Akira Jimbo's Diary
DiaryINDEXpastwill


2010年11月21日(日) 嵐を呼ぶ男

ピラミッドが本格的に再始動します。今日、曲出しミーティングがありました。僕は突貫でなんと8曲も作ってしまいました。下手な鉄砲も数撃ちゃ方式です。鳥山スタジオには最新のプラグインシンセが多数。(最近はシンセも鍵盤や箱ではなく、パソコンのハードディスクにインストールするタイプが主流)ドラムシンセ、一昔前のドラムマシンとは隔世の感のある素晴らしさです。スタジオでのマイキングのシュミレーションも凄いものがあり、近くで録った音と遠くで録った音のブレンド具合、マイクの向き、位置、ドラムの置いてある部屋の天井の高さ、広さ、壁の材質など、実に細かい事まで調整可能です。入念にプログラムすれば、生身の人間が叩いているのか、そうではないのかを判断するのは、もはや不可能な領域に到達しています。うはー、びっくらこいたー。昔々、80年代初頭に、リンドラムという初代のリズムマシンが登場しました。これからはドラマーいらないね、という言葉が、まことしやかにささやかれたものです。でもそれから早30年、ドラマーはしぶとく生き残っています。こらからもしぶとく生き残って行くでしょう。なんといってもドラマーは嵐を呼ぶ男なのですから。


jimbo |HomePage