猛脈小動物ジュンコ - 2001年03月20日(火) お昼前に起きて、ジュンコを送り出す。 またご出勤でお気の毒な限り。 私は呑気に『生徒諸君!』を泣きながら読み返す。 泣きながらも、登場する人がみんな美男美女でびっくりする。 ガマタ先生でさえ結構かっこいいと思うよ? ・・・と、またもお昼寝してしまったらしく、20:30頃のジュンコの電話が なければ晩ご飯もピンチだったかも! 電話で辛うじて起きたため、鮭としめじのバター焼き、イカのねぎ味噌焼き、チン ゲンサイスープ(大量に買ってしまったので味を微妙に変えながらこのメニューは 毎日登場)、キュウリと生ハムのサラダをつくる。 ジュンコは思いきり平らげながらも、お酒を相当飲んだらしく真っ赤になってすぐ さまベッドに倒れ込んでしまった。家でつぶれる男の本領発揮。 寝る前にスーツは脱いだみたいだけど、シャツとネクタイはそのままだったので 何とか脱がそうとチャレンジ。でも、気持ち悪いのかイヤイヤをするのでネクタイ だけとってあきらめる。 とりあえず私もゴロゴロしたくて並んでベッドに入る。 ジュンコは熟睡してるようなので、起こさないように音をちーいさくしてNBAの ビデオを見ていると、3:00過ぎに急に「ぶぁさっ」と起きあがる気配がする。 見ると、ジュンコが猛烈な勢いで身を起こしたらしい。彼は「動悸が早いちん」 と言った後、いつもどおり「シャーッ」と自ら擬音を発しながら台所に消える。 興味深いので観察していると、最初に「さらっとグレープフルーツ」をかなりの 量飲み干し、その後いつもは私しか飲まないウーロン茶をこれまた大量に摂取。 深くため息をついたかと思うとまたこっちの部屋に戻ってきて、「まぶちい」と ひとことだけ言うと、瞬く間に再度寝てしまった。 朝、私より早く出かけるのでいつも寝ぼけた私を見ては「いきもの」とからかう ジュンコだけど、こんな時はあなたの方がよりふしぎな「いきもの」ちっく! と言ってやりたい。 でも、ものすごい速さで脈を打たせながらもふとんで顔をくるんで眠るこの小動物 には、何を言っても聞こえないらしいのであきらめ、私はまたひとりNBAの試合 に戻ることにした。やれやれ。 -
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