8時半起床。映画館へ。昼食後、図書館へ。帰宅後、DVD鑑賞。昼寝。ネット。
週末が待ち遠しくもあり、敬遠したくもある。 最近はそうした気分です。
一言で言うと、寂しいのです。 何もすることがない週末ほど、ストレスフルな時間はありません。 しかし、私には友人と呼べる友人が居ないのです。 人と一緒に過ごす時間が、一番大切な時間だとは分かっています。 しかし、そうした人もいないのです。
じゃあ、友人作ればいいじゃないか。 言ってる間に、恋人でも作れよ。
そういう簡単な問題ではありません。 ところで、「友人」とはどんな人ですか? そして、「恋人」とはどんな人ですか?
私は、人間関係に定義を持ち込む風潮に違和感を感じています。 「友人」とか「恋人」とはどんな人であるか?という定義を考えること、まったく無意味です。 相手ある話であり、私が定義したところで相手が同じ定義を持っていなければ、二者間の関係を示す定義として意味が無いからです。
自分が相手のことをどう感じれば「友人」や「恋人」と呼べるのか? 私にはまったく不可解です。
なんとなく漠然と「友人」や「恋人」にあこがれるのは事実です。 しかし、実体の無いものにあこがれることが、逆に寂しさを引き起こすのだと思います。
実体のない「友人」や「恋人」という定義にもてあそばれる人間。 そして、そこから生み出される得体の知れぬ寂しさ。
人間はなんて自己欺瞞的な存在なのでしょう。 全てはイリュージョンなのに。
そんなイリュージョンにだまされ、それに気付く自分がいることがとても苦しいのです。
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