| 2004年03月09日(火)
|
アサミンジャー家の食卓 |
エンゲル係数が異常に低い我が家・・・・実は裏ワザ・・・・というよりも裏ルートがあったりする(笑)。 それこそ、白い米くらいはきちんと自腹を切って買っているんだけど、 そこらのスーパーではとても買えないような、とんでもないブツが食卓に上ることも少なくない。
コレ全て、山賊の仕業( ̄∇ ̄;)
本日の夕食のメニューはカレーなんだけど、ここに立派なエビフライがオプションとして付く。 1日目のカレーは、カレーのみを味わい、2日目にようやく、卵あたりが登場・・・・という、 我が家の通念を悉く覆す山賊・・・・。 冷蔵庫の中を覗くと、刺身オンパレードで、朝食を食パンで済ませたあたくしの見ていない所で、 山賊&サヨコは海鮮丼なんてもんすごく贅沢な昼食をとっていたらしい( ̄∇ ̄;)
で、これらのブツがどこから流れてくるかというと、それをここに書いてしまうと問題なので 極秘にしておくのだけど、最小限の出費で、結構いいものが食べられているので、 非常にありがたい・・・・ということだけは書いておこう。 昨今、鳥やら牛やらがやばい中、きちんとしたルートできちんとした食品にありつけるというのは 何にせよ幸せ・・・・。 店で腐らせてしまうよりは、我が家できちんと消費♪ という、まぁ貧乏性に毛が生えたような 決して邪ではないこの心がけが、我が家のエンゲル係数をググっと下げているのである。
この間など、別に頼んでもいないのに、メロンが箱ごと一気に8個も届いたりして、 消費に困ってあちこちに貰っていただき、何とかしたんだけど・・・・。 御裾分けをするブツが、普通は「高価」とされるものだったりするんだけど、 ここまで来ると、ものの価値観たるやがわからなくなってきて、
「うぅ・・・・トロじゃなくて赤身が食べたい〜」
「メロンは向こう半年、もう勘弁〜( ̄∇ ̄;)」
「霜降りなんて食い飽きた〜( ̄∇ ̄;)」
という、それこそこの日記を読んでいる人に対しての『嫌味』かと思うほどのセリフが 自然と口をついて出てくるのも現実・・・・。 トロより赤身が好きな、あたくしとサヨコ。
こともあろうに・・・・
うちの食卓は、こんな感じで結構潤っているのですが、それもこれも極秘ルートのお陰・・・・。 お嫁にいっても、これらブツが横流しされることを祈ろうと思う。
本日の山賊は上機嫌で、
「月末のお食事会は何が食いたい? 何でも出すぞ♪」
と、はりきっている。 多分、相当無茶なことを言っても、それを揃えるだけのルートは確保しているし、 調理する人間も確保しているので、よっぽど自信があるのだろう。 でも忘れてもらっちゃ困る。 今、店の人気メニューである『だしまき卵』が、あたくし発案の『裏ワザ』で成立していることを(笑)。 アサミンジャー家の食卓は、本当にいつ、裏ワザが飛び出すかわからない。 本家・伊東家と同じくらいの可能性を秘めていて、 何が転じて、その知恵袋が店で活躍するかわかんないのだ。
少ない休みを駆使して、家で休息をとる山賊なんだけど、休息をとる振りをして、 アレ、ずっと色んなことを考えてんだから、よっぽどの仕事人間なのだ。 また何か面白いネタを仕入れたら教えてやろうと思う。 我が家が揃って食卓を囲むことなど、本当に週に1回か2回あるかないかなんだし・・・・。 食卓での知恵比べで火花を散らす父娘・・・・。
どうも最近、彼女と別れたらしいっぽい話を聞いた。 あたくしも異性を見る目はそんなに肥えちゃいないと思うけれど、弟はハイパー級に肥えてない。 多分、我が家で一番異性を見る目が肥えていたのはサヨコで、 見事に山賊テイストで生れ落ちてきたのが、我々兄弟・・・・ということになる。 ・・・・なぁんて、そんなことを書くと、またサヨコがへそを曲げるので、 食卓での話題のチョイスには相当神経を使わねばならない。
あたくしと山賊は興味を持つ分野が似ているようで、超・限定隠語で、 アイコンタクトを取ることもできるようになったのだが、この関係性を確立させるまでに、 15年くらいかかった(爆)。 あたくしが高校に上がる頃には、限定隠語会話が出来ていた、我々父娘って一体・・・・( ̄∇ ̄;)
まぁそもそも、普通の家庭で食卓を囲んでするような会話など、一度も為されたことなどなかったが。 最近だよ、普通に、結婚後の生活について山賊もまともに話すようになったのは。
アサミンジャー家の食卓は常に戦場で、 ゆっくりまったりなんてご飯を食べていた覚えはない。 飲食店を経営している父親のペースで全てが回っていた。 だから、学校で給食を食べる速度も、どんな食いしん坊より速かったし、 高校時代の弁当を食べる速度も、異様に速くて、残った昼休みを部室であれこれするのに使っていた程。 外食をする時もそうだ。 家族揃って、食うのが異様に速い。 で、この速度の中で、山賊は瞬時にあちこちを観察し、 盗める点を頭に叩き込んだり、もう2度と来店しない覚悟を決めていたり、色々やってんのだ。 そこが遺伝したのかねぇ・・・・? ぷよ2とのスローフード癖の中で、あたくしは店の中のありとあらゆることを十分に観察し、 それを逐一、山賊に報告している。 何処そこは、いくらでモーニングを出している、ランチの相場はいくらだ、 あの店の店員さんは動きが機敏、こっちの店は行列が出来ている・・・・等々。
そんな中、サヨコは専業主婦として、よくもまぁ、あの山賊に有無を言わさぬ漬物を 食卓に出せるもんだ・・・・と感心してしまう。 主婦って・・・・妻って・・・・すごいなぁ。 飲食店経営者をきちんと黙らせて、食事をさせることが出来るんだから、大したもんだと、 しみじみと思った。
そんなわけで、あと2時間もしないうちに夕食ですが、どんな面白いネタが拾えるか、 山賊のいる日は、結構張り合いのある食卓になる(爆)。
|