城主の日々
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2004年05月05日(水) 化粧道具でわかること。

詳しく書くとどこでこの話が漏れるかわからないので、あえて場所・日時・人を特定しませんが。
あるところに美人さんと個性的な顔立ちの方がいました。
美人さんの方はおとなしそうな方なのですが、時々わたしでもびっくりするくらい爆弾発言をする人で、フォローするのにも困るような人でした。
個性的な顔の方はわたしもびっくりするくらい礼儀正しい人で、こちらが恐縮するくらいの人した。

そのおふたりで化粧道具の見せあいこをしてたのですが、美人さんの方はどれも使い古していて、パフが黒ずんでいて、お世辞にもきれいとは言えません。本人も、わたし化粧に興味がないんです。と言っていました。
かたや個性的な顔立ちの人はいろいろかわいくて新しくて使いやすそうな化粧道具を持っていて、ファンデも2つあり、パーツによって色をわけるとか。しかもきれいに整理してしまってありました。

ここでわたしは人生の縮図をみたような気がしました。

美人さんの方は小さい頃からかわいいかわいいと言われ続けてきて、気を遣うこともあまりなかっただろうし、しかもたぶん自分が何もしなくても美人だってわかってるから、化粧に興味もわかず、性格もストレートにものを言ってしまうのだろうなと。

かたや個性的な顔の人は、ちやほやされることも少ないから、礼儀正しく、話もおもしろく、気も遣うことで今まで生きてきたのではと。しかもちょっとでもよく見せようと化粧品や身の回りにも気を遣っているのではと思いま
す。

見た目が違うから、人の態度も変わる。人の態度も変わるから、性格も変わる。

そんな人間関係を改めて実感した経験でした。
あー怖い怖い。


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