暑いのは苦手 - 2001年07月24日(火) 汗ばむ首筋。 レースの日傘。 揺らいで見える踏切。 バスドライバーのメッシュ素材の帽子。 タクシーの屋根に反射する太陽の強い光。 手にしたそばから溶け始めるソフトクリーム。 水をまく早起きの主婦。 惜しげもなくキャミソールで歩く女の子。 ジャケットを脱いで肩に担ぐサラーマン。 目立つところで売られるそうめんやすいか。 むせるような排気熱が吹きだまった道路。 濃い緑をまとった木に黒々と映えるカラス。 誰かに会う度に「今日は暑いね」と口にする。 ガラスを見る度に触れてみたくなる。 飲料の自動販売機がやけに誘惑的に見える。 一瞬の狂騒を運ぶ花火。 電灯の発熱を防ぐためにできるだけ作り出す闇。 タオルケット一枚を抱いてただ横たわるわたし。 なにもしない。 なにもできない。 なにかしたいのに。 街は夏だらけ。 夏のイメージに圧倒される毎日。 夏が総力をあげてわたしをだめにしているように思える、今日この頃です。 -
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