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Akira Jimbo's Diary DiaryINDEX|past|will
BBSにメッセージありがとうございました。50回目の誕生日の今日の東京地方は雪が舞いました。50年前の今日も雪が降っていたそうです。(左下SPECIALのボタン参照)昼間に家族でカリフォルニアピザキッチンに行きました。アメリカンな味です。家族で外食するのは久々で、色々な話をしました。社会人1年生の長女はマーケティング関連の会社で働いています。先日その会社の扱う輸入アクセサリーのセール期間に、販売員としてお店に立っていた時の事です。50代のおばさんがショーウインドウを覗いているのが目に入りました。若い人向けの店構えなので入り辛いのかなと思い、外に出ておばさんに近寄り、今セール中なのでよかったら中もご覧になりませんか?と誘いました。おばさんは一瞬困惑した表情を浮かべましたが、気を取り直して店内に入り、あれこれ吟味した上で指輪を手に取り、「これ気に入ったからいただいてくわ。このまま付けていくから包まなくていいわよ」長女はお金を受け取っておばさんを送り出しました。それから数日後、おばさんが再びお店にやって来て、「このあいだのあの子はどこ?私はあの子にお礼をいわなければならないの」といいました。セール期間は終わっていたので長女はいませんでしたが、同僚が話を聞くと、おばさんは長女から指輪を買った日、そのまま友人と飲みに出かけたのだそうです。ひとしきり盛り上がって店を出るとタクシーが止まっていました。おばさんは、「私、くたびれちゃったから、あそこの車に乗って帰るわ」と言ってタクシーに乗り込み、路肩に立った友人に「また今度連絡するから」と言って手を振りました。友人の耳にその言葉は届きませんでした。友人は気を利かせてタクシーのドアを勢い良く閉め、おばさんの伸ばした左手は挟まれて鈍い音を立てました。おばさんは自分の指が砕けたのだと思いました。運転手が驚いてドアを開けると、長女から買ったあの指輪はまっぷたつに割れていたものの、おばさんの指は全く無傷だったのです。
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