I.L.C -Image Leaf Craft-主催ライブイベント、『Sight Sounds3』 2013.1.26 岩本町 Eggman tokyo east、おかげさまで無事終了いたしました!
びっくりするほどたくさんの方にご来場いただきまして、ありがとうございました!
気さくな共演の皆さんや安心して背中を預けられる演奏陣の皆様、当日会場でお会いしたスタッフの皆さんやご来場の方々みんな温かい雰囲気で、とても楽しい一日でした。お会いできた方全員に心からの感謝を。
ライブ当日はとてもアットホームな雰囲気で、リハの時間に出演者のみなさんと他愛ないおしゃべりに花を咲かせたり(くにいさん改め由月ゆかりさんによるaya SuekiさんへのiPod touchオススメトークがとても面白かったです。ジャパネットくにい!)自分の出番以外の時間も楽屋でみんなで踊ったり、客席にお邪魔してオリPコールに参加したりして大盛り上がりでほんとうに楽しかったです。
多分自分の出番よりその後踊りまくったりはしゃいだりしたせいでライブ翌日は疲労で倒れて動けませんでしたよ。
当日のセットリストがTwitterのイベント公式アカウント(@SightSounds3)で公開されているのですが、ここの日記にも書いておきます。- 瀧沢一留 / 空に影
- 瀧沢一留 / 静かな空(コーラス / 遊女)
- 紺野聖 / カウントダウン(コーラス / 南条あきら)
- 紺野聖 / 僕はサヨナラ
- くにい / 180秒の静止(コーラス / 瀧沢一留)
- くにい / 蛍光の夜に(コーラス / 瀧沢一留)
- 遊女 / 原罪を追って(コーラス / くにい)
- 遊女 / I.C.S.C
- aya Sueki / もう少し
- aya Sueki / My Life
- aya Sueki / I.P.
- 南条あきら / 自由な孤独
- 南条あきら / 夢遊病(コーラス / 紺野聖)
- 悠花 / Little Call(コーラス / 結月そら)
- 悠花 / 望遠ファシスネイト
- 結月そら / 水たまり(コーラス/ 悠花)
- 結月そら / 翼(コーラス / 悠花)
全17曲という大ボリューム! 当日のゲネプロで全く同じ演目をフルでやったので、楽器隊の皆さんは一日に34曲をこなした計算です。すごい!
当日は本番前の打ち合わせでぼんやりしてて人の話を聞かないスキルを遺憾なく発揮したものでMCの段取りが頭からすっ飛んでいまして、いい忘れたことがたくさんあったのでここで補足。
補足のくせに長文なのはいつものことです。お時間のある方だけ読んでください。
私はトップバッターで、「空に影」と「静かな空」の2曲を歌わせて頂きました。
トップバッターです。なにそれ怖い。
私の出演したライブを過去にご覧くださった方はご存知かと思うのですが、私はものすごく上がり症な人間で、ライブの本番って棒立ちになって手とか足とかがくがく震えながら歌ってたりするんです。いや本番だけでなくてリハの時点からそんななのですが。
でもさすがに今回は、イベントの頭からそんながくがくのステージを披露するのもどうなのかという気持ちがあって、今回の目標は動きのある歌を披露するぞ!と。色々とプロの方のステージ映像を見たりして私なりに研究してみました。
そんな私にしては比較的動き回りながら歌った「空に影」、本番前のゲネプロでは共演者の皆さんが一緒に盛り上がってくださって、「アイドルっぽい」って言ってくださって、とても嬉しかったです。動きながら歌ってると緊張もほぐれるみたいで、いつもより手足のがくがく度抑え目で歌えたなーと思います。本番ではどうだったんだろう。本番の記憶は割りと飛んでいるので(そして照明の関係で客席がほっとんど見えなかったりするので)感想など教えていただけたらとっても喜びます。
Twitterで公式タグもありますよ→#ilc_ss3 タグつけてつぶやくともれなく関係者が喜びますよ!
