秋田を朝８時に出発。そのまま一般道を北上し、途中から高速に乗って青森へ。フェリーの発着所にて鮭いくら丼を食す。超塩辛い。青函連絡船「びなす」号に乗っていざ函館へ。「びなす」とはギリシャ神話の美の女神「ビーナス」から取ったのですが、ひらがな表記だとまるで巨大な漬け物樽のようです。うきうきした気分は最初の１時間ほどで、あとの３時間はデレー、ダラー。４時間は長いです。でも廊下の説明書きなどきちんと読んだので物知りになりました。船の速度をあらわすノットとは、縄の結び目という意味なのだそうです。むかし結び目をつけた綱を船尾から流して船の速さを測定しました。１ノットとは１時間に１海里（１８５２メートル）進む速さをあらわし、１海里とは北極南極を１８０度として、１度分の地表の長さをあらわすのです。つまり地球の円周は１８５２メートル×３６０という事になります。はー。函館でフェリーを下り、一般道を北上。交通標語が次々目に入ります。「お目々ぱっちり僕安心」というのが気に入りました。子供の目線で作ったのが新しいかも。僕も子供の目線で作ってみました。「お目々しょぼしょぼ僕不安」なにしろ時間があるので、なんの役にも立たないろくでもないことを色々考えてしまうのです。道央自動車に乗り、有珠山サービスエリアにて枝川君お奨めのソフトクリームを食す。濃厚なお味。札幌南で降りて「とんでん」にて夕食。ホテルに着いたのは夜の８時半でした。日本は広いです。

jimbo ｜HomePage