Akira Jimbo's Diary
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2009年03月24日(火) 米子

午前様になっても朝7時にはバチコン目が覚めてしまうのです。朝食の後、昨日休館日で入れなかった仁風閣を見に行きました。古い洋館って好きなんです。2階に上がる階段を登ると、ぎしっ、ぎしっ、と時を遡るような音がします。フレンチルネッサンス様式を基調とした木造瓦葺の建物。映画「舞姫」の撮影にも使われました。(主演郷ひろみ)2階のバルコニーからの庭園の眺めが素晴らしかったです。ホテルに戻って荷物を積み込み、海岸沿いを西へ100キロほど。米子にやって来ました。米子といえば「くらげ」です。昨年の日記にも書きましたが、学生時代に演奏旅行で米子を訪れ、夜中に海で泳いでくらげに刺されたのです。「ビビビビとーぉ、しびれ米子のーぉ、くらげかなーぁ」と一句詠みました。これも昨年書いた気がします。何度でも同じ事を言うのは年寄りの特権です。会場のベリエに向かう途中、模型店の店頭で、旧緑商会の空想科学プラモ「地底戦車キングモグラ」の復刻版を発見しました。実は昨年発見しているのですが、ということは、まるまる一年間ずっと店頭にならべられているのです。誰にも買ってもらえずに可哀想です。思わず僕が買ってしまいそうになりましたが、まだ旅は始まったばかり。荷物が増えるのはご法度です。旧緑商会(当時はカタカナでミドリだった)の空想科学シリーズは、ギミック(仕掛け)が凝っていて、子供心になかなかやるなーと思っていたのです。キングモグラは先端のドリルが回転し、サーチライトを点灯させながらキャタピラ走行し、背中にマウントされたランチャーからバネ仕掛けでミサイルが発射されるという感じだったと記憶しています。(復刻版はギミック部分が削除されている。購買意欲やや減退)ベリエでのライブ、幅広い年齢層のお客さんで盛り上がりました。中2階にカフェも出来て、ますます充実。米子といえば「くらげ」ではなく「ベリエ」です。


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