あたくしがここ数年愛用している、「自由業」用の名刺は、意外と評判が良く、 この4月のパーティの時にばら撒いてきた時も、「センスが良い」と誉められた。
あたくしの手作りではなく、とある業者さんの雛形にあれこれ書体やらの注文をつけて、 それでようやく、「あたくしの名刺」になるのであるが、 ここの雛形は結構充実している上、価格も良心的、発送も素早いので、 あたくしはなるべくここを利用するようにしている。
数年前、偶然見つけた名刺印刷のWEB販売サイトなのだが、 紙はしっかりしているし、出力もきれいだし、それを加味すれば、 100枚¥5000というのも大して高くないように思えたのである。 会社勤めをなさっている方だと「はぁ!?名刺100枚、¥5000??」と驚かれるかもしれないが、 個人で注文するとなると、このくらいは覚悟しなければならないのだ。 経費で落ちていく・・・・ほど稼げていないし、何せ「自由業」なものですから、 名刺でセンスが問われる場合だってあるのです。
だから、渡す相手はかなり選びます(笑)。 だって、1枚単価50円の代物を、おいそれとわけのわかんない人になんか渡せない。 本名と住所は書いていない。 芸名(筆名)、メールアドレスに、URL、そして携帯番号くらいだ。 そういう手段で以って連絡がとれる人に限られ、加えて、連絡しておいた方が良さそうな・・・・ ぶっちゃけて言うと、仕事に繋がりそうな人々にしかなるべく渡さないようにしている。
この間のパーティで、この名刺をしこたまばら撒いてきた。 皆々様、各界でご活躍の著名人ばかりだからだ。 その御陰で、母校(大学)でお世話になった先生からもいきなりメールが来たりして、 縦や横の繋がりを、名刺で以って思い知らされた瞬間でもあった。 自由業の友人たちの名刺は、凝ったものが多い。 その中で、休業中とはいえ、かなり凝ったものを出しているのがあたくしかもしれない。
最初は、50枚でよそうかと思ったのである。 50枚だと¥3500・・・・ちょっぴり割高。 ここは奮発して、100枚注文するのがスジというものだろうということで、 思い切って、100枚にした。 新しい出会いも近いことだし・・・・。
あたくしの名刺は、わざと肩書きをつけないようにしてある。 肩書きを付け始めたら、キリがないからである。 そこが「自由業」の良さであったり、また、ライセンスの要らない仕事ということで 杜撰なところが見え隠れする・・・・そんな、悪しき状況を物語ったりもするんだけど いつでも「ひとり」、いつでも「完全オリジナル」でいる必要のあるあたくしに、 やっぱり肩書きは必要ないのである。 名前だけが大きく刷り込まれたあの名刺の評判が良いのには、 意味があるのだろう。 そしてそれに添えられたイラストに好印象を持ってくださるセンスのよろしい方に あたくしは、逆に脱帽し、尊敬する。 そのイラストが、あたくしが何を志しているかを端的に表しているからだ。
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