大人味 - 2001年12月08日(土) 夜から、学会(尊っ敬!)のために上京していらしたフミエ姉さんとサイちゃんと 遊ぶ。 今日のテーマは「大人の遊び」の、大人オフ。 数寄屋橋交差点(この場所からして大人)のところで落ち合って、銀座名物のミキ モトツリーを見たり、木村屋であんぱんを買ったり。 「ゆずあん」に過剰反応する3人は大人らしくなかったかもしれないけど、そこは ドンマイ(ムー太郎ふう)。 せっかくクリスマスシーズンの東京に来てくれたから、それっぽいキラキラしたと ころに行くのがいいと思って、3人でお台場に行ってみることに。 銀座から新橋までタクシーに乗って、それからモノレールに乗り換えて。 窓から見える灯りがきれいできれいで、そりゃデートで来るわな〜、と思った。 クリスマスシーズンのお台場には、好きじゃないって最初からわかってたのに、オ クダさんにこっぴどく振られて弱っていたばっかりに付き合ってしまった人とデー トで来たことがあった。 せっかくきれいなのに惜しい、なんて失礼なことを考えていたのを思い出す。 元来夜景などムーディなものに滅法弱い性質なのに、あの時はちっともはしゃいだ 気持ちにならなかったくらい「なんでこんなことに・・・」と自分の浅はかさを呪っ たもんだった。 あれは相手にも自分にも本当に悪いことをしたなぁ、なんてちょっと感傷的な気持ち になったけど、それもすぐに吹っ飛ぶくらいに美しい光景が、駅を降りたらすぐあった! メリディアンのお庭みたいなところ。 交通の便が悪いので、メリディアンで結婚式する人の気持ちがよくわからない、なんて 思っていたんだけど、たしかにこんなにきれいだったら心を奪われてしまっても理解 できる。 光のアーチはもちろん、地面にも電飾が施されていて、お花畑に灯りが咲いている ように見えてとてもきれいなんだもん。 「いいなぁ、こういうとこに来たいな、デートで!」と思う(ま、ムリなんだけどね〜)。 アクアシティのお店をちょっとウロウロしたり、東京タワーを見てキャーキャー言っ たり、女の子の集いならではの楽しくウキウキした感じを存分に楽しむ。 バッタリ行き当たったキャラクターショップではピノコ柄の鏡(最近、会社の席に 置いてた鏡が壊れて困ってたからちょうど良かった)を買えたし、とっても満足。 お台場、全然詳しくないのでご飯はアクアシティの中で食べるべくグルグルまわっ てみたけど、どこもどこもすごい人で降参続き。 結局、できたばっかりでそんなに混んでいなかったうどんすき屋さんに決定して、 これが大正解!! 窓辺の席で、湯気をふけばレインボーブリッジ&東京タワーがバッチリ見えるし、 なんと言ってもうどんすきがおいしい。 おうどんの太さも厚さも見たことないくらいで、しかもコシがあって、いつまでも のびないの(ふしぎ〜)。 余りの感激に、おうどんをリピート注文したくらいおいしかった。 タタミイワシや、エイヒレ(乾物じゃないの初めて食べた)のてんぷらなど、サイ ドメニューも良かったし、一同大満足。 お酒をたしなむことのできるお二人は「ゆずみつサワー」を飲んでいて更に幸せそ うで、よかったにゃー。 幸せなご飯のおかげで、こころも身体もすっかりあったまったから寒さも余り気に ならず、3人で砂浜の方に行ってみる。 人工とわかっていても、見慣れない砂浜を見るとわくわくしてしまう。 特に、夜の浜辺は中原中也の『月夜の浜辺』を思い出し、しんとした気持ちになれ て好き(そしてついボタンが落ちていないかさがす)。 橋も建物も東京タワーも、とってもきれいでまぶしい。 大牟田も好きな街だったけど、こういう時には東京に引っ越して来れてよかったな ぁ、と思う。 一緒に来たのが彼氏じゃなくてごめんね、って感じだったけど、フミエねえさんも 少しはキラキラに酔うことができたかな? ねえさんの宿が日本橋だというので、帰りは一緒に日本橋で降りて見送ってから、 サイちゃんと東京まで歩く。意外と近いんだよね。 このルートは、まさにオクダさんと歩いた道で、もっともっと切ないのかと恐ろし かったけど、そうでもなくって。 もう、「思い出」としてちゃんと消化されているんだなぁ、と思った。 なぜか三越のハロッズでお茶したこと、日本橋の上で必死に失念した人名を思い出 したこと、丸善を見ながら梶井基次郎の『檸檬』について話したこと(どんなふた りだ)、すべてを良く憶えているけど、もう苦しくはなかった。 色々悩んだり落ち込んだりした時間は長かったけど、おかげで私もちょっとは大人 になれたのかなぁ、なんて。 まさに大人味の一日だった。 -
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