● おさるのひとりごと ●


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2004年12月16日(木) 吸血鬼にさらわれた女の子

丘の上の豪邸から女の子を捕まえて飛び立つ吸血鬼。
何千年も生き抜いたやつだ。
女の子は知り合いでもなんでもない小学校1〜2年ぐらいの女の子。
でも、目の前でさらわれたのだ!
生け贄として!
・・・でも関係のないことだ。私には私の命を大事にする必要がある。
そんな自分の命をかけてまで助ける義理は無い。そもそも私が行ったから、って助けられないだろう。



と、一旦小さくなって行く吸血鬼と女の子を背中にして何ごとも無かったかの様に佇んだ。
・・・が、そんなわけにはいかないだろう?
見ず知らずの女の子だからって見捨てていいわけがないだろう?
たとえ危険なんだとしても助けなきゃいけないんだよ。そこにいたんだから。
それだけで命をかけて助ける理由はある。
すぐに追わなきゃ!
と、横につながれていたオオワシに飛び乗り下の住宅街目指し急降下。
うひゃーーーーーーー!!!
吸血鬼に殺される前にこれで落ちて死ぬんじゃ無いかい?ぐらいの。
なんとかドスンと落ちる様に下の街に到着。痛かったけどなんとか無事に着くことが出来た。
早く行かなくては!
ふと、ある一件の半地下の駐車場のある家の前に着く。まがまがしい気配。・・・ここだ!
暗雲立ち込める空の下、意を決して地下車庫の入り口のドアをバン!と開け放つ。
全身びしょぬれの女の子を発見!なぜそんなに濡れているのかはわからないがとにかく手を取って
走り出した。反応なく引きづられるようにボテボテと走る女の子。・・・おかしい。
イチかバチかバッと離れ、蹴りを入れる。ぐんにゃりとフェンスに激突する女の子。違う!
うつろな目のこいつは違う!人間じゃ無い!吸血鬼の僕として作られた植物人間だ!
マンドラゴラの樹から吸血鬼の魔力としてヒトガタに作られたものだ。
しまった!だまされた!こいつはダミーだ!
ニヤリと無気味な笑みを浮かべてフェンスに横たわっている。びしょぬれなのはそのせいだ。
じゃあ、あの女の子は!?もう手後れなのか!?


・・・はーい。夢落ちです。
夕べ、なかなか寝付けなかった私はこんな夢を見て寝た気がしないまま起きたのでした。


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