ブルーカラーの労働日記

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2005年03月31日(木) Uno, dos, tres, quatro

1.自分で播いた種は刈らねばならぬ。
2.刈らなくとも目をやらねばならぬ。
3.人の手に委ねてはならぬ。
4.手に負えぬ種は播いてはならぬ。

適当に4つ並べてみた。
今日消印有効の学会発表要旨を23時52分に出した。
大学院での初仕事なわけだが、さすがに間に合わないかもと思った。
けどなんとかなるもんだ。

なんでもかんでも大事なことでも延ばし延ばしにしてギリギリまで手をつけない。でもなんとか刈り取れてる。実りは少ないが。

大学入試も、大学院入試も、大学の単位も。
単位は収穫が遅かったから卒業が一年延びたけど。
大学入試は3年の夏休みだけ頑張ったら2月まで何もしない。
大学院入試は試験の3日前まで何もしない。
今日出した学会の要旨も10時間前まで何もしない。

これでよいわけがないよなとは思うのだが、この追い込み体質が人生にも当てはまる類のものなら末期は気持ちよく迎えられるのではないかとも思う。
80歳目前でいきなり法王になったりとか。病院の窓から手を振るだけで女性を失神させたい。別に失神はしてないか。

ところでゆうゆう窓口で無事コトをすませた後、帰宅してから映画を観た。
「ダンシング・ヒーロー」っていう。
何で自分はパソ・ド・ブレが踊れないのか。歯がゆい。
阿波弁でいうと「歯がいたらしい」。
軽やかなステップを踏みたい。阿波踊りはどうも違う気がする。
主演の二人が超かっこよかった。
情熱というか熱情というか、魅せるダンスに魅せられた。
でもいっとうかっこよかったのは主人公の父親。ダグ。
若かりし頃のメイクしてヅラかぶってるのもかっこよかった。
でも今のダグのダンスをもっと観たかった。
ダンスから遠ざかっても、人前で踊らなくてもダンスが好きなんだろうなあ、と感じ入った。

仕事ができたり金持ってたり女にもてたり部下に尊敬されたりするおっさんよりも、普段は誰にも相手にされないけどいざという時にぷるぷる震えながらでも真理を叫ぶことができる、というか叫ばないと声が震えて言葉にならない、そんなおじさんの方が自分の理想に近いな。
しっかり根回ししないと法王にはなれないのだろうか。悩むところだ。


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