● おさるのひとりごと ●


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2005年03月05日(土) ここのところ取り憑かれていること

先週、現地調査に行ったお客さんは若いのに車いすの方で、バリアフリーにリフォームしたい人なのだが
まだ新築で、しかもまだ完成してなくて(もう月末には完成するけど)でも、そんなわけなので
一度も使ってない機器をバリアフリー対応のものに変えるのだが、それだけならまだしも
段差の解消やら動きやすい様に開口部(ドアとかね)を広く、など色々。
正直、戸建てならなんてことないのだが、マンションであるため配管などは移動できないし、
躯体はいじれないし、間取り的にも前も横もパイプスペースに囲まれて移動できなかったり
とにかくなんとかしてあげたくてありとあらゆるメーカーや工事の人、福祉コーディネイターの人、
ベテランの設計さん、等々聞きまくりファックスしまくり、WEB検索しまくり、メールしまくり
なのだけど、最終的にみんな煮詰まってしまって解決しないことばかりなのです。
まだあきらめてはいないけど、リフォームの限界、と言うかある意味リフォーム以前の問題と言うか
みんな家族によって優先順位は色々あるんだろうけど、明らかにどうにもならないことを優先に
したほうがいいぞ、と思ったし、まあ、安い物件ってのはそれなりの理由があるんだな、とか
障害は個人によってほんと細かいところが違って書籍・資料を調べたからって決してそれていいわけではなく
10人いたら10の障害があると思った方がいいよ、と施主さんにも言われたけどほんとその通りで
非常に勉強になると言うか、奥が深いと言うか、これはもっと勉強すべき項目であると深く感じています。
そんなわけで毎日それにかまけている時間が多く、結構ぐったり。
もちろん、それ以外の仕事もあるわけで。
ほんといくら時間があっても足りない状態。
設備とかはもっと融通の効く、微調整ができるものとかあったらいいのに、と。
世の中、障害のある人のものを考えるのはやっぱり健常者と言うか普通の人と言うか、きっとそんな人であって
実際に例えば車いすの人が器具の設計してるわけじゃないんだな、と。
あくまでも健常者が『きっとこうしたらつかいやすいだろう』と推測したようなことで作ってる感じなのだ。
なんだかちょっとやるせなくなってくると共にどうしたらいいのかと(今回に限らす今度全て)悩める日々。
なにが一番いいのかはわからないけど、みんなが生活しやすい空間を作っていきたい。


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