城主の日々
DiaryINDEXpastwill


2004年03月10日(水) いい話のふりしてせつない話。

こんばんは。眠さ限界です。
ちょっとした小話をひとつ。
昨日お客さんのところに届け物をしにいきました。
その届け物は前の日に持っていくはずだったのですが、持って行けず
お客さんは待っていました。
というわけで急いだふりをして届けに行ったところ、夜遅かったので玄関がしまっていました。
それで電話で取りに降りてもらう事になりました。
待つこと一分。はげたおじさんが走って降りてきました。
すいませんでしたーと届け物を渡すとはげたおじさんは
今から会社に帰りますかと言い、帰りますというと

じゃ、これもう一人の担当の人と食べてください

といって飴を2つくれました。

ただでさえこっちが遅れて迷惑かけてるのに飴くれるなんて
なんていいはげたおじさんなんだ!
と久しぶりに感動していい気分になりました。

会社に帰ってあのおじさん飴くれたよーともうひとりの担当の人に言うと
開口一番「なめんなよってこと?」
とひねくれた見解をしました。
わたしが飴くれるなんてめちゃめちゃいい人じゃん!とかばうと

「はげたおじさんが飴にぎりしめて走って持ってきた飴食べたい?」

・・・やっぱいらない・・・

こんなわたしは冷たいやつだとちょっと反省しました。


ほづみ |MAILHomePage

My追加