Akira Jimbo's Diary
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盛岡から一般道をひた走り、秋田までやって来ました。道中ほとんど爆眠。ところどころ薄目を明けると、萌え立つ緑の山々が。ちゃんと起きて景色を堪能しろと命令するのですが、目を開けている事が出来ません。枝川君の睡眠運転法は本当に効きます。寝不足の皆さんには是非体験していただきたいものです。秋田県内に3店舗を展開する「さすが屋」で昼食。会計時に金券をもらいました。さすが。しかし秋田に次に来るのは来年です。 ホテルにチェックインして、会場入りまで時間があったので近所を散策。旧秋田銀行本店の赤煉瓦の建物が郷土館として一般公開されています。入館料200円を払って入館。明治45年の竣工。贅を尽くした素晴らしい内外装。しっかり作られたものは時代を超えて人の心を打ちます。日本の街並みを見て残念に思うのは、高度経済成長の時代に効率性を基準に作られたものが、時代を超えて生きる力を持てずに、一様に古びてうら寂しい印象を与えている事です。昔、広告業界の人と話していて、「古くなってゴミになるものもあれば、ビンテージとして輝くものもある、人間も同じ」という言葉を聞いたことがあります。効率ばかり考えていると、モノも人も古びてゴミになってしまうのでしょうか。ゴミにならないように頑張って生きたいと思います。 クラブスウィンドルでのライブ、いい感じに盛り上がりました。カシオペアに入って間もない頃、初めてのツアーで秋田に来たことがあります。その時に見て以来というお客さんがいました。28年ぶりという事です。ひやー、びっくらこいた。
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