知らんけど

2003年03月30日(日) テレビとパソコン

今日は、久しぶりの休みでしたが、雑用を済ませて後はテレビかパソコンかというデジタルな一日でした。デジタルといえば聞えは良いのですが、実際には完全な受身の生活ですからまるで脳細胞は働いていません。こうした受身の状態で休みを過ごすと頭がボーっとしてしまってよくありません。また、テレビやパソコンはずっと同じ画面を見つめてしまうので、目の疲労につながります。

以前から私は物理的な視野と、精神的な視野というのはとても密接に関係しているのではないかと考えています。実際の目で広い視野を持つ人は、気持ちの上でも広い視野を持っているのではないかと考えるのです。都会に暮らしていると、どうも視野が狭いし、眼の先にあるものはすぐ目の前の建物や人になってしまいます。そうした建物や人が少ない場所に行けば、無意識のうちに遠くを見ることになります。近くを見るのと、遠くを見るのでは視野の広がり方が異なるのです。

テレビやパソコンは、まさに目の前に対象物があります。まだ、街の中なら動くもを見たり、ちょっと遠いところにあるものを見たりしますが、テレビ・パソコンは目の前でじっとしています。そして、強い光を放っているものを見つづけることになります。まばたきの数も減るそうですから、いかに目を酷使しているかが分かります。

広い視野とか、狭い視野という視点ではなくても、テレビやパソコンから流れる情報を受身に見ているのは脳には良くないですね。五感を精一杯使った生活を取り戻したと思っています。野球も開幕しましたが、テレビではなくて実際に観戦しにいこうっと。


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