ギャグも思いつかず - 2001年01月24日(水) 夕方、母から会社に電話が入る。下の弟(高1)が高熱のため入院したらしい。 彼は放っておくといつまでも寝ている上のふたりとは違って、じっとしている のが大嫌い(何せ高校もバスケのスポーツ推薦で入ったほどだ)なので、大変 気の毒。かわりに入院してあげたいよ。 仕事がだいたい渋谷・19:20終了で、病院は仙川・面会は20:00までなので今回は お見舞いに行けずに終ってしまうかも。様子がよくわからないから、余計に心配。 思い起こせば今までにも数々の家族が入院する場面に立ちあってきた。 上の弟、ひさしさんが生まれた時。 おかあさんがいないと寝れないと言い張って、毎日産婦人科の個室に泊まりに 行った。今思えば、私のせいで母は個室に入っていたのかも知れない。 ひさしさんが2歳くらいで喘息のため入院した時。 彼が点滴の針を入れる時ものすごく泣くのに耐えられずいつも病室から逃げ出して しまう弱いおねえちゃんだった。 耳が悪かった母が人口鼓膜に取り換えた時。 ちょうどひさしさんの入園式の時期で、彼がさみしそうだったのを覚えてる。 下の弟、むー太郎がバスケで靭帯を切って入院した時。 さすがにむー太郎、病気じゃなくて怪我で入院かと妙に感心したもんだった。 去年、母のもう片方の耳が悪くなって手術した時。 ひさしさんが運転する車に乗って、大きくなった子供たちみんなでよくお見舞い に行った。 普段働かない私も、弟達にご飯を食べさせたり母や彼らの洋服を洗濯したり。 母が常々「娘はうんでおいた方がいい」と言っていたのはこういうことか!と 実感としてわかった。 などなど、振り返ってみれば我が家の人々はほんとによく入院してきた。 入院未経験で見舞う一方なのは父と私だけで、あとの人はみんな2回以上の入院 経験者。いいかげん入院ズレして、毎回「次は誰か入院しても平気かも」と思う けど、やはりその都度心配で、自分の意外に冷めてない面に気付かされる。 私はそのうち子供でも生むことになれば、きっと自動的に入院してしまい、多少 家族をハラハラさせてしまうと思うから、せめて父には生涯入院フリーな人生を 目指して今後とも邁進してもらい隊! ・・・なんてベタ落ちだけど、ほんとに家族が入院するってとても気持ちがすり へることなので、むー太郎よ、早く元気になっておくれ〜。 それでは、未だに(0:30am)仕事から帰ってこないだんなさまが入院したりしな くてすむように、今から栄養あるごはんを作るとします。 -
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