Akira Jimbo's Diary DiaryINDEX|past|will
旅をしていると色々な事件に出くわしますが、銃撃事件で空港閉鎖という事態に遭遇するとは夢にも思いませんでした。空港手前500メートルの所で車がうんともすんとも動かなくなり、上空を見るとホバリングする取材ヘリコプターが10機ほど、パトカーと消防車と救急車がサイレンを鳴らしながら猛スピードで反対車線を逆走していくという尋常ではない状況。近くのホテルのロビーのスタバの店員に何が起きたのかと聴くと、警備職員が銃撃されて犯人がまだターミナル内にいるとの事。これはもう今日は帰れないと覚悟しました。ANA便だったので、サービスデスクに電話すると、便は欠航にはなっておらず、空港閉鎖が解除されたら飛べる準備をしているので待機していて下さいとの指示。路肩に座って1時間ほど待ちましたが、状況が動く気配は全くなく、砂漠の太陽はじりじりと肌を焼きます。日焼けなどする年齢はとっくに過ぎているので、あきらめてホテルの駐車場わきの芝生に移動し、寝転んで風にそよぐパームツリーと、どこまでも青いカリフォルニアの空を眺めていました。そして6時間経過。ようやく空港閉鎖が解除されると、みんなぞろぞろと車道を歩いてターミナルへ向かいます。ターミナル内は大混乱。人ごみをかき分けかき分けカウンターにたどり着くと、既に搭乗15分前。込み合うセキュリティーチェックを抜け、ゲートにたどり着くと搭乗が始まっていました。座席について間もなく出発。乗り遅れた方も結構いたのではないかと思います。間に合っただけでラッキーでした。久々に長い日記になりました。今日はこれからアルバムジャケット撮影。行って来まんぐーす。
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