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前触れ? - 2001年06月19日(火) 朝、会社に行く井の頭線の中で、小さな男の子が隣に座った。 彼は、最初お母さんに抱っこされて大人しく座っていたんだけどだんだんと、 大袈裟に騒ぎこそしないもののひとりで座るとか本を読むとか言っては明らか に退屈し始めた。 私は、昨日遅くまでシークレットライブの申し込み電話をかけていたので大変 眠く、そのやや騒がしい状況下においてもいつしか眠りに落ちてしまったのだ が、その安息は下北沢で奪われた。 なぜならプニプニする何かが、ものすごい勢いで私の腕に押し付けられたから! 一瞬何が起きたのかが理解できず、ギクッとして目が覚めたわけだが、冷静に 見ると「プニー!プニー!」と音がしそうなくらい柔らかい、模範的な子供の ほっぺたが、繰り返し腕に押し付けられている。 特にイヤな感触でもなかったし、その行為を止めるよう子供相手にどう説得 していいかわからなかったので、されるがままにしておいた。 しかし一体、この子はこんなことをして何か楽しいのだろうか? 余りに飽きず繰り返すので、母親に「おかあさ〜ん、何とかして〜」という 視線を向けてみたけど、全く気付かれない。あきらめて、渋谷までの約5分 間、彼の道楽に付き合うことにした。 その子の髪型が岩沢くんと同じだったから(よく考えればほとんどの子供は 岩沢ヘアなんだが)、シークレットライブに向けてのゲンかつぎ、みたいな 気持ちもちょっとあって、まぁいいかな、なんて。 で、結局、夜の発表を聞いてみればライブには思い切り外れていて、今朝の 出来事は当選への伏線でも何でもなかったことが判明。神様の意地悪。 弱なわたしは、結局、♪一体何だったんだ、もうなんか〜♪と名曲『あんた 誰?』の名フレーズをくちずさみつつ、思い切りフテ寝するしかないのだ。 ・・・せつなぁい。 -
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