33 - 2001年04月14日(土) 11:00頃起きたら、ジュンコは既に宅建のスクーリングに出かけた後で、 ひとりぼっちなのでどうしたものかしばし考える。 何も思いつかなかったのでだらりだらりと、一度見たことがあるNBAのビデオ を見たりしていると、ふと『はいからさんが通る』をもう一度読みたい心地に なってきたので最初から最後まで(さらに番外編までも)じっくり読む。 自分をよく理解してくれる(上に信じられないくらいかっこいい)人と添いとげ た紅緒の幸せぶりに心打たれる。 ・まっすぐに、素直に生きていると必ずよいことが訪れます。 ・自分が正しいと思う道を懸命にすすめばきっと前途は開けます。 ・どんなに分かり合えないと思う人とも、いつかは心を開き合えます。 などが『はいからさん〜』から読み取れる主なメッセージで、私はそれが必ず しも本当ではないと知ってしまっているけど、それでも自分の思う幸せを夢見て 生きることはすばらしいしと感じたし、また、読むと胸に叩き込まれる「圧倒的 永遠不滅の愛」のイメージは、すかしていて素直になれなくて心の狭さ/浅はか さにうんざりしている自分を、今よりもっと上のポジティブな方に押し上げて くれるみたいで、読後はすばらしく清々しさで満たされた。 夕方、ジュンコが「吉祥寺で待ち合わせしない?」と電話してきてくれたので、 着替えて出かける。 着くと彼は明日の分の課題をルノアールでやってる途中だというので、終わるまで 丸井でひとりお洋服を物色。 19:00過ぎ、課題を終えたジュンコとVISARUNOコーナーで合流。 スーツやらYシャツやらを見るけど、特に急いで買う必要もないので流すのみ。 お腹も空いたし、どこかに入ろうと、本屋さんで『Hanako』の「おいしい 吉祥寺」を立ち読みしてたら「牛田屋でいいよね?」と当たり前のようにいつも のほき肉屋へ行くことに対し合意を求められた。 常に同じところだけど、特に異存もないので(ほき肉が大好き!)駅の逆側に あるお店に向かう。 向かう道すがらもし夏にジュンコが昇給したら私のお小遣いを「書籍代」という 名目で月々1万円増やそうか?と提案されたので「あったらわけがわからない うちに使っちゃうから、こっそりためておいて一気にくれない?」と言って みたら「アータはどこまでダメな人なんだっ」と勢い良く呆れられた。 はい、ごもっとも〜。 そう言われて、自分を客観視したら、確かに驚くほどダメ人間だった。あらら。 牛田屋のあと、ポルノとラルクのCDを手に入れたためにうたいたくてしょうが ないらしいジュンコの提案で1時間半くらいうたって帰った。 さて、ところで。 今日は小沢健二さんの33歳のお誕生日です。 当の本人は、もう何年もどこで何をしてる のかよくわからないままだけど、今も私は 彼の音楽を聴いては イライラが解消されたり 気持ちがふわっとしてきたり せつなくて目を閉じたりしています。 小沢くん(といつまでも呼びたい) お誕生日おめでとう! また会える日を楽しみにしています。 ほんとにほんとに、ほんとです。 -
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