2007年01月21日(日) |
『さよなら、さよならハリウッド』 |
アカデミー賞を2度受賞するも、今や落ち目の映画監督ヴァル・ワックスマン(ウディ・アレン)。 そんな彼に、ハリウッドのメジャー製作会社ギャラクシー・ピクチャーズから話題作の監督依頼が舞い込む。 だが映画のプロデューサーであるエリー(ティア・レオーニ)は、ヴァルの別れた妻で、しかも彼女がヴァルを捨て走った男ハル(トリート・ウィリアムズ)は、この製作会社の重役だった。 何かと絡むヴァルだったが、復活のチャンスをつかんだと意気込むエージェントのアル(マーク・ライデル)の一押しが効き、正式に契約。 しかし、クランクイン前夜、突然、心因性の失明状態になってしまった。。。
「目が見えないまま映画を撮影する」というバカバカしい展開にもかかわらず、コテコテにならないのがウディ・アレンの凄いところだと思った。
『マッチポイント』も面白い作品だったけど、やっぱり私は、こうゆうウディ作品が好きだなぁ。
「皮肉」って、自分が言われると怒れるけど、見る(聞く)分には好きな人って多いんじゃないかな? 御多分にもれず、私もその1人。
鼻で笑うような皮肉たっぷりのセリフ劇、可笑しく堪能できました。
ヴァルが撮っている作品の出演女優役で、『ビバリーヒルズ』の「バレリー」こと、ティファニー・ティエッセンが出てきてビックリ。 バレリー変わってなかったなぁ。
♪BGM~『ドリーム・ガールズ』サントラ
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