そして2曲めの「静かな空」。
この曲は、私の音楽活動の進路に大きな影響を与えた大切な曲のひとつだったりします。
今回のライブはラムネ星のリリース後ということもあって、ラムネ星の曲を歌うのかなと思っていたのですが、セットリストが決まる前にダメ元で折倉さんに「静かな空を歌いたいです」とお願いしてみたらこうして歌わせていただけることになって、とても嬉しかったです。
ところでこの曲、今回のライブではコーラスが重要なアピールポイントでした。
にも関わらず本番のMCでネタにし忘れたので日記に書いてしまうのですが、コーラスが遊女さんなんですよ! この私のびっくりした気持ちをわかって誰か!
遊女さんという歌い手さんのことは、きちんとお知り合いになるだいぶ前からゲーム系のボーカリストさんとして私の中でインプットされていて、可愛い曲も疾走感溢れる曲も弾むようなポップスも幅広く歌われる方だなあなんて思っていたのですが。
私の中で遊女さんのお名前がくっきりと脳裏に刻まれたのはアルバム「しいくわあず」に収録された「バプテスマの憂鬱」という曲で。
なんて力強くご自分の世界観を確立されている方なのか! と感銘を受けたものでした。
今でこそTwitterなどでふつーにお話しちゃってるけど、数年前までは次元の違う憧れの歌い手さんだったのですね。今でも以前より少し身近になった距離からとてもたくさん勉強させて頂いてる歌い手さんなのですが。
そんな遊女さんが、私のコーラス。目玉ぽーん。畏れ多いと捉えればいいのか俺得と捉えればいいのか。折角なので後者だと思い込むことにしました。
でも最初のリハでは余裕がなくてとても遊女さんのコーラスをきくところまで気が回らなくて。2回めのリハの時にようやく歌いながらコーラスを楽しむことができました。
とっても新鮮でした。遊女さんのコーラスはふわっとしていてとても優しげで、でもしっかりと芯を持った遊女さんの歌声なんです。そんな素敵な歌声が、自分の歌声をしっかり支えてくださってるっていう。得も言われぬ未体験ゾーン。とても楽しい!
この感動をどうぞ皆さん楽しんでらして! と本番当日のMCで言うつもりが頭から吹っ飛んだので、どうぞライブにいらした方は脳内プレイバックでご堪能ください。そして感想などTwitterでタグつけて呟いちゃったりしてください。是非共に!
そして当日のお楽しみだったコラボ枠、私はくにいさん改め由月ゆかりさん(ライブ後から改名されました)のコーラスを担当させて頂きました。
すんごい楽しい。すんごい楽しかったです。ご来場の方には漏れ無くご理解いただけるかと。くにいさん改めゆかりさんとっても素敵な方なんですよ!
見てる人も楽しかろうと思うのですがあれ一緒に踊りながら歌うともっと楽しいの。ほんとなの。リハの時点から共演者の方巻き込んでみんなでふにゃふにゃーって踊りながら歌って、もう笑いすぎて歌えなくなってたりして、本番はもうちょっと緊張感のある舞台でしたがやっぱりいつものライブとは全く違うくにいさんワールドで、かつ歌声がとっても優しくて胸に響いて、本当に楽しかったです。くにいさんと一緒の舞台に立てて幸せでした!
でもライブを見に来てくれた親しい人からは
「あなたのははっちゃけが足りない。くにいさんはとても楽しそうだったがあなたは踊りながら真面目な顔をしていた」
と指摘されて「なん、だと!?」って気持ちになりました。もっと楽しげに踊っておけば良かった。内心はこれ以上ないほど楽しんでいたのですけどもー。
肝心のコーラスはゲネプロ前に折倉さんから許可を頂いて、ちょこっとアドリブで原曲とは違うアレンジを入れさせて頂きました。あんまり原曲の雰囲気を変えないように心がけてみたのだけどラムネ星好きの方からするとどうだったのでしょう。楽しんでいただけてたら良いな。
そういえばスペシャルCDのボイスコメントで興奮しながら語ってるんですが、最初のリハの日行き掛けに駅のエスカレーターから転げ落ちまして。
今でも大きな痣が残ってるんですが、くにいさん(当時)がなんと待ち合わせ場所に湿布持参で待っていてくださって! お陰様で派手に落ちたにも関わらず、心配していたほど大きな怪我にならずに済みました。くにいさん改めゆかりさんは神です。びっくりするくらいありがたくて本当に感謝してもしきれないくらい助かったので、書き記しておかずには。本当に素敵な方なんですよくにいさんとお呼びしたらいいのかゆかりさんとお呼びしたらいいのか今でも迷うのでなんだかすごい文章になってるけど!
