Akira Jimbo's Diary
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2009年09月09日(水) どっどど どどうど

本棚の奥から新潮文庫新編「風の又三郎」が出て来ました。昔よく娘達に読み聞かせていたものです。表題作は小学校の教科書に載っていたので、冒頭の歌はすっかり暗記しています。小さい頃の記憶は鮮明に残っているのです。最近の出来事は忘れ放題ですが。「フランドン農学校の豚」「虔十公園林」など、表題作以外にも深く考えさせられる作品が多数収録されています。読後の無常感が宮沢賢治の真骨頂です。新見南吉も読み聞かせの定番でした。いい話がたくさんありました。また読みたくなって来ました。


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