ブルーカラーの労働日記

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2003年10月28日(火) 日記らしい日記

突然、日記らしい日記を書くべきだと思ったのでそうする。
本来日記はこっそり引き出しの奥にしまって鍵をかけて隠すようなものだと思うのでそんな感じにしようかとも思ったけど適度にする。

2003年10月28日水曜日 天気は曇りのち雨

今日は0時から始まった。
0時頃は何をしていたのかわからないので携帯を見てみる。
偶然まーくんとメールしている。
メールで来月の頭の日曜日に遊ぶ約束をしている。
メールで遊ぶのではない。メールで約束したのだ。
メールで遊んでもつまらないだろう。

自分は「九日にしよっか!風呂入りもす」というメールによってやりとりを終わらせている。
でもたしかすぐには風呂には入らなかった。というか入れなかった。
浴槽が空だったからだ。
前述のメールをしてからすぐさま風呂場へ行き湯を張り始めた筈だ。
いつものように、水から湯に変わるまでシャワーで浴槽を流し、
湯にかわったら栓をし、温度を調節して風呂場から出た。
バスタブの掃除なんてろくにしたことがない。

3分強で必要量の湯が溜まるので、それから風呂に入った。
3分強の間自分が何をしていたのか覚えてないが、たぶんテレビをザッピングしていたのだと思う。

風呂では哲学の本を読んだ。
哲学者の書いた本ではなく哲学者について書かれた本だ。
あまり興味をそそられるものではなかったが他に読むものがなかったのだ。

風呂場でオナニーしたい、と思うことがよくあるのだが、ネタがないので困る。本当に困っている。が、今週の金曜に塾の生徒からエロ漫画を借りる予定なので当分はそれで間に合うだろう。
彼曰く、「いとこ同士がエッチするんすよ!」という内容のエロ漫画らしい。期待しているのだが、果たして風呂で読み、なおかつオナニーに使用して無傷で返却できるのか一抹の不安もある。しかしそんなことを気にしているようでは至上の快楽は得られないのである。

予想通り話がそれた。

風呂では本を読みながらアイスを食べた。
みかんが入ったやつだ。近所のセブンイレブンで買ったのだ。
最近そこの店員の「おざき」さんが少し気になる。地味な人だ。
こないだレジで見た時は2回ぐらい流し目された。癖なのだろうか。
今回は流し目されなかった。眠かったのだろうか。
眠いと流し目できないのだろうか。よくわからないがまあ何らかの不都合があったのだろう。

また話がそれた。

風呂から出たら「ええ?もう1時かよ!」と驚いた。
0時過ぎから風呂に入ったことを考えると別に不思議でもなんでもないのだが、バイトしてコンビニに寄って帰宅してメールして風呂から出てみるともう1時半。バイトが終わったのは9時過ぎの筈。でもバイト先を出る時には10時を回っていたからそんなものか。にしても早い、と思ったので驚いた訳だ。驚くのはいいが一人で苦笑したりするのは避けたい。これからは気をつけることにする。

それから何をしたか。
とりあえず無駄にパソコムを起動しっぱなしだったのでそれに向かいあった。先輩に中島美嘉のPVを落とすよう頼まれていたので落としてあったものをRに焼いた。メッセでシソカイに会ったので美嘉タンのPVいるか、と尋ねたらいるというのでシソカイの分も焼いた。

そういえばこないだアツシ君がうちに来て「これも!これも!」とAVを沢山Rに焼いて持って帰ろうとした時エラーが出まくってことごとく焼付けに失敗していたな、と思い「失敗せずに焼けたよ」と報告しておいた。

ところで自分は言うなれば時間音痴なので出来事の前後がよくわからなくなる。理屈によって前後を説明できることなら問題ないのだが、例えば「その時インターネットをしながら何を聴いていたか。」とか「インターネットをしながらテレビでは何を観ていたか。」ということになるとさっぱりだ。
その日聴いた曲とか観た番組は思い出せるし、インターネットをしながら音楽を聴いていたりテレビを観ていたりしていたことも思いだせるのだが、それぞれが結びつかない。たぶん目的意識を持たずに行動しているからだと思う。それが慢性化して危機感を覚えるぐらいになっているわけだがあまり懲りていないのもまた事実だ。

でもたぶん、おそらく、カミーユを聴いていたのだ。ガンダムでもクラシックでもなくて今生きてるフランス人。シソカイにカミーユの曲を転送してみるテストをしたような気がするのでたぶんそうだろう。それからアニメを観た。二時半くらいからか。テッサタン萌え〜と4、5回呟いた筈だ。なぜなら萌えたから。ギャハハと笑うことも4、5回あった。笑い方を擬音語してみた場合、それはたぶん会話している相手によってかわったりする。自分の場合は一人ならギャハハ、友達ならギャハハ、塾の生徒ならギャハハ、親ならギャハハ、ナリさんならウフフだ。別にナリさんに気があるわけではないが、ナリさんが「ウフフって笑うなよギャハハ」と言っていたのでたぶんウフフなのだろう。そんな気がする。先輩に対してはウフフが多い気もする。へッへと笑うこともたまにある。引き笑いはキモいと言われたのでやめた。ウフフもキモいのだが自分ではキモいと思わないので言われても傷つかないしやめない。引き笑いはたしかにキモいので傷つくからやめた。

それからウーロン茶を飲んだ。拓ちゃんにもらったやつだ。まだある。だいぶ前にもらったやつなのに、まだある。夏休みよりもだいぶ前にもらったにも関わらずだ。まあ夏は暑かったし湯を沸かして煮出して冷まして、と面倒なことをする気力もなかったので残っていたのだ。最近は寒いので急須に入れてお湯を注いで飲んでいる。コーヒー、ホットミルク、ウーロン茶は冬には欠かせない。ハチミツも欠かせない。

それで寝ようと思ったのだが、さらにもう一枚のRを焼いた。
今度こそ絶対寝ようとした頃にはもう6時になっていた。
親孝行したいときには親はなし、みたいな感じで。
寝ようとしたときにはもう6時になっていた。
寝た。

変な夢をみた。いつものことだが。
夢がもっと鮮明に記憶に残ってくれれば毎日がもっと楽しくなること請け合いなのだがそうもいかないところが歯がゆくて気持ちいい。あいつには敵わないなぁ、みたいな気分になる。夢は良いライバルだ。目覚めてすぐにメモをとるなり内容を思いだそうと努めて記憶を反芻するなりしておけば何週間かは忘れることもないのだが、バイトに遅刻するといけないからできなかった。とは言え起きたのは15時、バイトは16時20分から。

それまでにもたしか10時と12時に目が覚めた。雨の音が聞こえ、部屋も暗かったので何も考えず寝た。15時に起きたときにもやはり雨が降っていた。

それからまたパソコムを起動した。メールチェックしてからアーキさんのとこの掲示板に書きこんでおいた。寝起きが非常に悪いのでデイヴエドモンズの曲を聴いて気分をロケンローにした。ヘッドフォンをつけて大音量で脳を揺らしたらだいぶ目が冴えた気がした筈だ。

まあそれからバイトに行って帰って来て今に至るわけだが、こんなくだらない退屈な一日を日記に綴るために、その日記に綴られるべき短い一日の多くを費やすことが馬鹿らしいと思われてきたのでそろそろやめる。こんな日記を毎日書くとなると大変な苦痛だ。途中までは少しは楽しいと思えたが、途中から拷問以外の何ものでもなくなってきた。やっぱりオラクルマンには日記は向いていない。


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