今でも痣が残ってるのはあれです、歳のせいです。残念ながらあんまり若くないので私。
ところで、ライブのMCで何名かの方が折倉さんとの出会いについて語られていたので私もなんとなく記憶を浚ってみました。
頑張って記憶の底引き網してみて驚いたのですが、I.L.Cさん、なんと同人音楽サークルさんでは初めてお知り合いになった方でした。
私はなにげに歌い始めて今年で10年目だったりするのですが、はじめの数年はネット活動のみだったのでM3には聞き手として参加していたものの同人サークルさんとは全くご縁がありませんでした。
そんなところから、ネット活動以外もされてる方で初めて仲良くなった歌い手さんがhertzmixさんに参加されていた青木春子さん。そのあおはるさんが参加されて、歌われていた作品ということで手にとった作品がI.L.Cのシングル「羽根」。これがとっても素敵な曲で、その次に参加したM3で折倉さんにご挨拶して感想をお伝えしたのが最初のきっかけだったかな、と思います。
「羽根」はあおはるさんのライブサポートでコーラスを担当させていただいたこともあって、覚えるためにめちゃくちゃ聴きこんだ曲なのですが、とても綺麗なコーラスアレンジで聞き取るのもコーラス入れるのもとても楽しかったです。主旋律を邪魔しない、シンプルだけど単純すぎもしないハモリのライン。勉強になります。いやあんまり専門的なことはよくわからないのですが要するに折倉さんの作られるコーラスがとても好きなのです。
それがいつ頃の事だったかはもう記憶が定かで無いのですが、そこから何年か経って初めて歌わせていただいたのが「静かな空」。そこから数年を経て「予感」、さらに昨年の「ラムネ星」と、参加曲数はそれほど多くはないのですがその間にお誘いいただいたライブ出演がコーラスサポート含め何件かあったりして、実はとても長いお付き合いだったりします。ライブに関しては主催だったり共演だったりで私の参加したライブの殆どに折倉さんが出演されてる感じですね。(個人で参加したブッキングイベント除く)
ということに今気づきました(笑) 記憶を浚ってみたら案外長いお付き合いだったようです。
そんなI.L.Cさん主催のライブ出演、よくよく考えると不思議なご縁ですね。
ライブってすごいなーと思います。出演者、スタッフ、ご来場の方、すべての人の努力やら想いやらがたった一日の短い時間に凝縮されて、二度と同じ時間は繰り返さない。勿体無いような、あっけないような。あの時間が楽しすぎて、今でもまだ終わってしまったのかーと思います。習慣とは恐ろしいものでまだ毎日自宅で「空に影」や「静かな空」を振り付で歌ってしまうので、週末にはまたEggmanで歌っている自分を想像してしまいます。次はもっとスムーズに動ける!とか思ってしまいます。もうライブは終わってしまったのだけど。
それだけ短い時間に多くのものを詰め込んでいるからこそ、記憶に残るステージや得がたい縁になるのだろうなと思います。一期一会の短い時間を共有できた方に、たくさんのお疲れ様と感謝を。ちょっと出遅れてますが。
共演・スタッフの方々、ご来場のお客様、そして主催の折倉さん、ありがとうございました。
とても楽しかったので思わず長文書いてしまったのだけど余計なことは書いていないと信じたい。
この日記を読んで「あ、ライブ楽しかったな」って思われた方、Twitterでタグつけて感想つぶやいてね。
「ライブ行きたかったな」って方、良かったら次の機会に遊びに来てね。(笑)(予定は未定だけど)
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