2004年04月25日(日) |
『オーシャン・オブ・ファイヤー』 |
千年の歴史があるレース“オーシャン・オブ・ファイヤー”に参加できるのは、王家の一族と、血統のアラビア馬のみ。 このレースに「例外」として参加したフランク(ヴィゴ・モーテンセン)と愛馬マスタングのヒダルゴ。 大自然の恐怖と、レースに賭ける人たちの野蛮な駆け引きが始まる。。。
見応えがある作品でした。 どことなく『ヘブン・アンド・アース』に似てなくもない。 あと、『スピリット』と『シービスケット』も思い出される(マスタング繋がりで)。
純血の馬へのこだわりと雑種馬への見下しを、人間社会に置き換えて(というか、人間社会でも並行して)上手に表現していました。 弱いものと強いもの、権力があるものと無いもの、古典的な描写ではあったかもしれないけど、分かり易くて良かったと思う。
あと、異文化と異宗教の葛藤、受け入れるべきところと譲れないところ理解しようとするところ、こちらもとてもイイ感じな流れで進んでいきました。
フランクとヒダルゴはもちろん、フランクと王子(+王子の馬)の繋がりも良かったなぁ〜。 男だらけの登場人物の中で、イギリス貴婦人と王女はそれぞれ役に合っていて魅力的な2人でした。
ヴィゴは、アラゴルンの時とはまるで別人のよう! 男の人も髪型や髪の色でこんなにも雰囲気が変わってしまうのかとビックリ。 10歳以上老けて見えるのよ…フランク役の方が。 アラゴルンは、あの黒髪が若く高貴な感じに見えたのかな〜。
ラストは、「うそでしょー!」と思わず笑っちゃうような展開だけど、まぁ、有りかな。 マラソンで例えたら、42.195kmの、最後の2.195kmをカール・ルイスばりの100m走といった感じ=「うそでしょー!」状態。 私の周りの観客、わりと年齢層高くて(年金暮らし層)、「あっ!ヒダルゴだ!」とか、「わー!」とか、横から後ろから声援が飛んできて盛り上がってました。
ラストのラストの映像は、圧巻でした。 あれだけの馬の姿って、なかなか見られないんじゃないかな。
この映画、ほぼ実話らしいです。
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『世界の中心で、愛をさけぶ』、この頃、いつも予告を見るけど、あの平井堅の歌声と予告の映像だけで泣けてくる…。 これ、本を読んでみたいけど、私、頑固に「原作読んだら映像見ない派」の為(逆はあり)、映画を見たいから、まだ原作を読まずに我慢している。
今日の静岡新聞に、↑出演してる長澤まさみ嬢が試写会(静岡の)でPRに来た記事が載っていたけど、物語の設定上、髪の毛、剃ったらしいねー。 超ベリーショートカットの写真でビックリしたけど、これでも随分伸びたんだろうな。 何度も書いてるけど、まさみ嬢はうちの近所の子でして、最近どんどん大きな映画に出演していってて応援しがいがある。
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佐藤正午著の『ジャンプ』、映画化されたんですね。 雑誌で見て初めて知りました。 この小説、カナリ面白いですよ〜! 超オススメです〜!
映画は、ネプの泰造が主演らしい。 実は私、一時期、何の気の迷いか(?)泰造ファンだった時がありまして、、、ネプがメジャーになった頃かなぁ…家族とか友達に「泰造カッコイイ」と言いまくってたんだけど、いつの間にか正気に戻ったみたいで、ここんとこ別に何とも思わなくなった。 やっぱり私はイチローひとすじ♪
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GW休暇は香港に行ってきます。 PhotoGalleryに載せる写真がいっぱい撮れるといいなぁ。 しかし、行く事、まだ家族に言って無い…(~_~;) 明日の夜中に出発するというのに…どうしよう…。 and、、、北京のSARS、飛び火しませんように(念)。
♪BGM♪〜『Organic Plastic Music』by:orange pekoe
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■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『ホーンテッド・マンション』
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