2006年12月17日(日) |
『硫黄島からの手紙』 |
戦況が悪化の一途をたどる1944年6月。 アメリカ留学の経験を持ち、米軍との戦いの厳しさを誰よりも覚悟していた陸軍中将・栗林忠道(渡辺謙)が硫黄島に着任した。 早々に、栗林は本土防衛の最期の砦である硫黄島を死守すべく、島中にトンネルを張り巡らせ、地下要塞を築き上げる。 そんな栗林の登場に、硫黄島での日々に絶望していた西郷ら兵士たちは希望を見出す。 だが、一方で古参の将校たちの間で反発が高まり、戦況も悪化していく。。。
天皇陛下の為に死を覚悟して戦争に行くけれど、誰だって本心は「生きて帰りたい」と思うはず。
二宮くん演じる西郷が、戦友の自爆を横目で見ながらも、必死で生き抜いて戦おうとする姿に、「これが本当の正直な気持ちなんだろうな」と感じました。
人は誰でも、「やらなきゃいけいない時がきたら、やるしかない」という状況に身を置く事態があります。
召集令状が来たら兵隊にならなければいけない。 兵隊になったら戦地に行かなければならない。 戦地に行ったら人を殺さなければいけない。
こんな勇気、今の私にはどんなに気力を振り絞っても無理…。
「引き分け」という勝負のない戦争では、勝っても負けても永遠に終わらない気がします。
「原作を読んだら映像を見ない派」の私ですが、予約中の『散るぞ悲しき』が予想外に早く廻ってきてしまい、「ま、この本が映画の原作ではないからいいや。順番着いてる人も多いだろうし、読んじゃえ」と、今回は先に本を読んで後から映画を見ました。
栗林さんにスポットを当てた本なので、映画に比べると、その人となりは(当然)詳しく、素晴らしい人柄をうかがえます。
映画の中にはほとんど描かれてなかったのが残念だけど、硫黄島での過酷な生活…暑さ、水不足、地下陣地造りの大変さ…この本で初めて知った事ばかりでした。
ベストセラーになったので既に読んでいる人も大勢いるでしょう。 オススメの一冊です。
御存知の方も多いかもしれませんが、栗林さんのお孫さん(次女:たか子さんの息子)は、現国会議員の新藤義孝氏です。 新藤氏のオフィシャルサイトには、栗林さんのコーナーがあり、たくさんの写真も載っています。
この間、いつも夕飯の支度をしながら聞いているJ−waveの『ジャム・ザ・ワールド』というラジオ番組に、新藤氏がゲストで登場していて、遺骨収集の話をしていました。 現在でも、約13,000人の人たちが硫黄島で眠ったままだそうです。
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『ER』10シーズン。 ロマノが…死んじゃったよぉぉ。 エンディングテロップが流れた時のヘリコプターを引き上げる映像がたまならく悲しかった…。
今、スカパーで5シーズンを放送していて、先週から見始めました。
実家に居た時は、「地上波+ビデオ」のみだったのに、結婚後、「地デジ+BSデジタル+スカパー+DVD」という、私にとってはもの凄い進化。 【パート2】にもアップしましたが、先日、52型のテレビを買ったので、ハード・ソフト共に、映像を楽しめる状況なんだけど、普段、『報ステ』が始まるまではテレビを見ない生活をしているので、“宝の持ち腐れ”状態…。 やっと1つ、連続して見る番組ができました。
5シーズンは、まだキャストも勢ぞろいしていて、ジョージ・クルーニーも若い! ダグ、マーク、キャロル、ジェニー、カーター、ルーシー、ロマノ、エリザベス、ケリー、ベントン…。 今、地上波では10シーズンを見ているから、とっても懐かしいです。 特に、私が好きだったジェニーの笑顔が見れて嬉しいよ〜。 ジェニーの笑顔はとってもステキなのだ。
1度見ているといっても、5シーズンも前だし、「あ〜、こんな事があったなぁ」と思い出しながら見れるのも楽しい。
毎週木曜に新しい回が放送されるけど、金・土・日も(しかも、朝と夜に)放送があるので、木曜に用事がある時でも、いずれかの曜日で見れるから便利です。
『ER』は、「吹き替えの声と、本物の役者の声がカナリ近い」という話は聞いたことがあったけど、初めて字幕版を見て納得! ルーシーなんて吹き替えの人が英語しゃべってるかのようだ。 エリザベスがちゃんとイギリス英語を話してるのも分かるし、字幕もなかなか面白いなぁ。
何より、医療単語がちゃんと漢字で分かるのが「おお!」って感じ。 電気ショックの「じょさいどうき」って、漢字で書くと「除細動器」って初めて知ったわ。
かつて、妹(←看護婦)に、「ERでしょっちゅう出てくる、“さんそふぉわーど”って何?」って聞いて、「あんたバカ?“ふぉわーど”じゃなくて“ほうわど”漢字では『酸素飽和度』!!!」と言われた経験ありです(苦笑)。
♪BGM〜『A Very Ally Christmas』アリー・myラブ サウンドトラック
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■感想予告■(映画見済・感想暫待)
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