2002年02月19日(火)
闘え! 起動戦士アサミンジャー 「掛持ち」の巻 〜お前ら、ホントは公務員だろっ?〜

 毎度どうも。
 近頃、大悪党「アモバン」(眠剤)の服用を控える日が増えてきたので、
 リタリンなしでも、絶好調に早起き。
 部屋に猫を入れて閉じ込めておけば、定時にドアをガリガリとやって、
 とにもかくにもベッドから出ないことにはその音が止まらないという
 絶好の目覚まし代わりにもなるので、そういった自然・野生の恩恵も
 大いに享受しながら生活しております( ̄∇ ̄;)


 さて。前回、あの大病院を訪れたのは婦人科新患で、
 その診断結果はカビ(カンジダ)と出された。
 本日は、8:30から精神神経科、10:30から婦人科という
 正に決戦日和・・・・とはいえ、オーアエとはそうそう一所懸命に、
 闘っている場合ではないのである。


 確かに、色んなことがあって、家の中では書き物しているだけで
 「怠けるな」と邪魔者扱いされるし、
 じゃあ、役者の仕事は・・・・というと、こちらもまた吹く風なしといった具合で
 どうしていればいいのかさっぱりわからず、人生の混迷を覚える今日この頃。
 そういう悩み事を相談すべく、オーアエはあたくしの中で存在するのだけど、
 今日はちょっと、お休みして頂く。
 向こうさん、ヤル気満々みたいだったけど(爆)。


 前回、婦人科の方で、経口ピルの導入を勧められたあたくし。
 その経緯を、オーアエにも報告して、さて如何にしたものかと
 薬の処方の相談を仰ぐために訪れたのである(精神神経科)。





「まぁ、確かに。
この症状を訴えれば、先方は経口ピルの処方で来るわな。」


「で、どうしたらいいかなぁと思って。
1ヶ月や2ヶ月じゃ症状の変化もわかんないだろうし・・・・目的は避妊じゃないし。」


「あなたはどう思ってるわけ? やなの?
やっぱ、こういう方法でホルモンバランスを整えること自体が。」


「ここまで来たらそうも言ってられないんで・・・・。
とにかく、ラクになりたいんです( ̄^ ̄)」


「あぁ、そう。なるほどねぇ。
でもあなたの場合、その生理前の症状だけじゃなくて、
他にも原因があるわけだからねぇ。そう一朝一夕にはね・・・・。」


「おっしゃる通りで・・・・。婦人科の先生にはそういうこと話してないし。」

「話す必要ないよ。ま、あなたさえ納得してるんだったらやってみたら?
ダメならダメで、また別の方法を考えるってことで♪」












 このノリ・・・・。
 前回、婦人科の医師が、ウェハース並みにかる〜く言ってのけたのと一緒( ̄∇ ̄;)



















「婦人科の先生も、何かそんなノリでしたよ(-。-) ボソッ」

「え? 誰? 誰?」

「名前は確認してこなかったんですけどね、
何だかノリが、オーアエ先生にそっくりだなぁと思って・・・・。」




 本日、午前診察なので、いつもの看護婦さん(フジワラさん)も近くにいて、
 一緒になって、「誰だろう・・・・?」とやっている(爆)。
 オーアエのデスクには、院内の担当医名簿が挟んであって、それを見れば、
 どの科で誰が外来担当をしているのかが一目瞭然なのである。






「あっかるい人でしたよ。」

「じゃあ、キノシタ先生かなぁ。」

「フルイ先生かもしれへんよ。小柄な人やなかった?」

「えぇ。小柄な感じで、細くって。」

「じゃあ、フルイ先生やわ♪」

「あの先生かぁ・・・・(意味深)」

「今のお薬全てとおさらばできるかもよ♪ みたいなことも言われました。」

「言うだろうねぇ・・・・あの人、婦人科医だし。」




( ̄∇ ̄;)




 この病院内のネットワークって一体・・・・。案外、綿密に繋がってたんだな。
 別の科で、オーアエの悪口を言うのはよそう(苦笑)。


「こう見えても、最近、減薬に向けて頑張ってるんですよ。」

「あんまり無理して減らすなよ。こういう薬は
リバウンドが怖いんだから。」


「勿論、一気に飲むのをやめたりは・・・・アモバンだけやめるとか
そんな感じです。
先生、デパス2錠にしてくれてありがとう。
あれのおかげで、アモバンなしでもよく眠れて、目覚めもすっきり♪」


「へぇ〜♪ そうなんだ。」

「アモバン飲むと、朝がダメ。
昔、サイレースで痛い目見た時と同じ感じになるんです。」


「むむむ・・・・ちょっと待てよ?? サイレース??」




 オーアエは、赤い表紙の分厚い本を取り出した。
 薬物辞典みたいなものらしい。
 何となく、欲しいと思う(爆)。面白そうなんだもん。色んな薬のことが
 一気にわかる♪




( ̄ー ̄)ニヤリッ
「あなた、今、サイレース飲んでることになっているんだよ。ほら。」


「(げげっ!)・・・・ホントだ。」

「ロヒプノールとサイレースって、会社が違うだけで
成分は一緒なんだよね〜♪」


「でも、アモバン、嫌い(-。-) ボソッ」

「その時の体調との相性もあるしねぇ。飲み合わせっていうのもあるし。
まぁ、今、調子いいんだったら問題ないじゃん♪」


「うん・・・・あたしもそう思う。」

「アレ、飲んでる? ロキソニン。」

「・・・・一応。効いてるのかどうか、さっぱりですけどね。」

「じゃあ、リタリン以外は一応、いつも通りに出しておくか。」

「はぁ。お願いします。」









 朝一番のオーアエは元気だ(爆)。
 あたくしは、薬の相談だけして、早々に立ち去りたいところだったのだけど、
 色々聞いてくる。
 ちゃんとやってるかぁ? とか、どう?どう?とか。
 あたくしが、「今、必死に書いてます。」と言うと、
 いつもの倍のリアクションで「芥川賞♪」と抜かす。
 処方箋を書く勢いも、午後遅くなってからのとは比べ物にならないくらいに元気。


