カラマーゾフの兄弟、恥ずかしながらまだ読了していません。いったいいつまでかかるんだという感じですが、もう下巻の後半なので、読み終えるのは時間の問題です。佳境です。９月のヨーロッパで読み始め、１０月のアフリカ、南アメリカ、トランジットで降りたニューヨークでも少し読んだので北アメリカもでも、そして日本。５大陸、およそ２０カ国を股にかけ、２ヶ月強かかってもうすぐ達成です。これは一生忘れないだろうなー。しかし細かい人間関係まですべて把握するにはあと２回くらい読まないとだめかも。今回は細かいところは途中で諦め、大きな話の流れを味わうスタイルに変えました。訳者あとがきを先に読んだのですが、ドストエフスキー自身、波乱の人生を歩んだ人だったのです。構想では第２部も考えていたとの事。これだけ書いてもまだ書き足りなかったのでしょうか。すさまじき創作力です。

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