2004年07月11日(日) |
飛んで火にeel 夏の蒸し |
そうです選挙ですよ。
違いますよ、鰻ですよ。 鰻っていう名前は食欲をそそるけど eelってなんか気持ち悪い感じがしますね。辻元くらいね。 同じものなのに、イメージって怖いですね。
うねうねと固まって虫で作った肉団子をつっついてる活きのいいeelを一匹とらまえてきて、スカッと開いて蒸して焼いたらやっと鰻になる!というような。あ゛あ゛きもちワル。辻元くらい。
そんなわけで鰻が大好物なんですボクは。
でもね、一昨日は2000円しか持ってなかったので大きい鰻を買おうとすると520円の中国産鰻しか選ぶことができなかったの。うぅ。 せめて台湾産が食べたかった。中国産ってなんか臭いよね。さっき食ったんですけどまあそれなりでした。
しかし明日は給料日なのでバイト帰りにまた鰻を買おうと思います。 次の日もその次の日も鰻を買おうと思います。むしろ飼います。 というくらい鰻が好きなのですよ。
実際は3週間に2回くらいですけど。
そんな僕もちっちゃい頃はウナギが嫌いでした。
僕のちっちゃい頃。。。 公園で特撮ヒーローの真似をしてたら女子高生、いや女子中学生かもなー 子供にはその辺の違いがわからなかったもんで。
どちらにせよそんな青い果実が、 まだ果実を実らせる能力すら備わってない蕾だった僕の周りに集まってきて 「かわいぃ〜!!キャー!」と黄色い声をあげていたあの頃…
良かったなぁ〜。ハァー
とまあそれは幼稚園の頃のエピソードなんですが、 実際ウナギが食べられなかったのは小学校2年生までです。 理由は皮がキモかった。これに尽きるでしょう。
小学校2年の頃。。。 給食の時間に雷が鳴ったんです。 そしたら両側の女の子が「キャー!」とか言いながら 僕の両腕にしがみついてきたんです。
そんな漫画みたいな話が…。ハァー
ところがですよ。 当時住んでた大阪の、どっかのホテルのレストランで ウナギ好きの親戚のおばさんと母と三人で御飯を食べたんです。
僕はたぶん肉かなんか頼んだと思います。 で、ウナギ好きの親戚はウナギを。母もウナギを。
それで母が「この子ウナギ食べられへんのよー、美味しいのになぁ。」 と言いましたらおばさんが 「まあちょっと食べてみーや、美味しいで。」と言って突きつけてくるんです。プチ拷問。
でもすぐにおや?とあることに気づきました。 そのウナギは皮がコンガリ、パリッとしてて、美味そうに見えたんです。 それまで見たウナギというのはなんか御飯の湯気で焦げた皮がふやけてて グロテスクこの上ないイメージだったのに。
僕は内弁慶だけど外面は大変良い子でしたから 無下に断ることもできず食べてみたんです。 すると美味いじゃないか!ああ!美味いよなんだこれは!
幼稚園の年長の夏休みまで赤飯が食えなかったんですが、 帰省中に鼻炎で実家の方の国立大学病院に入院させられて、 病院食にももう飽きたっていう頃に母が赤飯を買ってきてくれまして。 もともと病院食なんて子供の口にあってないですしね。 でも赤飯は大嫌いなのに。 かといって病院食もあれだしっていうんで文句言いながら食ってみたら… 美味いじゃないか!っていうのと同じパターンで食わず嫌いだったんです。
ちなみに鼻炎なんですが、夏休み終わったから幼稚園行かなきゃってんで ひとまず紹介状書いてもらって阪大病院に転院したらいきなり 「入院してたの?なんで?通院もしなくていいよ。」 といわれてしまって、それ以来医者不信なんですよ。
実家の方の病院では 「こらぁーぁいかん!手術せないかん!しゅじゅちゅせな大変なことになる!しゅじちのスケジュールが空いてないからひとまず入院しなさい!」 って言われて入院してたんですけど。 あのクソ国立大学病院の耳鼻科長が!ひどいよなー。 女子高生が黙っちゃいないっつーの。
それで鰻なんですけどそれ以来大好きなんです。皮なんて問題じゃない。 赤飯も大好きだったんですけど。 その後、帰省中に親戚のおばさんが毎日のように赤飯作ってくれた、という出来事がありまして。さすがに飽きた。それからはまあ好きかなーという程度に。
なにごとも程ほどがいいというお話ですよ。 あと食わず嫌いは良くないっていう。
しっかし昔はeelみたいにツルツルだった俺も 今は芳醇な油したたる黒くつやつやした鰻に出来上がったというのに… 女子高生寄ってこないなぁ。しがみつかれたりもしないね。 開いてるのより被ってるほうが人気なのかしら。 これはひとつ皮でもコンガリ焦がしてみようかなー。
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