まりなは体が小さく、だぶだぶの制服を着るとさらに小さく見えるので 先生たちがまるで子犬を扱うかのようにかわいがってくれます。 今日は防災頭巾をカバーにいれて座布団にしたものを 幼稚園へ持っていく日だったのですが、33cm四方の座布団を まりなが持つと、上半身が丸々隠れてしまって 腕も短いのでよっこらしょ、という感じです。 でも自分で持つといってえっこらおいこら歩いて 教室にたどりつくと、先生がまりなちゃん、おはよ〜!と 声をかけてくれました。 「座布団持ってきたんだね、プーさんだ、かわいいね〜 (プーさん柄の生地で作ったので)まりなちゃん、いいな〜、 これ、先生がもらっちゃおうかな〜、まりなちゃん、これ 先生にくれる〜?」 先生がまりなの目の高さにまでかがんでからかうように話し掛けてくれると その勢いに圧倒されたのと、ちょこっと恥ずかしいのとで 私の足の陰に隠れつつ、小さな声で「うん、いいよ〜」。 もちろん、これは冗談で、先生が「まりなちゃんのお椅子にちゃんと かけておこうね」というと、うれしそうに「うんっ!」 幼稚園が終わって、お迎えにいくと、真っ先に話してくれたのは 「先生がね、まりなの座布団、おいすにかけてくれたんだよ!」でした。 今週は今日で幼稚園最後。 帰りの車に乗るやいなや、「また○○(幼稚園の名前)幼稚園、来ようね!」 親の都合で毎朝車で40分近くかけて登園させていますが 幼稚園生活はとっても楽しいようでほっとしています。
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