知らんけど

2005年08月28日(日)

8時半起床。映画館へ。昼食後、図書館へ。帰宅後、DVD鑑賞。昼寝。ネット。


週末が待ち遠しくもあり、敬遠したくもある。
最近はそうした気分です。

一言で言うと、寂しいのです。
何もすることがない週末ほど、ストレスフルな時間はありません。
しかし、私には友人と呼べる友人が居ないのです。
人と一緒に過ごす時間が、一番大切な時間だとは分かっています。
しかし、そうした人もいないのです。

じゃあ、友人作ればいいじゃないか。
言ってる間に、恋人でも作れよ。

そういう簡単な問題ではありません。
ところで、「友人」とはどんな人ですか?
そして、「恋人」とはどんな人ですか?

私は、人間関係に定義を持ち込む風潮に違和感を感じています。
「友人」とか「恋人」とはどんな人であるか?という定義を考えること、まったく無意味です。
相手ある話であり、私が定義したところで相手が同じ定義を持っていなければ、二者間の関係を示す定義として意味が無いからです。

自分が相手のことをどう感じれば「友人」や「恋人」と呼べるのか?
私にはまったく不可解です。

なんとなく漠然と「友人」や「恋人」にあこがれるのは事実です。
しかし、実体の無いものにあこがれることが、逆に寂しさを引き起こすのだと思います。

実体のない「友人」や「恋人」という定義にもてあそばれる人間。
そして、そこから生み出される得体の知れぬ寂しさ。

人間はなんて自己欺瞞的な存在なのでしょう。
全てはイリュージョンなのに。

そんなイリュージョンにだまされ、それに気付く自分がいることがとても苦しいのです。


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