2002年04月22日(月)
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薬、薬、薬・・・・。 |
ききあ嬢から頂いたアオザイです。
似合う? 似合う? どう?どう? ダメ? いけてない? (めっちゃ気にしてるの) とってもはりきって、着てみたのだけれど、 実は、本日、薬を余分に飲んでいたので、 何ともなくダルダルで、どうしようもありませんでした。 あたくしお気に入りのモールに来てはみたけれど、 さて、如何にしたものかと、こんなアジアンチックなカッコで 悩んでいたのでありました(トホホ)。
映画を見るにしたって、 ズガンズガン的映画の方があたくしは好きなんだけど、 本日、頭痛が激痛、微熱も高熱・・・・ 脳みそにやさしい映画でないと 無理っぽそう・・・・( ̄∇ ̄;) シュワちゃんのヤツとか「ブラックホークダウン」とか でもよかったんだけどね。脳みそ機能に自信なし。
で、本日、あれ見てまいりました。 「光の旅人」 主演:ケヴィン・スペイシー(激ラヴ) あたくしさぁ・・・・何でか彼のこと、大好きなのよね。 とってもソフトな英語を喋るので、日本人の耳に心地好いからなのかもしれない。 「L.A.コンフィデンシャル」も「交渉人」も劇場で見たもんなぁ。 本日、この映画は予定外でした。 あたくしは、TVのCMで何度か目にはしてたんだけど、 異星人が精神病院に入れられちゃって・・・・・ってとこまでしか知らなかった。
ところが。 コレがなかなかいい作品で、 とろけ気味だったあたくしの脳味噌にも丁度いい加減の刺激で・・・・ 何より、精神病院の病棟患者が沢山出てきて あたくし、思わず浸食されそうになったんだけど それでもね、思うわけ。 精神的疾病に冒された人々っていうのは、結局のところ、 どの人間よりも繊細で素直なんだなぁ・・・・って。 薬飲んで、注射されて、化学物質で体内のホルモン調節して 個室に叩き込まれて・・・・狂ってなくても、狂っていくだろうなぁ。 そう思った。
薬なんかなくても、注射なんかしなくても、 「青い鳥」を見つけたり「死に赴くこと」で生きる希望を見つけたり・・・・ そんな簡単なことで、病棟が沸きかえっているのをみると、 医師の方が、狂っているようにも見えてきた。
何が普通で、何が狂気なんだろう??? それを、定義づけているものって、一体何なんだろう。
すごく不思議な気分になった。
ここ数日、色んな薬の名前だとか、 モロに疾病名、症状を検索エンジンにかけてこの日記に飛んできてくださる人が 格段に増えてまいりました。
そういう方々に、是非、観て頂きたい映画ではあるかも。 あのね、うちの主治医・オーアエ大先生も仰ってました。
・・・・・今は、現実と妄想のボーダーがとても曖昧なんだ・・・・・と。 この作品はそういった意味では、とても曖昧で、 見終わった後には、それぞれ個人個人で、色んなものが残ると思います。
あたくしにも、色んなものが残りました。 とりあえず、お茶をしながら、おもむろにK−PAX星に帰りてぇ・・・・(-。-) ボソッ と呟いてみたり( ̄∇ ̄;) 行ってみたいよ。彼が言うような「楽園」のような惑星が本当に存在して、 何が何だかわからなくなって、それでも「救われたい」という欲求だけが残っている あたくしら、俗人は そういう場所にとりあえず憧れるものだから。
ノーテンキ・お気楽なぷよ2ちゃんは、あんまり食いついては来なかったけど あの人は、常に満たされているからなぁ。 あたくしが人為的に、「節制」させてやることが、 彼にとっての「楽園」意識を高めるものだと信じて、 またしばらく、禁欲月間に入ってもらうことに決めた(爆)。
そうすりゃ、あたくしが
「嗚呼。K−PAXに帰りてぇ・・・・」 と、呟く気持ちも(本気度80%)少しはわかってもらえるような気がして。
それでも寝る前に、薬12錠。 減らす気はあったんだ。 デパス1錠だけにしたけど、何となく心配でその代用として アモバンとマイスリーを両方飲んだだけ。 トライディオール21は、もうすぐ2シート目がなくなる。
薬、薬、薬・・・・ そういえば映画の中で、この間オーアエがあたくしに自白を促すために 使おうとした薬の名前が出てきたな。 本当に使ってたら、やばそうだったな(爆)。
あ、ちなみに。おススメ度はかなり高いですよ、この映画。 何せ・・・・
ホント、安心してみていられる♪ あの人は、本当にいい日本語を見つけてくるわよね。 全然、違和感がないもの。 同じ「日本語」を使うものとして、ホントに脱帽だわ・・・・。
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