11日日曜日。 一日中外で遊びまわる。 とても寒い日だったので、途中でがたがたと震える場面があったものの、 少し鼻をたらしたぐらいで終わる。 うちに着いた頃には鼻もでない。
12日月曜日。 たまぁぁぁに何かが喉にひっかかったような こほんこほん、という咳をする。 気にならない程度。
13日火曜日。 夜、咳が少し湿り気を帯びてくる。
14日水曜日。 朝、熱の気配はなさそうだったが、朝食を食べながら咳をして少しもどす。 昼、病院へいって熱を測ると38度。 暖かい日で病院へいくまでの車の中の気温がとても高く、 その影響かと先生に言って見ると、 いくら車が暑くても38度まではいきません、と言われる。 抗生剤と炎症止め、たんを押さえる薬、 背中に張って気管を開くシールをだしてもらう。 とにかく水分をよく取らせるように、とのこと。 解熱剤は、基本的に出さないのですがどうされますか、 と聞かれて、いらない、と答えた。 この時点では、まりなの元気のよさを過信して 熱がすぐ下がるもの、と思っていた。 また、まりなままが先日出した熱も、薬を飲んで一晩で下がったので、 簡単に考えすぎていたこともあり。 うちに帰って昼ご飯はあまり食べず。子供用の野菜ジュースを2本飲む。 薬を飲ませるとじき眠そうにしたので、しばらく寝かせる。 夜7時ごろ起こして夕食を食べさせる。 朝・昼とそんなにお腹にいれていなかったので、 食欲がでたのか勢いよく食べる。 が、刺激が強すぎたのか、少し戻してしまう。 薬を飲ませる。熱は38度4分あるものの、元気に遊びまわる。 が、目つきは少しすわっている。 最近、まくらをして寝るようになったので、 アイスノンを嫌がらずにあててくれた。 寝る前に野菜ジュースを2本。 下着の上にパジャマを着せ、布団を2枚かけて寝かせる。 寝ついてから、わきの下のに保冷剤をあて、おでこに冷えぴたをあてる。
15日木曜日。 朝5時、目をさます。野菜ジュースを2本飲む。 熱は38度8分。しばらく寝にくそうにしていたが、 脇にあてていた保冷剤をはずすと眠りについた。 朝10時、起きる。野菜ジュースを1本。 朝食にフレンチトースト。わりと食べる。牛乳を1杯。薬。 元気はあるが熱は高い。 昼、おじやをつくるが、とても嫌がる。 うどん、コロッケ、ミニトマトを用意すると、うどんだけ食べる。 ポカリスエットを薄めたものを飲む。 薬を飲んでしばらく寝た。 夕方起きても熱がさがっていない。39度近く。 さすがに、つらいのではないかと、 前からうちにある解熱剤を使おうか迷う。 小児科は休診日だったので、ホームドクターに電話。 薬については、処方した先生の指示で飲むというのが基本なので なんとも言えないとのこと。 熱を発散させるように、なるべく布団は薄がけに、 動脈の近くを冷やすこと、ということを教わる。 それは重々わかっていたのだけれど、寒いのではないか、 汗をかかせたほうがいいのではないか、と 余計な心配でつい布団をかけすぎていた。 ここで思いきって、布団を薄いの1枚にする。 再びまりなを寝かせたかったが、起きたがるのでそのまま遊ばせる。 テレビを見たがるので見せると、目つきがどよーん。 話しかければぱっと表情が変わるが、気を抜くとだるそう。 ポカリスエットを薄めた水、みかんと水分をたっぷり取らせ、 口当たりがいいからと思ってプリンを食べさせた。 ゴルフに出かけていたまりなぱぱから電話で夜ご飯はうちで食べるとの事。 それをまりなにいうと、「ぱぱとーままとーまりなとーご飯食べるの」 その後、まりなぱぱが遅くなりそうなので先に食べようといくらうながしても 「ぱぱとーままとーまりなとーいっしょ!」といって食べない。 まりなぱぱが帰ってきて、ご飯まだ食べてないの?というので 説明したら、ちょうどそのとき、まりながまりなぱぱに向かって 「パパといっしょ!」 まりなぱぱ、感激のあまり泣く(T^T)クゥー そうはいっても、いざテーブルにつくと何も食べようとしないまりな。 まぁ、ちょこちょこいろいろとお腹にいれているのであたりまえか。 ごはんを一口食べて、もういらない、というので薬を飲ませる。 その後、食べる気になったのか、納豆を少し食べる。 熱は38度後半。 眠いのだが眠れないらしく、まりなままのお腹の上にのっかてでないと眠らない。 おろそうとすると、「びっくりした、びっくりした」といいながら 這いあがってくる。 アイスノンをまくらにして寝るようにしむけても嫌がるので お腹の上にのせた状態で、アイスノンをまりなの頭に上からあててやる。 肩のあたりを布団にいれないようにして、なるべく冷えるようにする。 眠り込んだころにおろしたが、まりなままの体温と布団のあたたかさの 相乗効果(?)で、まりなの体はかなり熱い。 夜中2時半ごろ、野菜ジュースを飲む。 いったん起きるとなかなか寝つけない様子。熱は38度9分。 暑がっていたので、足先を布団から出してやる。 冷えぴたを取り替えようとしたが、泣き叫んでいやがる。 でも、なんとか少しでも冷やしたいと思い、脇に無理やりあてる。 しばらく泣いていたが、気持ちよくなったのか、すっと寝る。 寝るが、たまに、がくっと体がゆれ、まりな自身が「びっくりした」と おどろいて目をあける。 熱が上がっていくときに熱性けいれんが起きると聞いていたので もしかしてその一種かと思い、心配だったけれど、 以前、解熱剤を使って急激に熱が下がっていったときにも 同じようなことがあったので、なるべくいいほうに考える。 アイスノンをあいかわらず嫌がっていたので、頭の下に置くことはあきらめ、 まりなままがアイスノンを持って、まりなの頭にあててやる。
16日金曜日。 朝、7時。 まりなの頭をさわるとびっしりと汗。体もじんわりと汗をかいている。 もう大丈夫だと思い、熱を測ると36度8分。 まりな、がんばったね。
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今回、覚えたこと。 熱がでたら汗をかかせるようにする、とよくいうけれど、 これは逆で、熱が下がるときに汗がでるのだということ。 布団などなるべく薄めにして、熱を発散させてやったほうがいい。 先日、自分が熱を出したときに、汗をかこうとちょっと着込んでねたら かえって気分が悪くなった。 あの経験があったから、今回、最後にではあったけれど布団を薄くしたり、 足をだしてやったりという行動がとれたと思う。 暑い、寒いすらまだちゃんと訴えることができない子供の様子を察するのは やっぱりむずかしいことだらけだ。。。
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