Akira Jimbo's Diary
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2009年10月19日(月) 予想だにしなかった出来事

われわれの日常というものはアンチクライマックスの連続であると定義する事も出来ますが、たまに予想だにしなかった出来事が起こる日があります。今日は正にそんな1日でした。朝起きて朝刊を手に取ると、昨日日記に書いたばかりのチロルチョコが、年間9億個を売る全国ブランドに成長したという記事が載っていました。なんというタイミング。嬉しくなってコンビニに寄り、ハロウィン限定と思われるパンプキンプリン味を買って食べました。しかしこれは予想だにしなかったというほど大袈裟なものではありませんね。その後、近所の税務署に証明書をもらいに出かけました。僕の他に来訪者はおらず、すぐ用事が済むかと思ったら意外に時間はかかります。ようやく証明書が出来上がって帰ろうとすると、入れ違いに入って来た来訪者に「神保君?」と声をかけられました。相手の顔には見覚えがなく、ファンの人だとすれば君付けは不自然です。きょとんとしていると、「中1のクラスで一緒だった**です」あー、**君!そういわれれば面影あるねー!B組だったよね、3年A組のクラス会が再来週にあるんだけど、海外でいけないだよー。昔の仲間には最近会ってるー?しかしよくわかったねー!といった感じで一気に盛り上がってしまいました。**君とは高2の時も一緒のクラスでしたが、それ以降はたまにキャンパスで見かける程度で、卒業後30年近く、一度も顔を合わせる事はなかったのです。あまり人も訪れない平日の午前中の税務署の窓口での再会、天文学的確率である事は言うまでもありません。午前中で既に今日は特別な日だなと感じていたのですが、これはまだほんのイントロダクションに過ぎませんでした。本番は午後にやって来たのです。
 バナナスタジオに来訪者があるので、1時過ぎに最寄り駅まで車で迎えに出たのですが、ピックアップして戻ろうとするとアクセルの具合が突然おかしくなりました。あれれれれと思う間もなく全く動力が車輪に伝わらなくなり、ほどなく止まってしまいました。JAFに通報。30分ほどでレッカー車到着。ワイヤで引っ張って荷台に載せ、僕は助手席に載せてもらい、大田区の修理工場へ。来訪者には大変申し訳なかったのですが、そのまま帰っていただきました。JAFに加入して20年以上経ちますが、電話したのは初めて。レッカー車に乗ったのも初めて。ドライバーは自動車業界10年の若者。話が弾みました。全く知らない業界なので、根ほり葉ほり聞いてしまいました。変なおじさんだと思われた気がします。工場に到着し、整備担当者に見てもらうと、トランスミッションがいかれてしまっているようだとの事。全取っ替えの場合の値段を聞いて目玉が飛び出ました。全取っ替えではない事を祈るのみです。当然1週間程度の入院が必要との事で、必要書類に記入し、最寄り駅の多摩川線の駅まで歩きます。この商店街、昭和にタイムスリップしたような景観でした。金魚屋発見。熱帯魚店は最近でも目にするものの、金魚屋ってまだあったんですね。なんだか嬉しくなりました。多摩川線にも初めて乗りましたが、のんびりしていていい感じでした。夕方に家に辿り着きました。さんざんな目にあったにもかかわらず、思い返すとなんだか楽しい1日でした。


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