フランクリン・プランナーのトライアルキットを買った。 メーカー名はフランクリン・コヴィーだそうだ。 トライアルキットには手帳は入っていなかった。 かわりにポリプロピレンのバインダーが入っていた。 二ヶ月分のリフィルがきちんと綴じられていた。
そして今回の目玉である書籍、 「人生は手帳で変わる」も同梱されていた。
一ページ目の一行目にはこう記されている。 「なんて大げさな!!、と思われるかも知れない。」と。
これは最早タイトルを凌ぐ名言である。 一行目からこれだから読むのが楽しみだ。 パラパラッと目を通した感じでは普通だったが何か見落としたのだろう。
さて困った。リフィルにすぐに書き込みたいのに、 この本を一冊読み終えないと何も書いてはいけない雰囲気だ。 渋々風呂で読むとしようか。
こんな不便なフランクリンではあるが、 池袋東急ハンズ、手帳売り場の赤沢さん(男・仮名)によると、 「ああ売れてるのはフランクリンがよく売れてます。そりゃもう断トツに。」だそうだ。 フランクリンの手帳はどれもこれも1万円以上した。 たっけーと思った。100均でノート5冊パックを買った方が賢いと思った。 しかしそんなことをしていては人生を変えることはできないのだ。
諸賢は、「リフィルだけ買って手帳は他のを使えばいいじゃないか愚図め」 と思われるかも知れない。僕だってもちろんそう考えた。手帳なんてただの飾りだ。 偉い人にはそれがわからんのだ、と。 そして尋ねたのだ。
しかし赤沢さん(男・仮名・眼鏡等)の返答は僕の考えをたやすく否定することに成功した。 とともに、フランクリンが「うまくやってのけた」ことを痛感せしめ、僕はただ感心したのだった。 彼が何と答えたのかはここには記さないことにする。 諸賢ならば既に答えをものにしているか、少なくとも手をかけたところだと思うからだ。(直訳調)
トライアルキットは上記の詰め合わせで1995円だった。 「バインダーで持ち歩いてたら変ですかね?」 と赤沢さん(男・仮名・予算は"3000円"と伝えると"4000円"の手帳をすすめてくれた眼鏡等)に尋ねたところ、 「そーれはーまあ、好みじゃないですか。」と言う。まるで歌うように。 しかし彼の瞳は彼の口とは違う物言いをした。 なるべく近いうちに手帳を買うから許してください。
なぜよりによって仮名が赤沢なのか?難しい質問だ。だが答える用意はできている。
それは昨夜観た「ぺとぺとさん」において赤沢さんの印象が強烈だったから。 眼鏡以外は似ても似つかないが、この苗字が深く心に刻まれて 傷口がぱっくり開きっぱなしなので些細なことでも塩を塗られたようにひりつく。 そして思い出すのだ。「赤沢」。
「うち、エロエロ妖怪やねん」
と言われたら僕は
枕を股に挟んで転げまわるだろう
一通り転がりきったら僕は
それを満月のせいにする
とか考えながら観ていた(嘘)わけだが、赤沢さんにはしてやられた。 まあそんなことはどうでも良い。
話は変わって、徹夜をするともれなく
・眠い ・だるい ・顔色が悪い ・まぶしい ・何もないところでつまづいたりつまずいたりする ・人の話を聴く余裕がなくなる ・声量の調節ができない ・下着(特にパンツ)が臭かったりして下着の必要性を痛感する
一見、モッコスモードといい勝負のろくでもない特典のように思える。
ところが、人の話をじっと聴き、理解することに多大なエネルギーが必要なために、 いざ人の話をちゃんと聴かなくてはならない場面では「一生懸命聴こうとしている」 風に映り好印象かもしれない。
また、声量の調節ができない、というより蚊の鳴くような声しか出ないために、 いざポジティブに話さなければならないとき、腹に力を入れて声を絞り出す必要があるため、 ハキハキと喋る元気な青年に見えるかもしれない。 何がいいのやら。疲れることだけは確かだ。
授業中に 15分寝て起きるとまた必ず寝る。 30分経つと眠気もだいぶ衰えるが物凄く気だるいので寝る。 60分寝るととてもすっきりする。 すっきりしたので板書を写すのもはかどる、が、授業が終わる。 ノートには板書の面影はなく、隅にネコが描かれている。 僕は今年で24歳になる。 不思議だ。
しゃべり場は、金曜の深夜どころか毎日あるな。 主張するのはいいが、根拠が曖昧すぎてお話にならない。 精神論で日本が変わるのだろうか。 しっかり観ている僕は今年で24歳になる。 至って真剣だ。
今日はアクセキ(cf.昨日の日記)のヒットが25を数えている。 こぉんなぁ、こぉとはぁ、今までぇ、なぁかぁった。 こんなことは今までなかった。
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