おねがい - 2001年07月07日(土) ジュンコとふたりで、夕方から吉祥寺へ。 月曜日にジュンコが昇格したので、お祝いに多少張り込んでディナーでも、 なんて言いながら。明るい気持ちで街を歩くのが気持ちいい。 まだ余りお腹が空いていなかったので、ジュンコの洋服を見ることに。 団契カードというのを使えばセール価格から更に7%オフと、大変お得なの でマルイへ行く。 4つボタンスーツとライトグレーでVゾーン狭目のスーツが今欲しいもの No.1&2らしいので、その条件に合うものを中心にさがす。 4つボタンの方はあまりヒットするものがなかったんだけど、ライトグレー の方はなかなかいいのがあったので購入。 更に、私が大好きなので「着てみて〜」と何度もおねだりしたのに、今まで は頑として着ようとしなかったタッターソールチェックのシャツ(しかも青 系・・・もう大好き!!)も、ついに「買ってみるか」と言ってお買い上げ。 昇格の威力はバツグンだな。こんなご機嫌なジュンコは珍しい。 買いたいものも買って、すっかり気持ちが高揚した私たちは「何食べよう?」 と大はしゃぎ。 私は井の頭公園に行く途中に行ってみたいレストランがあったから、そこが いいかなぁと思っていたんだけど、ジュンコが「その前に何か香水を買いた い」と言い出したので、まだ開いてるお店は・・・と考えてキムラヤへ。 最近はエゴイスト、アクアディジオ、クールウォーターとかで回していたみ たいだけど、あまりにも暑いのでもっと軽い香りに変えたいらしい。 ジオはスイカみたいで、充分夏っぽいと思うんだけどねぇ。 学生時代、始終女の子でも気が引けるほどあまったるーいアマリージュ なんかを使っていたとは思えない発言!とか言ってからかおうかと思った けど、せっかくの上機嫌に水をさすのも人が悪いかしら、と思い直して やめておいた。 いろいろいろいろ検討して、マットピンクに決定。 確かに優しくて軽い香り。なかなかいいので、わたしもちょっともらおう。 で、仕切り直してディナーについて考えるけど、暑くて長い間歩き回るのは 無理だね(候補のレストランはキムラヤからは遠すぎる)、ということで結 局いつものほき肉屋へ。 ふたりともほき肉が大好きだから、これもまたよし。 今日は多少お祝いムードを演出するために初めてエビを頼んでみたけど、 レモンを絞ってかけたらさっぱりしておいしかった。 食事を終えても22:30くらいだったのでハシゴ。 学生時代にジュンコがよく行ったというショットバーへ。 (私は連れてってもらってないぞ!) カウンター席に着き、ジュンコはバーボンなどを、私はクラブソーダを飲み ながらダラダラと話す。 女性バーテンダーの手際の良さを褒めたり、カクテルの成り立ちを考察 したり。 私がクラブソーダを注文したのは、ローレンスブロックの小説の主人公、 アル中探偵のマット・スカダーがいつも飲んでいるのに触発されたから だ、とか。 いつもなら「だから?」と言われちゃうから絶対に言わないようなこと も話してみると、酔っ払っているからかご機嫌だからか、「うんうん」と 頷きながらきいてくれてうれしい。 最近のわたしたちは、端から見て全然ラブラブビームは発していないと思う けど、でもとても仲良くやっているなぁ、と感じる。 一般に言うところの夫婦のようではないかも知れないけど、信頼し合ってい る友人のように一緒にいる。 そしてそれは、何が起きるわけでもない毎日を穏やかに暮らすにあたって、 ふさわしい在り方であるように私には思えて、とても満足。 単調な毎日が幸せ。 これ以上の幸せなんて、きっと有り得ない。 七夕の物語のように、何かがわたしたちを分つことがありませんように。 (・・・うーん、このオチちょっとぽえ夢過ぎ?) -
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