

それほどに、この悪友の中でのあたくしの「結婚」というのは、珍事で、衝撃的だったのである(爆)。
皆が口を揃えてこう言った。

「日野こそ結婚しないと思ってた・・・・」

・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・。

あたくしもそれに激しく同意したのは、言うまでもない(爆)。

あさみ


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