血も涙もない - 2001年04月16日(月) 奥ちゃんとメッセンジャーで話していて、もう何年も会ってない大学時代の 友達が結婚すると聞く。 でも、全然祝福する気持ちにはなれなかった。 それどころか「あんな人と結婚する人がいるなんて・・・」とまで思った。 (なんて失礼なんだ、私よ!) 友達といっても、ほんとは友達じゃなくって、どちらかといえば真ん中より 「好きじゃない」寄りの女の子が彼女。 一時同じサークルにいて、学部も同じだったから仲良くなりそうなもんだけ ど、どうしても好きにはなれなかった。 「その人にいいことがあった時に心から祝福してあげられるかどうか」が 誰かを好きかどうかの判断材料になる、というようなことをかつて奥ちゃん が言っていたけど、その法則が余りにも見事にあてはまっていて、奥女史の 人生に対する洞察力に感服する。 それにしても、その結婚する子はもう自分の人生と交わることはないだろう と思われるので、別に「ふーん、よかったね」くらいは思ってもよさそうな もんなのに。 いくら好きじゃなかったとはいえ、今となっては何の利害関係もない人の 幸せを好意的に受け止められないなんて。 自分があまりにも陰険で冷淡なのでびっくりして、ちょっと人生をみつめ 直した方がいいんじゃないかしら、と本気で思った。 -
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