2002年04月07日(日)
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産む・産まない・産める・産めない |
ふと気づくと、あたくしの周囲のお友達・・・・・・・
妊婦・新米ママ だらけ
妊娠が発覚してから結婚(入籍)した、所謂「出来ちゃった結婚」というのは 案外少なくて、 ほとんどが新婚気分をきっちり満喫した後での、 清く、正しく、明るい家族計画の結果だったりする。 無論、「出来ちゃった結婚」がいけないというわけじゃない。 あたくしなんかは、子供でも出来ないことには結婚しないんじゃないかなぁ・・・・ と、自分の未来予想図に新たな可能性を描き足しているくらいだし。
だから、明るい家族計画の結果、子供を授かり 見事に妊娠したり、出産した友人たちの誇らしげな表情は 皆、とても美しく見える。 あたくしは結局のところ、そういう人たちのことが羨ましいんだな、きっと。
あたくしには、まだ色んな岐路が残されている。 「産む・産まない」の自主的選択と、 「産める・産めない」の物理的結果。 とにかく、この間のガン検診(婦人科)では、何ら異常もなさそうで、 妊娠は可能なんだろうな・・・・と思わせてくれた。 でも、わざわざピルを使って、排卵を止めて、 今は子供が出来ない状況だから(可能性的には)多分、勢いや状況に助けられ 結婚してしまう・・・・なんていうことも、今年中はないかもしれない( ̄∇ ̄;)
今でもちょくちょく連絡を取り合っている、養成所時代の友人・ユリ姐も 只今、妊娠中。 6月に生まれるんだそうだ♪ 芝居関係の知り合いで、20代のうちに出産した人はあたくしの知る限り、 まだ1人だけである。 それも、三十路を目前にしての出産であった。 彼女がようやく2人目。 他の友人は、芝居とは全然別の世界で、全然別の仕事をしていて、 環境も、結婚の事情も全然違うから、 20代のうちに結婚も出産も・・・・という人は別に珍しくもないのだけど、 こと、こっちの世界の人たちは、何でか婚期が遅れて、 すると自然に初産の時期もカタギの人たちに比べると遅くて、 あたくしなんかは、そういったお祝いチックなことなんかよりも 逆に、お葬式やらお通夜経験の方が断然多いのだ。 (おつきあいのある人々が、自分らよりもうんと年上の方だったりしたから)
ユリ姐から、メールで写真が届いた。 相変わらず痩せていて、ちょっと心配になった。 この人、本当にちゃんと出産を果たせるのかしら・・・・。 赤ちゃんに全部栄養を吸い取られやしないかしら・・・・(オロオロ)。 ユリ姐は、小さい人で、それに比例するかのようにほっそりとしていて、 ぽっきりと折れてしまいそうな感じの人だったのだ。 ただ、それと反比例するかのごとく、めっちゃパワフルな人で よく動いていた。 当時、まだポチャポチャだったあたくしは、すんなりと
「うむ・・・・この人はきっと、常人より消費カロリーが高いに違いない・・・・」
などと、勝手にそう思っていた。 自分と真逆な体型の女性だったので、正直なところ妬ましくもあり、 反面、羨ましくもあり・・・・といったところだ。 出会った頃、彼女はもう結婚していて、めっちゃ男前のダンナがいた。 とりあえず、そこんとこが羨ましかった(爆)。 優秀な遺伝子がぎっしり詰まっていそうなそのダンナ様を見て、 嗚呼・・・・この人たちの間に生まれてくる子は、きっとえらい可愛いだろうな。 そんな妄想も勝手に馳せていた(爆)。
あたくしの爆走中の妄想が、6月には現実となって御光臨というわけだ。 何だか、他人様のことでもはしゃぎたくなってしまう。 きっと可愛いに違いない(確信)。
逆に、子供が欲しくても出来ない・・・・ 妊娠しても様々な理由が邪魔をして産むことが出来ない・・・・ 子供は作らない・・・・ などという事情の人もいる。
今のところ、あたくしはそのどこにも属さない、 正確にいうと、「属せない」存在なわけだけど、 希望的観測で言うと、「いつかきっと産んでみたい」というのはある。 ピルをやめたら、本当に妊娠が可能な身体なんだろうか・・・・ 確認しなかったけれど、元々無排卵月経だったんじゃないだろうか・・・・ 不安な要素はいっぱいある。
男性って、とてつもない高熱が何日も続くと、所謂「種無し」になるというのは よく聞くんだけど、 女性の場合ってどうなんだろう・・・・? あたくしは微熱が1年間も続いているけれど、きちんとした排卵は あったんだろうか・・・・?
子宮・卵巣、共に元気らしいけど、本当にそうだったんだろうか? ただ、ガン細胞がないってだけで、心配は要らないとは言われたけれど ちゃんと機能していたんだろうか? 何でだろう・・・・今更ながらにすごく気になる。
そりゃ、昔の話みたいに、 子供が産めない嫁は、用無し扱いで、とんでもないレッテルを貼られた上で 実家に帰される・・・・なんていう非人道的なことは、さすがになくなっているけど そういう上部だけの問題じゃなくて、本当に「産めない」ことが判明したら さすがのあたくしも、幾許かのショックは受けるだろうなぁ。
今は医学も発達しているから、昔みたいに 「子供ができないのは全部女(嫁)の所為」というわけでもなく、 今は、男性側に問題があるという場合も決して少なくない。 男性がEDだと診断されたらすっごいショックなのと同様、 女だって原因が自分にあると知れば、ショックなのだ。
昔は心の中で「本当は旦那の方に原因があったかもしれないのに・・・・」 と思うことで、何とか溜飲を下げていた女性たちも、 そして、男性たちも 子供を授かるにあたって、逃げも隠れも出来ないところにまできている。 医学って、ある意味で残酷よね・・・・。
あたくしが、寝る前に飲んでいる薬のことをユリ姐に話したら、 「やっぱりそれは多いわねぇ・・・・」 と、返事がきた。 「アロマとか、どう??」 と、彼女はいつでも他人に対していい感じで世話を焼いてくれるのだ(笑)。 「剃刀を枕の下に入れると良いって、母親から聞いた」 とか・・・・(爆)。 非科学的だけど、とても面白い発想な上、彼女も不眠を抱えていた頃 これを試して効果抜群だと(メールに)書いてあったから 試したくなってきた(爆爆爆)。
そんなユリ姐・・・・。 小学5年の頃に、胃潰瘍を患ってたんだって。 あなたこそ、神経細すぎ・・・・。 安定剤服用者のことを、「感受性が豊かだ」と評価している場合じゃないよ>ユリ姐 (もう、この姐さんは、この時点でかなり面白い・・・・)
よくよく考えてみると、 いざ、自分が産む段になったら、結構素晴らしい、先輩ママたちがいるわ♪ 産めるか産めないか、それはまだわからないけれど、 あたくしが「産む」と思っている限り、 すごく心強い人々が、周りにいることになるんだわ♪
病気や年齢なんかに負けてなるものか。 アサミンジャーはいつかきっと、自分が「母」になることで 完璧な「世界平和」の達成を成し遂げるものなのだと、信じてやまない、 夢見るお年頃なのである( ̄^ ̄)
出産の時って、過呼吸になりそうだな・・・・。 最近、ドキュメンタリーなんかを見ていて、そんなことを思うようになった。
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