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■ 道
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■ 道
今ある時間がいつまでも續く譯では無い。
そんな事は九歳の時には判つてゐて、十一歳に成つた時には深く實感せざるをえなかつた。
親が居て愛する人が居て自分を守る存在と自分が守る存在が居る樣な、そんな時間がいつまでも續く譯では無い。
だからこそ、考へて考へて未來を選ぶ。いや、正確には未來は選べぬ。道を選ぶだけだ。
其の道が今の僕が望むものに辿り着ける道であるのか今の僕には解らぬ。
だけど、どんな道であらうと僕の親と交わる道を歩んでゐる心算だ。たとえ交わつてゐなくとも、無理矢理にでも道を繋げて僕は進むだらう。
そんな事は九歳の時には判つてゐて、十一歳に成つた時には深く實感せざるをえなかつた。
親が居て愛する人が居て自分を守る存在と自分が守る存在が居る樣な、そんな時間がいつまでも續く譯では無い。
だからこそ、考へて考へて未來を選ぶ。いや、正確には未來は選べぬ。道を選ぶだけだ。
其の道が今の僕が望むものに辿り着ける道であるのか今の僕には解らぬ。
だけど、どんな道であらうと僕の親と交わる道を歩んでゐる心算だ。たとえ交わつてゐなくとも、無理矢理にでも道を繋げて僕は進むだらう。
2004年07月17日(土)