 もともと、元気でやる気のある人なんだな・・・・と思い直し、診察室を後にし、
 とりあえず、婦人科(同じフロア)に診察券を出しにいって、
 1階に降り、会計精算を済ませて、薬局に処方箋を出しておく。
 婦人科の診察が終わる頃には薬も出来ているでしょう・・・・。


 で。再び3階まで戻ってくる。
 今度は産婦人科外来。
 前回はあまり感じなかったし、実際、その数も少なかったように思ったが、
 本日は男女1セットのツガイ患者が多いことに気づく。
 若夫婦なら納得がいく。
 嗚呼。産科の定期検診なんだな、とか。
 むむ。ひょっとして堕胎? とか。

 でも面白いことに、熟年夫婦らしきツガイも案外多く見られるのである。
 受付で看護婦さんと話をしているのも、明らかに男性が多い。
 入院手続きのこととか、保険が利く利かないとかでやりとりをしている。
 本来、患者である女性に付き添ってやってきた人には違いないけれど、
 わりと奇妙な絵だ(笑)。
 でも、いいな♪・・・・と思う。
 産婦人科というところは、1人で来ると結構、孤独なのだ。

 その孤独と、かなり待たされるであろうことを予測して、
 あたくし、ちゃんと「病院用ヒマつぶしセット」を常備していますの。
 ┐( ̄∇ ̄)┌オホホ
 無論、今プロットから起こしている作品の完成分と、ノート、そしてペン。
 これだけあれば、2時間は余裕で潰せる。


 予想通り待たされました。2時間(爆)。予約とってあるのに(トホホ)。
 さっき、オーアエのところで、前回のウェハース医師がフルイというのがわかって、
 意気揚々。今日は何を言ってくれるのかしら♪ と半分期待していた。



 ところがっっ!!!



 診察室に通されて、目の前にいたのは、フルイではなく、
 そして話題に上ったキノシタでもなく、
 見ず知らず、初対面の、メガネブタであった( ̄∇ ̄;)。
 弾丸のように喋り捲るメガネブタ・・・・。とにかく、名前を確認しなければ。
 と、プレートを見る。
























伊藤





















・・・・・・・・。





























 あまりにも普通なので、メガネブタでいかせて頂きます。
 彼の話によると、前回採取したカビを培養したところ、
 紛いようなくカンジダというのが繁殖していたらしい。
 子宮や卵巣には特に問題なく、筋腫やガンその他の心配もいらないそうだ。
 で、精神神経科との処方ともあわせて、経口ピル トライディオール21 の
 処方も決定。とりあえず、1シート試してみることにした。
 1シートじゃ、変化は見られないと思う・・・・と思ったけど、まぁとりあえず。
 1ヶ月2700円。
 これだけかけてもやる価値はあるのか? と、メガネブタは更に念を押した。
 考えてもみろ。
 今飲んでいる薬は、明らかに1ヶ月2700円以上かかってるんだ。
 1種類、1錠でも減れば、もっともっと安くなるけれど、減らせない状況なのだ。
 ちくしょお・・・・メガネブタめ。
 急にあんたのことが憎たらしく見えてきたよ(爆)。
 フルイを出せ、フルイを。


 とは言えず・・・・とにかく保険の利かないホルモン剤 トライディオール21 を
 出してもらい、予約を1ヶ月以上先の日程で取って、帰ってきたのでありました。
 次回、またカビが繁殖していないか触診すると言われて、
 ちょっとビビり気味のアサミンジャー


 よく考えたら、次の生理が来るまでこのピルの出番はないんだよね・・・・。
 今までの周期を考えると、今月中に来ることはありえない。
 3月の第2週目くらいだろうか、順当にに来たとして。
 ということは、次回の診察の時には、薬の効果がちゃんと出ているのかどうか
 というのは、根本的に確認できない(爆)。
 確認できることは、薬の所為で不正出血があったかなかったか、
 もしくは、とんでもない副作用が出ているか否かくらいなものだ。
 またあのPMSを余分に1回分苦しまなければならないのかと思うと、
 体質改善の長い道程に、ため息が出るのであった。
 ひょっとしたら、PMSの方がラクなのかもしれないのか・・・・?
 と、予想を馳せるとキリがない。( ̄∇ ̄;)


 こんな薬くらいで、28日周期の万全な身体が容易くゲットできるのか?
 ちょっとした疑念を抱きつつ、21錠の薬のシートをしげしげと眺める。


 しかし・・・・あの大病院。
 市立・・・・ってことは働いているお医者も看護婦も公務員ってことになるよなぁ。
 オーアエ・・・・あなたは奇妙だが面白いから許しちゃう。
 開業医になって人気者にのし上がろうなんてことだけは考えないでね♪
 フジワラさん・・・・どうしてあなた、そんなにいつも親切なのですか?
 同じおばちゃん看護婦でも、婦人科の受付看護婦とは大違い・・・・(-。-) ボソッ
 そして、メガネブタ
 何故だろう・・・・あなたにだけは触診されたくない(爆笑)。
 お役所仕事のように片付けない、オーアエ
 とってもいい人に見えてくる、この不思議。
 婦人科にせよ精神神経科にせよ、今更開業医へ移行しようなどとは
 とても考え及ばない、アサミンジャーなのであった。


あさみ


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